終わってみたらS&P500最強伝説は健在!21年6月時点の資産運用レポート

資産形成&節約
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みなさん、資産運用は順調ですか?僕は知識レベルは素人ですが、資本主義の流れに乗って先月ついに含み益1000万円を達成しました。その様子は以下の記事からご覧ください。

運用方法は素人らしく「米国株インデックス一本」です。結論としては巷でよく言われている投資方法だけど、ここに至るまでに世界株や中国株、インド株を買ったりしてそれなりに失敗も経験しています。僕の投資法や米国株一本に至った過程は以下の記事をご参照ください。

今回は毎月3日に投稿している僕の資産の推移レポートです。先月まですごい勢いで上昇してきましたが、果たして今月の出来はどうだったでしょうか?集計してみることにしましょう。

プチ暴落はあったけど終わってみればプチ上昇?

というわけで早速21年6月3日時点の資産状況をグラフにしてみました。それがこちら。

伸びは緩やかだけど順調に推移してます
  • 総資産4699万円(前月比+80万円)
  • 損益 +1102万円(前月比+65万円)
  • 損益率 +30.6%(前月比+1.6%)

先月からさらに伸びは穏やかになりましたが資産はプラス成長。「Sell in May」という言葉があるように、5月は売りが先行するのが多いと聞きますが、今年はそうでもなかったようです。一喜一憂するのは長期投資家にとって何も意味がないとわかっていても、伸びたらうれしく思いますね。

利益もしれっと1100万円を突破していて大台の次のステップを目指しはじめました。総資産は一般的なFire(早期退職)の目標値である年間消費の25倍(うちの場合 27.3万円 x 12ヶ月 x 25倍 = 8190万円)には到底及びません。ただ、僕は今の資産でも問題なく生きていけそうな気はしています。

下のグラフは現時点の資産推移と「もし給料が0だったら」の資産推移を比較したものです。これを見ると、今のところ給料がなくても総資産は500万円ほど増えていたというのがわかります。まあ、最近の相場が異常に好調なだけ、という説もあるのですが。

21年5月の投資トピックを振り返る

結果的に堅調に推移したように見える5月ですが、値動きはなかなか激しかったように思います。それを振り返っていきましょう。

S&P500 は中盤でプチ暴落を経験

下に5月のS&P500の値動きを示しています。

特筆すべきは5/12にがっつり下がる数%のプチ暴落がありました。何かの本で読んだとおりで、大した額下がっているわけではないのに、値下がり時ほどすごく下がっているように感じます。久しぶりの下げ局面だったので、僕も証券会社のアプリを開くのを止めましたw 精神的によくありません。

しかしながら5/24あたりにはほぼ同じ水準まで戻してきて、結局は5月も下がりませんでした。やっぱりS&P500は最強やね。

1557 の分配金(配当金)が振り込まれました

1557の分配金は忘れたころにやってきます。3月の権利落日ぶんが6/3に振り込まれました。税引き後で9万円ほど

配当金を受けるくらいなら勝手に再投資してほしいとも思っていますが、不労所得は蜜の味です。もらえるとなんだかうれしい気分になります。

本格的にFireを志し、節約を強化しました

なるべく早くFireするためには支出を抑えることは必須です。今月から生活レベルを下げない範囲で節制を強化しています。

毎月のカード引き落としは平均で15万円強だったものを今月は7.6万円にまで圧縮しました。気をつけるだけでかなり支出が減ってびっくりです。

今まで節約はほとんど意識したことがありませんでした。主な消費は外食や、ガジェット。それを購入する前に「ほんとに必要か?」と自問自答する習慣をつけただけ。それでこの節約効果です。

気持ちだけでなんとかなるもんですね。しかも不自由になることはほとんどなかったです。どれだけ散財していたんや、自分。。。

携帯を楽天モバイルにMNPしました

支出削減の一貫で携帯を楽天モバイルに引っ越しました。最近在宅ワークしかしてないので、モバイルデータ通信を使わないんですよ。それなら楽天モバイルにしてタダのほうがいいよね、という考え。

今のところ不満はありません。詳細は以下の記事でも紹介しています。

結論:プチ暴落はいい精神トレーニングになった

今月は下がると読んでいましたが、それも外れ。まだまだ米国株はあがりつづけています。どっかで下がらないと「バブルじゃないか」と不安になるくらい。AIバブルとかありそうですよね。

それでもいつ下がるかは誰にもわからないのです。なので僕は米国株を今日も買い足します。

この長期投資で最も重要なのが「下がったときに狼狽売りしないこと」です。言うのはかんたんですが、今月のプチ暴落相場ですら僕は不安を感じました。もっと早く売っとけばよかった・・・と。

