YouTubeで再生数と収益を稼ぐには?僕が思う5つのコツ【チャンネル登録10万人記念】

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みなさんの中にもYouTubeやブログなどの副業にチャレンジしている方、けっこういらっしゃるんじゃないでしょうか。中にはしっかり収益に育て上げている人もいれば、なかなか閲覧数や再生数が伸びずに、苦戦続きの方もいらっしゃると思います

僕も同じく金儲けという下心を目的にYouTubeとこのブログを始めたものです。幸いなことに特にYouTubeチャンネルは軌道に乗り、先日(2023年11月末)に10万人を達成することができました。今見たら11万人まで増えてて、ほんとうに見ていただける皆さんに感謝しかありません。ここのところの再生数も好調で、自分のチャンネルページを見ては育ってきた事実に喜んでいます。

アベレージで10万近く回るようになってきました。これは想像もできないくらいのこと

というわけで幸運が重なって今の強力な再生数を確保できるようになったわけですが、もちろんチャンネル運営に関して何も考えていないわけではありません。投資方針は「何も考えない」が信条の僕ですが、YouTubeは違います。何も考えずに漫然とやるだけでは、絶対に再生数は確保できません。僕は僕なりの工夫をこらして、毎回の動画制作にあたっています。

今回は僭越ながら僕が運営するYouTubeチャンネルで再生数を確保するためにどういうところに気を使っているか?を5つお伝えしたいと思います。この記事がこれからYouTubeを始めようとする方、再生数が伸びないと悩んでいる方の参考になれば、これ以上にうれしいことはありません。

ポイント①:曜日や時間を固定して習慣的に動画投稿を続ける

週に2回、決まった時間にアップするようにしています

最も僕が大きいと思ったポイントのひとつがこれです。チャンネル開設当初は不定期に「アップできるだけ数を出そう」と頑張っていました。多い週では3本動画を出すこともあれば、アイデアが浮かばず週に1本出せないこともしばしばだったのです。

この状況で特によくないのが「企画を絞り出す」という行為が「自分の納得感」を言い訳になることでしょう。すなわち、納得いくクオリティじゃないから…ともっともらしい言い訳を盾に動画を出せなくなってしまいます。それがきっかけで動画投稿の継続が崩れていくんですよね。

僕の場合はしばらく続けていくと、週2本くらいが続けていくのに限界くらいだなぁと感じるようになりました。それからやったのが「曜日と時間を決めて必ず動画を出す」ということです。納期を決めてしまえば、いかに企画がクソだったとしても形にしようとする気持ちが湧きますし、動画投稿が途切れることもありません。

それに最も大きい収穫は「自分ではクソ企画と思っていても、動画にしたらめっちゃ再生された」という場合があることです。これは自分が思っている市場ニーズと実際の市場ニーズに差異があることの裏返しとも言える気づきであり、行動したからこそ得られた事実ですから。納得いかなくても期限を決めて市場に反応を問うことはとても重要です。※まあ大抵はクソ企画は思ったとおり再生数されませんw

さらには習慣化していると固定ファンが付いたときにアップ直後に見てくれる人が増えてきます。YouTubenのアルゴリズム的には初動で再生数が伸びる動画はけっこう評価されやすいです。なので、視聴者さん側から見て、アップされる曜日と時間がハッキリしていることは見てもらいやすくなるんですね。こういう再生される仕組みの観点からも動画投稿で曜日や日時を固定するのはオススメです。その代わりに動画投稿が途切れる際は、必ずSNSやコミュニティで動画投稿を止めることを連絡しましょう。

ポイント②:動画1本に手をかけすぎないスタイルを探す

上記はだいたい僕が動画作成にかけている時間です。週2本の動画投稿を1本あたり8 – 9 hr かけて動画制作しています。だいたいこれくらいだとは思いますが、これ以外にも歩きながら企画考えていたり、風呂でパワーポイント資料を妄想したりしてはいるので、実際にはもっとかかってるかな

これを見てもわかるとおり、週にたった1本の動画を作るだけでもこれだけ膨大な時間がかかるのです。なので動画制作にかかる時間は徹底的に生産性を上げなくてはやってられません

