【Fireへの道】1655と1557を買い続ける者が持つべき下げ局面でのマインド【21年10月実績】

資産形成&節約
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みなさん、資産運用は順調でしょうか?僕は年初以来の株高に乗って先月まで絶好調に推移しておりました。そのときの高揚したレポート記事はこちらです。

今年に入ってからあまりに上がり続けるので

ぼく
ぼく

そろそろ下がるんだろうなー

と毎月のように言ってきました。それでも下がらないS&P500の凄さにビビるばかりだったのですが、今月はついにガッツリ下げに転じた模様です。下げに転じたときは実績を見るのもイヤな気分になります。しかしながら、投資の世界の現実を伝えるべく、負けている状況も晒していく所存です。このレポートから何かを感じ取っていただければそれ以上に嬉しいことはありません。

2021年10月3日時点の資産運用実績

というわけで早速実績を見ていきましょう。

  • 総資産:5012万円(-228万円)
  • 損益:1251万円(-248万円)
  • 損益率:33.3%(-6.6%)

今月は久々にがっつり下げ。この記録をつけ始めた昨年末以来、これほどまでに下げたことはありません。数字として直視するとショッキングなものがありますね。6月ごろまで戻した印象です。

長期投資において重要なのは、こうした時に悲観したりビビりすぎたりして狼狽売りしないことです。別名「握力テスト」とも言います。下げ局面はこれからも何回も到来するものです。この程度で動じてはいけません。

下げ局面で見つめ直すべき人間の本質

本日の始値や高値の写真

みなさんは「プロスペクト理論」という言葉をご存知でしょうか?行動経済学の有名な理論で、1979年に提唱された考え方です。

この理論を平たく言うと「人間は利益よりも損失を大きく感じ取ってしまう」というものです。一種の錯覚。例えば100万円の増えるのと100万円失うのは影響として同程度のはずですが、この場合失うことのほうが影響を大きく感じ取ってしまうということです。そう言われると、そんな気がしますよね。

下げ局面では真正面に数字を見つめてはいけません。人間は損失を過大評価するようにできているからです。僕は下げ局面ではいつもこの「プロスペクト理論」を思い出して冷静に努めています。そしてグラフを描いて、影響を定量的かつ客観的に把握するのです。

そもそもプロスペクト理論を知っていれば、損失が出ているときは見ないという手も有効です。損失を見ても過大評価するだけですからね。ただ、これはインデックス等のパッシブファンドを長期保有する戦略だけに言えること。個別株をメインに投資している方は、このプロスペクト理論と向き合って適切に状況判断し損切りすることが重要でしょう。この辺が難しいところなんでしょうね。僕には無理です。

21年9月のトピックス

話を戻して、この一ヶ月に起こったトピックスを振り返ってみましょう。まずはS&P500の値動きから。

今月は一貫して右肩下がりでした。月初からじりじり下げて、9/20や9/28付近でがっつり落ちていますね。ここであった出来事を見てみます。

中国不動産大手「恒大集団」がデフォルト(債務不履行)の危機

何と言っても今月一番のニュースはこれですよね。月初からヤバいと言われ、じりじりと株価を押し下げる不安材料になっていまいました。下落要因の半分くらいはこの件が原因ではないでしょうか。

なんとか今月はお金をかき集めて利払いを乗り切ったようですが、恒大集団の負債総額は33兆4000億円もあるとのこと。その場しのぎをしても無理な金額にしか見えません。問題を先送りせず、早々にケリをつけてほしいものです。市場は中国政府の救済を折りこんでいるのでしょうか?それともデフォルトを想定してるのでしょうか?わかりませんさっさと膿は出し切ってほしいですねぇ。

FRBが11月からテーパリング(資産購入の段階的縮小)を強く示唆

テーパリングとは「量的緩和の段階的な縮小」という意味で、端的に言えば経済の引き締め側に舵を切り始めたということです。アメリカはコロナから力強く回復しており、量的緩和を終えて正常な状態へ戻そうとしています。ほったらかすとバブルになりかねないし、次に経済的な危機がやってきたときに景気刺激策を取れるようにしておかねばならないからです。こうした引き締め策が近々くるとの見方から今月は売りが優勢になったと思われます。

ただ、アメリカは経済刺激策をやりっぱなしではなく、適切な状況を見極めてきっちり引き締めているところが好感を持てます。だからこそS&P500を買うんです。

結論:久々の下げ局面だが悲観することはない

この一ヶ月は下げに転じましたが何も悲観することはありません。今でも年初から20%以上も成長しているんだし、元々の期待値は年間8〜10%もあれば御の字という程度だったはずです。出来すぎだし、これくらい下がった今でもまだ異常に上がりすぎな状況だと言えます。

来月はどうなるかわかりません。今までの上がりっぷりを考えたら、まだ下がってもおかしくないでしょう。ただ、未来はわからないので長期投資家は浮いたお金をせっせと投じるのみです。

おまけ:資産運用おすすめ書籍

僕はほとんど読書をしません。そんな僕でもスラスラ読めちゃう良い本ばかり。どれもいいこと書いてあります。

以下の中にはKindle Unlimited(月々980円 読み放題)のサービスで利用できるものもありますのでチェックしてみてください。Kindle Unlimitedは無料期間もたまにあります、いつかはわからないけど。

僕が一番好きな本。難しい数学的な知識を必要とせず、現代ポートフォリオ理論(≒ランダムウォーク理論)をかじれます。正直な感想を言うと全ての書いてることが興味深かったわけではありません。なので隅々まで読んだわけではないですが、理論のところはとてもわかりやすいのでおすすめです。これ読んでからWikpedia見たらだいぶ理解が進みました。

インデックス投資の名著中の名著です。個人投資家にとっての投資は「ミスった者が負ける」敗者のゲームになった、というのがタイトルの由来。ここで言うミスとは、市場動向に動揺して売買してしまうことを指します。いいからインデックスホールドしとけ、という本。

インデックス投資の父でありVanguard創業者のBogle氏の名著です。僕が最も尊敬する偉人でもあります。その先見性と残された功績には尊敬の念しかありません。内容はインデックス投資のベーシックな内容ですが、後半には債券との組み合わせ論などにも言及されています。全部が全部同意見というわけではありませんが、インデックス投資を志す者であれば必読書とも言ってよいかと。

ランダムウォーク理論(株価の動きはわからないという前提を置く理論)について、歴史を交えて語った本。これも名著と言われています。理論の概念はざっくりとわかるかと。歴史の部分が長くて、そこは読み飛ばしました。

本をほとんど読まない僕が唯一知ってる作家さん、橘玲さんの本。とても読みやすい文章で書かれていて、こんな文が書きたいなといつも思ってます。僕が海外株を中心に買っているのはこの本の考え方に近いです。

この2冊は僕が初めて読んだ投資関連の書籍。当時、個別株で失敗し、偶然思うがままに買い付けた米国株インデックスETFに出会い、それにいい感触をもっていました。その感触を自信に変えてくれた本です。

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