それでも売らずにホールドすれば、いずれ資本主義の波に乗って値上がりします。一時の値動きに動揺してはいけないのです。今回は精神を鍛えるいい練習になりました。

おまけ:資産運用おすすめ書籍

僕が実際に読んで「ほんとうに良い本だなぁ〜」としみじみ感じた名著をご紹介します。どれもめちゃくちゃ良い本ばかり。インデックス投資を始めたての方におすすめです。

以下の中にはKindle Unlimited(月々980円 読み放題)のサービスで利用できるものもありますのでチェックしてみてください。Kindle Unlimitedは無料期間もたまにあります、いつかはわからないけど。

2024年の年初に亡くなられた山崎元さんの遺作。内容は父から息子への手紙をイメージして、資産運用や生き方のアドバイスをおくるというもの(実際に送られた手紙の内容もあります)。涙なしには読み切れない名作でした。投資における主張はいつもの著者のものと全く同じ。ブレないところが山崎さんの良さですね。ぜひ読んでもらいたい一冊。

かつて日本の長者番付で一位になったサラリーマンとして話題になった清原達郎氏の初めての著書。これまでメディアにほとんど出てこなかった氏の赤裸々な体験談が多数載せられています。内容は初心者向けではありませんが、どこにでも溢れているインデックス投資を勧めるだけの本に飽きた方にはとても面白いはず。かく言う私もその一人(笑)純粋な読み物としてとても面白いです。

これは最近複数の視聴者さんに紹介してもらって購入した本です。主張は題名どおり「余剰資金が出たら即刻インデックス投資せよ」というもので、僕も思想とほぼ一致しています。また、前半部分では「節約には限界がある」「収入を増やす努力をしよう」という主張もされていて、その辺も共感できる部分は多いです。とてもいい本だと感じましたので、よかったら手にとってみるとよいかと思います。

これは最近視聴者さんに教えてもらった本です。株式投資や資産運用の考え方を学ぶのに、とても素晴らしい名著だと思いました。著者はインデックス投資にも精通していることが伺える一方で、各個人の資産運用は人としての合理性も考慮すべきと説いてます。株式投資のリターンは「リスク(値動き)の対価」をわかりやすい例も含めて明示してくれていて、投資初心者の方にぜひ読んでみてもらいたい本ですね。

これは僕が最近読んでよかったと思ってる本です。マクロ経済における金利の重要性を懇切丁寧に説明してくれています。金利が経済の基本であることを再認識させられました。初心者でも読みやすいように書かれていて、とくに予備知識は必要ありません。投資タイミングに活かせるかと言えばそこは同意しかねますが、金利による経済の定性的な動きを理解するのはこれで十分と思いました。

米国の著名投資家ハワード・マークス氏の著書で、彼の著書はなんとあのウォーレン・バフェットのお気に入りらしいw バークシャー・ハサウェイの株主総会でこの本を配ったというウワサも残っています。ハワード・マークス氏自体はインデックス投資にも一目を置くアクティブ投資家で、市場平均に勝つのは難しいと認めつつもどうすれば勝てるか?を色々とアドバイスしてくれる本です。

僕が一番好きな本。難しい数学的な知識を必要とせず、現代ポートフォリオ理論(≒ランダムウォーク理論)をかじれます。正直な感想を言うと全ての書いてることが興味深かったわけではありません。なので隅々まで読んだわけではないですが、理論のところはとてもわかりやすいのでおすすめです。これ読んでからWikpedia見たらだいぶ理解が進みました。

上記の本に加えてもう少しファイナンスを詳しく知りたい方向けにおすすめです。CAPMの考え方やそれをもう一歩発展させた3ファクターモデルのことも理解できます。ほかにもプライシング理論やリスク管理などの基礎知識もこれで十分わかるかと。

インデックス投資の名著中の名著です。個人投資家にとっての投資は「ミスった者が負ける」敗者のゲームになった、というのがタイトルの由来。ここで言うミスとは、市場動向に動揺して売買してしまうことを指します。いいからインデックスホールドしとけ、という本。

インデックス投資の父でありVanguard創業者のBogle氏の名著です。僕が最も尊敬する偉人でもあります。その先見性と残された功績には尊敬の念しかありません。内容はインデックス投資のベーシックな内容ですが、後半には債券との組み合わせ論などにも言及されています。全部が全部同意見というわけではありませんが、インデックス投資を志す者であれば必読書とも言ってよいかと。

ランダムウォーク理論(株価の動きはわからないという前提を置く理論)について、歴史を交えて語った本。これも名著と言われています。理論の概念はざっくりとわかるかと。歴史の部分が長くて、そこは読み飛ばしました。

本をほとんど読まない僕が唯一知ってる作家さん、橘玲さんの本。とても読みやすい文章で書かれていて、こんな文が書きたいなといつも思ってます。僕が海外株を中心に買っているのはこの本の考え方に近いです。

この本は僕が初めて読んだ投資関連の書籍。当時、個別株で失敗し、偶然思うがままに買い付けた米国株インデックスETFに出会い、それにいい感触をもっていました。その感触を自信に変えてくれた本です。

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