S&P500に5147万円投資したらこうなる【23年4月資産推移レポート】

資産形成&節約
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皆さん、最近の資産運用はどんな感じでしょうか?僕は相変わらず、ただ単にインデックスをホールドするだけの人生を送っています。

ここ最近は銀行の連鎖破綻や信用不安が続き、ものすごく暴落煽りが元気になった時期でもありました。けれども、終わってみたら特に大きな下げでも無かったのは皆さんもご存知のとおりです。僕としては今までの経験上、人に煽られて投資方針を変更することがいい結果を生まないのは知っていますし、これからもするつもりはありません。

今回の騒動で売ってしまった方、不安に思ったけど売らなかった方、色んな境遇の方がいらっしゃると思います。それぞれが各自で反省し、次につながる投資スタイルにたどり着くことを祈るばかりです。ということで、僕は自分の反省も含めて自分の資産推移をまとめておこうと思います。この記事がこれから投資を始められる方の参考になればそれ以上にうれしいことはありません。

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23年4月の資産状況

ということで、さっそく資産推移のまとめから見ていきましょう。

  • 総資産:7026万円(前月比 +168万円)
  • 含み益:1879万円(前月比 +121万円)

色々あった月ではありましたが、最終的にはプラスで終わった一ヶ月でした。僕自身、やっぱり相場に飲まれて投資方針を変えるのは得策ではない、というのを再確認した次第です。まずはほっとした方も多いことでしょう。

あとは長らく越えられない壁だった総資産7000万円のカベをついに突破しました!初めて6000万円を突破したのが15ヶ月前ですから、1年以上の足踏みをしていたことになります。6000万円まではスルスルと上がっていってたので、このカベがとても長く感じられました。まずは喜びたいと思います。

一方で含み益に目を向けると、この15ヶ月間はほぼ横ばいで推移しているのがわかりますね。これは資産運用では儲かっていないということです(※分配金リターンはもらってるけど)。近年は投資の腕前よりも入金力を高めることが重要、と自分に課してがんばってきたのが実を結びました。まあ貯金してただけと同じです(笑)

上図は今月の家計収支です。3月は僕の主力銘柄である1557と1655のS&P500 ETFの両方から分配金が振り込まれました。特にインカムゲインを狙った投資はしていませんが、それでも月に20万円ももらえると、ものすごくうれしい気分になりますね。投資やっててよかった!と思う瞬間でもあります。どちらかと言えばアンチ配当金の僕ですら、そう思うくらいですよ。

一方の生活費は今月はけっこうかさみました。というのも原因は明らかで、子供の入学準備に出費があったからです。昨今は国内のインフレもすごくて、学習机やらロフトベッドなどを揃えたらあっと言う間に出費が膨れ上がりました。デスクなんて20〜30%くらい値上がりしてましたよ(泣)

最新のポートフォリオはこんな感じ。金額が大きくなっているので、いつもと代わり映えしない光景になっています。しいて言えば、先月はNASDAQの調子が非常によかったのでレバナスの比率が上がりました

その動向がわかるのがこの損益のグラフです。全体的に上昇している上に、レバナスの上がり方がすごくて含み損がかなり減っています。これが今月の資産額上昇に貢献しました。

上図は先月の購入履歴をまとめたもの。先月で僕の一般NISA枠は使い切りました。給料日の買付からは子供たちのジュニアNISA枠を使うようにしています。それを優先的に埋めるために、カード積立もいったん停止しました。しばらくは停止させます。

結論:終わってみれば上がってた、なんてことはよくある話

先月は銀行不安の印象が非常に強い相場でしたが、終わってみればプラスという不思議なものでした。しかしながら、思い返せばこういったことは過去に何度もあったと感じています。今回も”売りました”という声をポツポツいただきましたが、結局は相場に惑わされて行動することはいいことない、と再確認するばかりです。

この先も景気循環としては”冬入り”に向かうと言われています。景気のサイクルを色濃く反映する長短金利差は、現状の逆イールドから解消に向かう動きが出てきました。これは引締めによってバタバタ倒産する企業が現れたときに出てきやすい動きでして、今後はこの銀行不安のようなことがポツポツ出てくるのでしょう。

そんな時でも買っていける者が最終的には大きな利益を築けたのが、今までの資本主義社会です。これからどうなるかはわかりませんが、僕自身は世界が順調に発展していくことを願いつつ、そちらにお金を賭けていきたいと思います。今月もお金増えるといいなぁ…

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おまけ:資産運用おすすめ書籍

僕が実際に読んで「ほんとうに良い本だなぁ〜」としみじみ感じた名著をご紹介します。どれもめちゃくちゃ良い本ばかり。インデックス投資を始めたての方におすすめです。

以下の中にはKindle Unlimited(月々980円 読み放題)のサービスで利用できるものもありますのでチェックしてみてください。Kindle Unlimitedは無料期間もたまにあります、いつかはわからないけど。

