子供のための資金はどうする?うちはジュニアNISAに全力投球、その理由

資産形成&節約
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みなさん、お子様のためにお金は貯めていますか?ぼくは特別何もしてません。

巷にはいろんな金融商品があって、どれもがそれぞれのメリットを訴えていてよくわかりません。そしてよくわからない状況で「安心」という名のもとに資産を失ってる人が多いように思います。ぼくの周辺でも、そんな人がちらほら。。。

今日は、ぼくの子供のための資産についての考え方を語らせてください。

「お子様の将来のため」の金融商品はたいてい将来のためになってない

子供のための金融商品の代表例として「学資保険」があります。以下はあるサイトに掲載されていた学資保険の「メリット」です。

https://www.sonylife.co.jp/gakushi/ より引用

10年かけて1894560円を払いこみ、そこから12年後に2000000円もらえてお得!とアピールしています。10万円も儲かるんです!と。

10万円ももらえるなんて、めっちゃお得じゃん!

と騙されてはいけません!そういう人は完全にカモです。

これ、なんかおかしいと思いませんか?200万円もの大金を22年もかけて利益が10万円ちょっとしかないんですよ?子供のためになるどころか、子どもをダシに親が金を巻き上げられてると言ってもいいくらいです。

実際にすごく簡単な投資(インデックス連動)でどれくらい増えるか

ぼくの場合、特に何も考えず米国株インデックス銘柄を購入してため込んでいます。米国の日経平均みたいなやつに連動するだけの銘柄です。特性上、0になることはまずありません。以前に記事にしています。

とっても初心者向けの投資法ですが、パフォーマンスに優れていて、年間5%~10%程度の成長を100年以上続けています。では、年間5%成長すると仮定して、先ほどのサイトの例で22年間運用すると、どれくらいの利益が出るでしょうか?それを計算したのがこちら。

年間に5%という低めの見積りでも22年後には利益260万円出る計算になります。22年という歳月を甘く見てはいけません。22年の対価が10万円こっきりであるはずがないのです。

学資保険は確実に購入してはいけない金融商品ですね。ゼッタイにダメ!

※保険会社は被保険者のお金を運用して利益260を上げ、10万円を還元してるわけです

子どもの資産のためにはジュニアNISAが一番よい

ジュニアNISAという制度はご存知でしょうか?NISAの子供版です。詳細は他サイトに説明を譲りますが、有価証券の売買で得た利益や配当収入への税金が免除される神制度です。ジュニアNISAの場合はちょっと特殊で、子どもが18歳になるまで引き出せなくなってます。親が使いこめないので、そういう意味では子供のためになると言えそう。

子供一人につき年間80万円まで税金無しで購入できます。これだけ枠があれば十分ですよね。

何も難しいことはなく、運用した成果が儲けにつながるシステムなんでわかりやすくてGOOD。ぼくは2人の子供のために楽天証券でジュニアNISAを運用してます。

結論:一番子供の将来のためになるのは親の金融リテラシー

学資保険を今回は例に出しましたが、似たような商品はこの世にたくさんあふれています。例えば積立式の生命保険なんかもその筆頭。決して騙されてはいけません。親の金融リテラシーこそが子供の将来の資産につながるのです。

おまけ:資産運用おすすめ書籍

僕が実際に読んで「ほんとうに良い本だなぁ〜」としみじみ感じた名著をご紹介します。どれもめちゃくちゃ良い本ばかり。インデックス投資を始めたての方におすすめです。

以下の中にはKindle Unlimited(月々980円 読み放題)のサービスで利用できるものもありますのでチェックしてみてください。Kindle Unlimitedは無料期間もたまにあります、いつかはわからないけど。

2024年の年初に亡くなられた山崎元さんの遺作。内容は父から息子への手紙をイメージして、資産運用や生き方のアドバイスをおくるというもの(実際に送られた手紙の内容もあります)。涙なしには読み切れない名作でした。投資における主張はいつもの著者のものと全く同じ。ブレないところが山崎さんの良さですね。ぜひ読んでもらいたい一冊。