上は実際に僕が上げている動画です。これを見てもわかるとおり、僕は「動画編集を徹底的に簡素にする」作戦で生産性を高めています。カットしかしていないし、効果音もひとつも入ってません。テロップ入れも誤まり訂正以外はやりません。それらはすべて動画が伝えたい内容とは関係ないからです。

テレビ的なやり方、凝った編集は上には上がかならずいます。最終的にはテレビと勝負になると勝てるわけがありません。素人が戦えるのはやっぱり等身大コンテンツじゃないかな、そう思って僕はこの簡素なスタイルでいくことにしました。そのため編集にかかる時間は動画の尺からすると他の方よりかなり短いと思います。

③:機械音声を使わない(※使ってる人いたらごめんなさい)

僕の動画は基本的には自分の声でしゃべりを吹き込んでいます。それを一発撮りで撮って、その後で不要な部分をザクザクとカットするスタイルです。上図は編集画面の例で、約2分くらいの部分のタイムラインを映しています。ちょっとびっくりするかもしれませんが、これくらいに細かく不要な部分を取り除いてテンポよく軽快に進むナレーションを実現しているのです。これは結構こだわってる

こういうスタイルを貫き、巷に多い機械音声を使わないのには2つの理由があります。ひとつは前述のとおり生産性です。機械音声を使うためには台本を書く必要があります。正直、そんなものを書いている時間はありません。頭に浮かんだことをしゃべり倒した上でカットした方が圧倒的に生産性は高いです。

ふたつめは「伝わる情報量が圧倒的に地声の方が大きい」ことです。考えてみてください。YouTubeなんて伝えるためには映像と音しかないんですよ。その2大要素の”音”を他者と差別化できないものを使うなんて、最初からハンデを背負っているようなものです。差別化には自分の特徴を全面に出すことが必要でしょう。僕のアバターはその一環(笑)

地声には細かいイントネーション、抑揚の付け方、語尾の言い回しなどで様々な印象を視聴者に与えることができます。これを機械音声でしかも生産性を保ってやることは不可能ですし、そもそもその手段のひとつを捨てるのはもったいない。声バレなどを心配する方がいますが、声だけではまずバレないでしょう。というか他人は自分のことにそこまで関心ないと思ったほうがいいです。

自分の声でしゃべることはプレゼンの練習にもなります。僕もずいぶん上手くなりました(笑)まずは特別な事情が無い限りは機械音声を使うのはオススメしません

④:自分のやりたいことと視聴者が見たいものをすり合わせる

数年前にYouTuberが台頭してきたときに「好きなことで生きていく」という有名なフレーズが流行りました。これはまさしくその通りで、YouTubeの投稿には多大な時間と労力がかかります。僕も自分の趣味としての投資をテーマしてるからこそ続けられているのです。

とは言えここのバランスがとても難しい。自分の好きなことばかりをテーマにすると、やがて再生数が伸びなくなります。それは視聴者が求めているものと自分がやりたいテーマには必ずギャップがあるからです。

僕も初期のころは自分がやりたいテーマを中心にいろいろと視点を変えて動画投稿をしていました。特に数学チックに説明しすぎた回などがありますね(笑)そういうのはいくら自分がやりたいことだからと言って再生されないのです。市場に求められていないから。この部分を理解できず、一方的な押し売りで再生数が伸びてないと思われることが結構あります。

こで必要なのは「自分が変わっていくこと」です。自分の好みややりたいことを少しずつ視聴者のニーズに融合させていきます。その丁度いい塩梅で動画を作ると、やがて再生数はのびていくようになりました。それに気づくためには過去に投稿した動画でどういうものがヒットしているのか?他者のチャンネルでは何がのびているのか?を日々研究することが重要です。

だからと言って自分のポリシーは曲げてはいけません。僕の場合だと「暴落あおりが再生数されるから暴落を煽ろう」ではダメです。曲げてはいけないところ、変わらないといけないところをしっかり線引して、企画を決めていくことが何よりも重要だと思います。

