サステナブルエナジーの5月燃料費等調整額が発表!適正価格かを考えてみる

資産形成&節約
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みなさん、電力自由化の恩恵は受けていますか?僕は最近事実上倒産した熊本電力からサステナブルエナジーに引越しをして、まだまだ激安新電力にしがみつこうとしています。

一方で今の資源価格高騰が財政基盤が脆弱な新電力会社を次々となぎ倒している現状があるのです。激安電力であるサステナブルエナジーも例外ではなく、今までの価格ではやっていけないと約款を変更しました。その話はこちらの記事をどうぞ。

つまりは”燃料費等調整額”の上限を撤廃してなんとかこの資源高騰期を乗り切ろうという考えのようです。今回はその注目すべき5月の燃料費等調整額が発表されたので、べらぼうに高くなっていないか?等を考察してみたいと思います。この記事が電力会社を探している方の参考になれば、それ以上にうれしいことはありません。

その前に約款の変更を振り返っておこう

まずは前提としている燃料費等調整額の上限撤廃の内容を確認しておきましょう。公式サイトには以下のような記述があります。

【重要】電気需給約款改定のお知らせ

重要】電気需給約款改定のお知らせ
いつもサステナブルでんきをご利用いただきありがとうございます。
さてこの度弊社では、電気需給約款の内容を見直し、2022年5月1日より、以下の通り改定することといたしましたので、予めお知らせいたします。
1. 変更箇所
・Ⅲ 契約種別および電気料金 13.電気料金の算定方法
・別表第4表
 
2.変更内容
適切な資源価格を反映し、安定的に電力を供給し続けることを目的とし、燃料費等調整額の算定に用いる上限価格を撤廃します本約款変更に伴い、お客様に対応いただくお手続きはございません。
※ 燃料費等調整制度とは、石油、石炭、天然ガスなどの火力発電燃料の価格変動に応じて、毎月自動的に電気料金を調整する制度です。燃料価格が上昇した場合は燃料費等調整額を加算し、燃料価格が低下した場合は燃料費等調整額を差し引き、電気料金を算定します。

〜中略〜

5. 改定後の料金適用
2022年6月分電気料金のお知らせより適用となります。

上記の記述からは約款の改定は22年5月1日からで、電気料金への反映は6月分のお知らせからと解釈していいでしょう。つまりは燃料費等調整額の上限が撤廃されるのは5月からということです。6月分の電気料金は5月に使った分ですからね。

今回はその5月の燃料費等調整額が発表されました。それがこちら

ぱっと見たところべらぼうに高そうではないですが、検証してみることにしましょう。全部は面倒くさいので僕の済んでいる中部電力を例に確認します。

サステナブルエナジーの中部電力エリア(低圧)では 1.61円/kWh です。4人家族なら毎月400kWhくらいでしょうから、640円程度になります。まあエビス電力に比べれば全然良心的w

中部電力の燃料費等調整額はどうなってる?

では対する中部電力の燃料費等調整額を確認してみましょう。この金額が1.61円/kWhを大きく下回っていれば、サステナブルエナジーが採算のためにグッと値上げしたということになります。

中部電力の燃料費等調整額も1.61円/kWhとサステナブルエナジーと全く同じ値になっていました。これはサステナブルエナジーGood Jobですね〜。いったんは助かったようです。

結論:22年6月お知らせ分は中部電力と同じ燃料費調整額だった

サステナブルエナジーに移籍していきなりの約款変更だったのでビビっていましたが、事なきを得ました。

ここから原油価格が上昇すると危ういのですが、どうなるでしょうかね。ウクライナ情勢が落ち着いてくれることを祈るばかりです。ちなみに現在の原油価格チャート(6ヶ月)は以下のとおり。

うーん、順調に右肩上がりに見えますね・・・。

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