かつて日本の長者番付で一位になったサラリーマンとして話題になった清原達郎氏の初めての著書。これまでメディアにほとんど出てこなかった氏の赤裸々な体験談が多数載せられています。内容は初心者向けではありませんが、どこにでも溢れているインデックス投資を勧めるだけの本に飽きた方にはとても面白いはず。かく言う私もその一人(笑)純粋な読み物としてとても面白いです。

これは最近複数の視聴者さんに紹介してもらって購入した本です。主張は題名どおり「余剰資金が出たら即刻インデックス投資せよ」というもので、僕も思想とほぼ一致しています。また、前半部分では「節約には限界がある」「収入を増やす努力をしよう」という主張もされていて、その辺も共感できる部分は多いです。とてもいい本だと感じましたので、よかったら手にとってみるとよいかと思います。

これは最近視聴者さんに教えてもらった本です。株式投資や資産運用の考え方を学ぶのに、とても素晴らしい名著だと思いました。著者はインデックス投資にも精通していることが伺える一方で、各個人の資産運用は人としての合理性も考慮すべきと説いてます。株式投資のリターンは「リスク(値動き)の対価」をわかりやすい例も含めて明示してくれていて、投資初心者の方にぜひ読んでみてもらいたい本ですね。

これは僕が最近読んでよかったと思ってる本です。マクロ経済における金利の重要性を懇切丁寧に説明してくれています。金利が経済の基本であることを再認識させられました。初心者でも読みやすいように書かれていて、とくに予備知識は必要ありません。投資タイミングに活かせるかと言えばそこは同意しかねますが、金利による経済の定性的な動きを理解するのはこれで十分と思いました。

米国の著名投資家ハワード・マークス氏の著書で、彼の著書はなんとあのウォーレン・バフェットのお気に入りらしいw バークシャー・ハサウェイの株主総会でこの本を配ったというウワサも残っています。ハワード・マークス氏自体はインデックス投資にも一目を置くアクティブ投資家で、市場平均に勝つのは難しいと認めつつもどうすれば勝てるか?を色々とアドバイスしてくれる本です。

僕が一番好きな本。難しい数学的な知識を必要とせず、現代ポートフォリオ理論(≒ランダムウォーク理論)をかじれます。正直な感想を言うと全ての書いてることが興味深かったわけではありません。なので隅々まで読んだわけではないですが、理論のところはとてもわかりやすいのでおすすめです。これ読んでからWikpedia見たらだいぶ理解が進みました。

上記の本に加えてもう少しファイナンスを詳しく知りたい方向けにおすすめです。CAPMの考え方やそれをもう一歩発展させた3ファクターモデルのことも理解できます。ほかにもプライシング理論やリスク管理などの基礎知識もこれで十分わかるかと。

インデックス投資の名著中の名著です。個人投資家にとっての投資は「ミスった者が負ける」敗者のゲームになった、というのがタイトルの由来。ここで言うミスとは、市場動向に動揺して売買してしまうことを指します。いいからインデックスホールドしとけ、という本。

インデックス投資の父でありVanguard創業者のBogle氏の名著です。僕が最も尊敬する偉人でもあります。その先見性と残された功績には尊敬の念しかありません。内容はインデックス投資のベーシックな内容ですが、後半には債券との組み合わせ論などにも言及されています。全部が全部同意見というわけではありませんが、インデックス投資を志す者であれば必読書とも言ってよいかと。

ランダムウォーク理論(株価の動きはわからないという前提を置く理論)について、歴史を交えて語った本。これも名著と言われています。理論の概念はざっくりとわかるかと。歴史の部分が長くて、そこは読み飛ばしました。

本をほとんど読まない僕が唯一知ってる作家さん、橘玲さんの本。とても読みやすい文章で書かれていて、こんな文が書きたいなといつも思ってます。僕が海外株を中心に買っているのはこの本の考え方に近いです。

この本は僕が初めて読んだ投資関連の書籍。当時、個別株で失敗し、偶然思うがままに買い付けた米国株インデックスETFに出会い、それにいい感触をもっていました。その感触を自信に変えてくれた本です。

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