⑤:目先の利益に飛びつかない、長期目線を持つ

何やら投資方針のような話になっていますが、これはYouTubeでも同じことです(笑)YouTubeやブログで一定数の視聴数をとれるようになると、DMなどで誘いがたくさんくるようになります。それに誘惑されないことが僕は重要だと思うのです。

だいたいそういうDMというのは「○○さんのチャンネルで本を紹介してください」とか「当社のアプリを宣伝してください」とか、そういう類のものです。成約1件で○○円など、成果型の報酬になっていることが一般的。これに釣られてはいけません。これこそが投資と同じく、目先にエサをぶら下げられて短期目線に陥る行為です。

YouTube収益というのは1万回くらいの再生数だと大してもらえません。自分ではけっこうヒットしていると思うレベルの再生数なのに、手取りが冴えない時期が続くのです。そうした時期に上記のような勧誘に乗って、自分の大事なコンテンツにクソみたいな宣伝を載せてしまうのでしょう。気持ちはよくわかりますが、これはとてももったいないことだと思います。

別に清廉潔白でなければいけないとか、そういう意味ではありません。単純に金儲けの手段としてもったいないと思うのです。DMをよこす業者や案件供給者は、悪く言えば「あなたのチャンネルを利用したい」と思っている人たちでしょう。その大事に育ててきたチャンネルを安売り/切り売りしてしまっているようなものです。

視聴者の立場になって考えればよくわかるでしょう。内容と関係ない宣伝なんて聞きたいわけがありません。わざわざそういう内容を挿入することで、少なくない視聴者が離脱しているはずです。結局案件やらの他人の宣伝をコンテンツに埋め込むことは、結果的に自分の収益を減らします。そこに気づく必要がありますね。

人生において目先の利益に飛びついていい結果が返ってくることはあまりありません。投資と同じです。あとは美味しい話は自分でつかむものであって、自分にやってくることは基本的にありませんよ。

結論:YouTubeは大変だけど挑戦しがいはある

いろいろと今までの思いを述べようと思って書くと、偉そうなことを言ってしまいました(笑)YouTuberはいつも馬鹿にされたり嘲笑の対象になったりしますが、実際には皆さんいろいろ考えてやってるんだ、というのを知ってほしかったのです。ある程度のヒットしている人は、それなりに創意工夫がある方ばかりだと思います。優秀な方が多いと推察します。

いざ視聴する側になると動画制作の苦労話なんてどこかに行って、厳しい言葉や罵詈雑言を吐かれることも少なくありません。そんな嫌なことがあっても、それ以上に視聴者さんに感謝されたり、コミュニケーションとれることが楽しいんですよね。なので当初の金儲け目的も達成しつつ、やりがいも感じられる。YouTubeはそんな素敵な場所です。

そして常に競争の場でもあります。生き残るためには市場のニーズをいち早くつかみ、そこで共感を得られる内容を投下していかなくてはいけません。結局はビジネスマンと同じです。もしYouTubeで行き詰まっていたら、ぜひ視聴者サイドの気持ちになって考えてみてください。大抵はそこへの寄り添う気持ちが足りず、独りよがりになってる場合が多いと思います(自分も含む)。

おまけ:資産運用おすすめ書籍

僕が実際に読んで「ほんとうに良い本だなぁ〜」としみじみ感じた名著をご紹介します。どれもめちゃくちゃ良い本ばかり。インデックス投資を始めたての方におすすめです。

以下の中にはKindle Unlimited(月々980円 読み放題)のサービスで利用できるものもありますのでチェックしてみてください。Kindle Unlimitedは無料期間もたまにあります、いつかはわからないけど。

2024年の年初に亡くなられた山崎元さんの遺作。内容は父から息子への手紙をイメージして、資産運用や生き方のアドバイスをおくるというもの(実際に送られた手紙の内容もあります)。涙なしには読み切れない名作でした。投資における主張はいつもの著者のものと全く同じ。ブレないところが山崎さんの良さですね。ぜひ読んでもらいたい一冊。