2024年の年初に亡くなられた山崎元さんの遺作。内容は父から息子への手紙をイメージして、資産運用や生き方のアドバイスをおくるというもの(実際に送られた手紙の内容もあります)。涙なしには読み切れない名作でした。投資における主張はいつもの著者のものと全く同じ。ブレないところが山崎さんの良さですね。ぜひ読んでもらいたい一冊。

かつて日本の長者番付で一位になったサラリーマンとして話題になった清原達郎氏の初めての著書。これまでメディアにほとんど出てこなかった氏の赤裸々な体験談が多数載せられています。内容は初心者向けではありませんが、どこにでも溢れているインデックス投資を勧めるだけの本に飽きた方にはとても面白いはず。かく言う私もその一人(笑)純粋な読み物としてとても面白いです。

これは最近複数の視聴者さんに紹介してもらって購入した本です。主張は題名どおり「余剰資金が出たら即刻インデックス投資せよ」というもので、僕も思想とほぼ一致しています。また、前半部分では「節約には限界がある」「収入を増やす努力をしよう」という主張もされていて、その辺も共感できる部分は多いです。とてもいい本だと感じましたので、よかったら手にとってみるとよいかと思います。

これは最近視聴者さんに教えてもらった本です。株式投資や資産運用の考え方を学ぶのに、とても素晴らしい名著だと思いました。著者はインデックス投資にも精通していることが伺える一方で、各個人の資産運用は人としての合理性も考慮すべきと説いてます。株式投資のリターンは「リスク(値動き)の対価」をわかりやすい例も含めて明示してくれていて、投資初心者の方にぜひ読んでみてもらいたい本ですね。

これは僕が最近読んでよかったと思ってる本です。マクロ経済における金利の重要性を懇切丁寧に説明してくれています。金利が経済の基本であることを再認識させられました。初心者でも読みやすいように書かれていて、とくに予備知識は必要ありません。投資タイミングに活かせるかと言えばそこは同意しかねますが、金利による経済の定性的な動きを理解するのはこれで十分と思いました。

米国の著名投資家ハワード・マークス氏の著書で、彼の著書はなんとあのウォーレン・バフェットのお気に入りらしいw バークシャー・ハサウェイの株主総会でこの本を配ったというウワサも残っています。ハワード・マークス氏自体はインデックス投資にも一目を置くアクティブ投資家で、市場平均に勝つのは難しいと認めつつもどうすれば勝てるか?を色々とアドバイスしてくれる本です。

僕が一番好きな本。難しい数学的な知識を必要とせず、現代ポートフォリオ理論(≒ランダムウォーク理論)をかじれます。正直な感想を言うと全ての書いてることが興味深かったわけではありません。なので隅々まで読んだわけではないですが、理論のところはとてもわかりやすいのでおすすめです。これ読んでからWikpedia見たらだいぶ理解が進みました。

上記の本に加えてもう少しファイナンスを詳しく知りたい方向けにおすすめです。CAPMの考え方やそれをもう一歩発展させた3ファクターモデルのことも理解できます。ほかにもプライシング理論やリスク管理などの基礎知識もこれで十分わかるかと。

インデックス投資の名著中の名著です。個人投資家にとっての投資は「ミスった者が負ける」敗者のゲームになった、というのがタイトルの由来。ここで言うミスとは、市場動向に動揺して売買してしまうことを指します。いいからインデックスホールドしとけ、という本。

インデックス投資の父でありVanguard創業者のBogle氏の名著です。僕が最も尊敬する偉人でもあります。その先見性と残された功績には尊敬の念しかありません。内容はインデックス投資のベーシックな内容ですが、後半には債券との組み合わせ論などにも言及されています。全部が全部同意見というわけではありませんが、インデックス投資を志す者であれば必読書とも言ってよいかと。

ランダムウォーク理論(株価の動きはわからないという前提を置く理論)について、歴史を交えて語った本。これも名著と言われています。理論の概念はざっくりとわかるかと。歴史の部分が長くて、そこは読み飛ばしました。

本をほとんど読まない僕が唯一知ってる作家さん、橘玲さんの本。とても読みやすい文章で書かれていて、こんな文が書きたいなといつも思ってます。僕が海外株を中心に買っているのはこの本の考え方に近いです。

この本は僕が初めて読んだ投資関連の書籍。当時、個別株で失敗し、偶然思うがままに買い付けた米国株インデックスETFに出会い、それにいい感触をもっていました。その感触を自信に変えてくれた本です。

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