Miele 食洗機が「排水エラー」で停止したのを自力で直した話

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みなさん、食洗機はご家庭にありますか?我が家は家を新築する時の絶対外せないポイントが「フロントオープン型のビルトイン食洗機」でした。フロントオープンの選択肢はほぼ海外製品しかなく、うちではMiele社の食洗機を採用しています。凄く高価(30万円くらい)なのですが、めちゃくちゃ便利で満足度はかなり高いです。それについて書いた記事はこちらをどうぞ。

普段は夜に1回だけ食洗機を回すスタイルで運用しています。どんなにギトギトになった食器でも油を落としてくれるのが凄くいいです。それにザルのような手では洗いにくいものも、難なく洗い上げてくれるのが助かりますね。

そんな大満足なMiele製食洗機なんですが、唯一の懸念は信頼性です。人生で海外製の白物家電なんて買ったことほぼないので、未知数なんですよね。そしてトラブルが起きるとかなり焦ります。なんせ出張修理は来てもらう時点で万円コースとのウワサですので・・・orz

今回は朝起きた時にMiele食洗機の異常を発見したときの話を共有したいと思います。この記事が同じ悩みに直面している方の参考になれば、それ以上にうれしいことはありません。

朝起きたらエラーで止まってるんだけど・・・

いつも朝起きるとMiele食洗機は半開きになっていて、中の食器を乾燥させてくれてます。こんな感じに開くんです。

この隙間から自然乾燥させてくれます。これがなかなかいい

ただ、この日の朝はドアが開いていませんでした。変だな〜と思って食洗機を確認してみると・・・

「Drain」というメッセージとともに途中で止まってるっぽいご様子。我が家は英語表示にしているのでDrainと表示されますが、日本語であれば「排水」と表示されます。つまりは排水エラー。

説明書を確認してみると以下のような対処法の記載があります。

電源を切ってフィルターと排水ポンプ、逆止弁を掃除しろとのことです。なので、いったん電源を切りました。そしてフィルターを掃除します。フィルターの掃除はとてもカンタン。以下の要領で外してください。

次が難関の排水ポンプ、逆止弁掃除です。説明書にはこんな記載があります。

言ってしまえばこれだけなんですが、この逆止弁がクソ固くて取るのが大変です。素手だと手が痛くなります滑り止め機能がついた手袋を用意しておくと凄く楽に取り外せるのでおすすめですよ。

さっそく分解してみよう【汚い写真が出ます!】

本当に掃除するだけで直るのか半信半疑ですが、さっそく分解してみることにします。

フィルターを取った下の様子。白濁した液体が残っています。洗剤で洗ったところで停止したようです。水を少しすくって捨てて、逆止弁を取り外します

手袋があればカンタンに外せます。これが逆止弁(汚い写真ですみません)。サクランボのタネが大量に詰まってますw

初めて逆止弁を外す方は固くて苦戦するかもしれません。まあ手袋があれば難なく外せるでしょう。そしてフィルターと逆止弁を確認してみると、あろうことかサクランボのタネが大量に詰まってるではないですかw そりゃ食洗機くんも悲鳴あげるよね・・・。

そもそもMiele食洗機のフィルターはザル過ぎます。目は細かいんですが構造的に隙間が存在していて、そこからゴミが入りたい放題なんですよね。だからサクランボのタネが詰まる。本来ならフィルターで弾いてほしいところなのに。

これらのゴミを取り除いて、排水ポンプ(逆止弁外した下についてるプロペラ)がなめらかに回ることを確認したら、部品を元に戻します。そして、もう一回食洗機を動かしてみると・・・

無事に全行程を完遂していました!ドアが半開きになってます。よかった〜

結論:Miele食洗機のフィルターは過信するな

トリプルフィルターなどと仰々しい名前がついていますが、こいつはフィルターの役目をほぼ果たしておりません。なので、大きな食べカスを流すと僕のように排水エラーが出て詰まってしまいます。ご注意ください。以下の図の黄色い縁のところが隙間だらけなんですよ。これじゃフィルターの意味ない。

今回はサクランボのタネを誤って食洗機にぶちこんでしまったのが原因でした。これからは十分気をつけようと思います。みなさんもお気をつけくださいませ。

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