みなさん、使わないお金を貯金して時間をムダにしていませんか?ぼくは貯金を最小にして財産を全て米国株インデックスに突っ込む「ほったらかし投資法」(自称)を提唱しています。今のところ、目論見どおり順調に増えてきています。
ぼくのメイン資産は 1557 SPDR S&P500 ETF と 1655 BRJ iShares S&P 500 ETF。どちらも米国の日経平均のような指標「S&P500」に連動する金融商品です。これらは一般企業の株式のような感覚で年に数回配当金のようなもの(分配金)がもらえます。
今回は1655から分配金が提供されたので、その話を共有させてください。
1655の分配金は年に2回
直近の1655の銘柄情報はこちらから。分配金は年に2回(2月と8月)で、利回りは1.11%です。注意するのはこの利回りは1年換算だということ。2回分配されるので、1回あたりの利回りは0.55%程度になります。今回もらったのは2月分です。
分配金はメールと封書で届きます。こんな感じの封筒です。
うちは自分と子ども2人 のNISA口座で1655を購入しているので3通届いています。子どもの口座はジュニアNISA。中を見ると・・・
口数以外の情報が隠されていて、何の情報もありません。分配金が支払われたことしかわからない手紙です。この手紙、意味あるんですかね?手紙は送らなくてよいので、運用コスト下げてほしいものです。
実際に振り込まれた額は証券会社からのメールでわかるようになっています。
今回は僕の口座には18596円振り込まれていました。子たちの口座にはそれぞれ4320円ずつ入金がありましたので、合計で27236円の配当金収入でした。年間だと54472円ペース。これだけで生きていくのは到底無理な微々たる金額ですが、とにかく不労所得はうれしいものです。タダというのはうれしいですよね。
ちなみにこのお金は各口座ですぐに再投資し、次のお金を生み出すために活躍してもらってます。
結論:不労所得は蜜の味
この年間54472円の収入のために僕がしたことは1655を買ったことだけ。あとは放置していました。
さらに、今回ご紹介したのは配当収入のみなので、それとは別に株価上昇分(キャピタルゲイン)も得られます。記事執筆時の含み益は3つの口座合わせて96万円。NISAだから税金なしにがっぽりもらえるのもうれしいですね。あくまで含み益なので、利益が確約されているわけではないですが。
すごく簡単な方法でこれだけの不労所得がもらえるのだから、自分で言ってる「ほったらかし投資法」は結構上手に運用できているのではないかと思ってます。すごく簡単なので、この記事を見たみなさんもぜひ実践してみてくださいね。
感想やご意見もお待ちしております。励みになりますので。
追記:1655の信託報酬半額キャンペーンがまた延長されました
おすすめ:資産運用ですごく勉強になる書籍
僕が実際に読んで「ほんとうに良い本だなぁ〜」としみじみ感じた名著をご紹介します。どれもめちゃくちゃ良い本ばかり。インデックス投資を始めたての方におすすめです。
以下の中にはKindle Unlimited(月々980円 読み放題、初めてだと30日無料キャンペーンもある)のサービスで利用できるものもありますのでチェックしてみてください。
この本は僕が初めて読んだ投資関連の書籍。当時、個別株で失敗し、偶然思うがままに買い付けた米国株インデックスETFに出会い、それにいい感触をもっていました。その感触を自信に変えてくれた本です。僕と同じく、初めて投資書籍を読まれる方にはこの本を最初にオススメします。
インデックス投資の名著中の名著です。個人投資家にとっての投資は「ミスった者が負ける」敗者のゲームになった、というのがタイトルの由来。ここで言うミスとは、市場動向に動揺して売買してしまうことを指します。いいからインデックスホールドしとけ、という本。インデックス投資家の教養として読むべき本です。
これは僕が最近読んでよかったと思ってる本です。マクロ経済における金利の重要性を懇切丁寧に説明してくれています。金利が経済の基本であることを再認識させられました。初心者でも読みやすいように書かれていて、とくに予備知識は必要ありません。投資タイミングに活かせるかと言えばそこは同意しかねますが、金利による経済の定性的な動きを理解するのはこれで十分と思いました。