かつて日本の長者番付で一位になったサラリーマンとして話題になった清原達郎氏の初めての著書。これまでメディアにほとんど出てこなかった氏の赤裸々な体験談が多数載せられています。内容は初心者向けではありませんが、どこにでも溢れているインデックス投資を勧めるだけの本に飽きた方にはとても面白いはず。かく言う私もその一人(笑)純粋な読み物としてとても面白いです。

これは最近複数の視聴者さんに紹介してもらって購入した本です。主張は題名どおり「余剰資金が出たら即刻インデックス投資せよ」というもので、僕も思想とほぼ一致しています。また、前半部分では「節約には限界がある」「収入を増やす努力をしよう」という主張もされていて、その辺も共感できる部分は多いです。とてもいい本だと感じましたので、よかったら手にとってみるとよいかと思います。

これは最近視聴者さんに教えてもらった本です。株式投資や資産運用の考え方を学ぶのに、とても素晴らしい名著だと思いました。著者はインデックス投資にも精通していることが伺える一方で、各個人の資産運用は人としての合理性も考慮すべきと説いてます。株式投資のリターンは「リスク(値動き)の対価」をわかりやすい例も含めて明示してくれていて、投資初心者の方にぜひ読んでみてもらいたい本ですね。

これは僕が最近読んでよかったと思ってる本です。マクロ経済における金利の重要性を懇切丁寧に説明してくれています。金利が経済の基本であることを再認識させられました。初心者でも読みやすいように書かれていて、とくに予備知識は必要ありません。投資タイミングに活かせるかと言えばそこは同意しかねますが、金利による経済の定性的な動きを理解するのはこれで十分と思いました。

米国の著名投資家ハワード・マークス氏の著書で、彼の著書はなんとあのウォーレン・バフェットのお気に入りらしいw バークシャー・ハサウェイの株主総会でこの本を配ったというウワサも残っています。ハワード・マークス氏自体はインデックス投資にも一目を置くアクティブ投資家で、市場平均に勝つのは難しいと認めつつもどうすれば勝てるか?を色々とアドバイスしてくれる本です。

僕が一番好きな本。難しい数学的な知識を必要とせず、現代ポートフォリオ理論(≒ランダムウォーク理論)をかじれます。正直な感想を言うと全ての書いてることが興味深かったわけではありません。なので隅々まで読んだわけではないですが、理論のところはとてもわかりやすいのでおすすめです。これ読んでからWikpedia見たらだいぶ理解が進みました。

上記の本に加えてもう少しファイナンスを詳しく知りたい方向けにおすすめです。CAPMの考え方やそれをもう一歩発展させた3ファクターモデルのことも理解できます。ほかにもプライシング理論やリスク管理などの基礎知識もこれで十分わかるかと。

インデックス投資の名著中の名著です。個人投資家にとっての投資は「ミスった者が負ける」敗者のゲームになった、というのがタイトルの由来。ここで言うミスとは、市場動向に動揺して売買してしまうことを指します。いいからインデックスホールドしとけ、という本。

インデックス投資の父でありVanguard創業者のBogle氏の名著です。僕が最も尊敬する偉人でもあります。その先見性と残された功績には尊敬の念しかありません。内容はインデックス投資のベーシックな内容ですが、後半には債券との組み合わせ論などにも言及されています。全部が全部同意見というわけではありませんが、インデックス投資を志す者であれば必読書とも言ってよいかと。

ランダムウォーク理論(株価の動きはわからないという前提を置く理論)について、歴史を交えて語った本。これも名著と言われています。理論の概念はざっくりとわかるかと。歴史の部分が長くて、そこは読み飛ばしました。

本をほとんど読まない僕が唯一知ってる作家さん、橘玲さんの本。とても読みやすい文章で書かれていて、こんな文が書きたいなといつも思ってます。僕が海外株を中心に買っているのはこの本の考え方に近いです。

この本は僕が初めて読んだ投資関連の書籍。当時、個別株で失敗し、偶然思うがままに買い付けた米国株インデックスETFに出会い、それにいい感触をもっていました。その感触を自信に変えてくれた本です。

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