この本はKindle Unlimitedの読み放題サービスで提供されていることが多いです。Kindle Unlimitedは初めてであれば30日無料体験が使えるので、それで読み切ってしまうのもいいかと思います。僕はそうしました。
これは最近複数の視聴者さんに紹介してもらって購入した本です。主張は題名どおり「余剰資金が出たら即刻インデックス投資せよ」というもので、僕も思想とほぼ一致しています。また、前半部分では「節約には限界がある」「収入を増やす努力をしよう」という主張もされていて、その辺も共感できる部分は多いです。とてもいい本だと感じましたので、よかったら手にとってみるとよいかと思います。
これは最近視聴者さんに教えてもらった本です。株式投資や資産運用の考え方を学ぶのに、とても素晴らしい名著だと思いました。著者はインデックス投資にも精通していることが伺える一方で、各個人の資産運用は人としての合理性も考慮すべきと説いてます。株式投資のリターンは「リスク(値動き)の対価」をわかりやすい例も含めて明示してくれていて、投資初心者の方にぜひ読んでみてもらいたい本ですね。
2024年の年初に亡くなられた山崎元さんの遺作。内容は父から息子への手紙をイメージして、資産運用や生き方のアドバイスをおくるというもの(実際に送られた手紙の内容もあります)。涙なしには読み切れない名作でした。投資における主張はいつもの著者のものと全く同じ。ブレないところが山崎さんの良さですね。ぜひ読んでもらいたい一冊。
米国の著名投資家ハワード・マークス氏の著書で、彼の著書はなんとあのウォーレン・バフェットのお気に入りらしいw バークシャー・ハサウェイの株主総会でこの本を配ったというウワサも残っています。ハワード・マークス氏自体はインデックス投資にも一目を置くアクティブ投資家で、市場平均に勝つのは難しいと認めつつもどうすれば勝てるか?を色々とアドバイスしてくれる本です。
僕が一番好きな本。難しい数学的な知識を必要とせず、現代ポートフォリオ理論(≒ランダムウォーク理論)をかじれます。正直な感想を言うと全ての書いてることが興味深かったわけではありません。なので隅々まで読んだわけではないですが、理論のところはとてもわかりやすいのでおすすめです。これ読んでからWikpedia見たらだいぶ理解が進みました。
上記の本に加えてもう少しファイナンスを詳しく知りたい方向けにおすすめです。CAPMの考え方やそれをもう一歩発展させた3ファクターモデルのことも理解できます。ほかにもプライシング理論やリスク管理などの基礎知識もこれで十分わかるかと。
インデックス投資の父でありVanguard創業者のBogle氏の名著です。僕が最も尊敬する偉人でもあります。その先見性と残された功績には尊敬の念しかありません。内容はインデックス投資のベーシックな内容ですが、後半には債券との組み合わせ論などにも言及されています。全部が全部同意見というわけではありませんが、インデックス投資を志す者であれば必読書とも言ってよいかと。
ランダムウォーク理論(株価の動きはわからないという前提を置く理論)について、歴史を交えて語った本。これも名著と言われています。理論の概念はざっくりとわかるかと。歴史の部分が長くて、そこは読み飛ばしました。
本をほとんど読まない僕が唯一知ってる作家さん、橘玲さんの本。とても読みやすい文章で書かれていて、こんな文が書きたいなといつも思ってます。僕が海外株を中心に買っているのはこの本の考え方に近いです。
かつて日本の長者番付で一位になったサラリーマンとして話題になった清原達郎氏の初めての著書。これまでメディアにほとんど出てこなかった氏の赤裸々な体験談が多数載せられています。内容は初心者向けではありませんが、どこにでも溢れているインデックス投資を勧めるだけの本に飽きた方にはとても面白いはず。かく言う私もその一人(笑)純粋な読み物としてとても面白いです。
社会保険料がホットな話題として挙げられることが増えました。本書はその社会保険料の節約として最も有名な「マイクロ法人スキーム」のきっかけになった名著です。いま巷で使われているマイクロ法人という言葉は、この書籍で初めて使われたと言われています。もしマイクロ法人設立に興味があれば、まずは最初のバイブルとして読破しておくべき一冊です。
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