S&P500を5700万円全力買いして寝てみた【23年9月資産推移まとめ】

資産形成&節約
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みなさん、資産運用の調子はいかがでしょうか?先月23年8月は年初からの株価上昇が一服して、不安に思われた方も多かったようです。僕の元にもそんなメッセージがいくつか届きました。僕自身はまったく何とも思ってません。そもそもそんなに株価動いてないよね。

円安も相まってあまり株価は変動してない

いまいちど思い出してほしいのは「ボラティリティは株式投資の入場料」という考え方です。下がったときの不快感を受け入れたものだけに、市場はリターンをもたらしてくれます。いわゆるリスクプレミアムの考え方ですね。(この概念については以下の本がおすすめ)

ちょっと下がったからと言って自分だけ逃げてタダ飯にありつこうなんてそうは上手くいきません。今回のパターンでも月の中旬で逃げた方が多くいたようです。勿体ないことですよね。

ちなみに株価自体はこの1ヶ月で下落しています。それを支えたのが為替相場です。いつの間にか円安はジリジリ進んできていて145円が当たり前になってきました。日本人としてはボラティリティが下がってうれしい反面、円安は単純には喜べませんよね。iPhone15Proほしいんですが高すぎる見込みに躊躇しています。

ということで今月も資産推移をまとめたので、この場でシェアしていきたいと思います。この記事がこれから米国株投資をする方の参考になればそれ以上にうれしいことはありません。

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結局は無風だった8月

では早速資産推移のまとめから見ていきましょう。結果はこんな感じ。

  • 総資産:9111万円(前月比 +393万円)
  • 含み益:3417万円(前月比 +303万円)

為替の影響も多分にありながらですが、またも最高益を更新していきました。こういう結果を見るたび、投資をやってきてよかったと思います。そして総資産は9000万円の大台を初めて突破していきました。現時点でSideFIREを本気で考え始める基準を1億円に置いているのですが、気持ちの整理がつかないままに資産が増えております。ほんと株式って増える時は急なんですよね。昨年末なんて6000万円台だったのにね。

続いて最新のポートフォリオ。こちらもいつも代わり映えしなくて申し訳ありません。S&P500:NASDAQ100 = 9:1くらい。額が大きくなると、積立投資をしたところで比率はほとんど変わりません。

基本的に株式100%のフルインベストを保つのが今の作戦です。リスク許容の範囲内である限り、この方針は変えません。もし何らかの事情でリスク許容オーバーになったら、その時は現金か債券でリスク調整しようと思います。

上記は各銘柄の損益推移です。今月は主力の1557や1655、1545あたりが牽引したのがよくわかります。一方でレバナス系は微下げで終わりました。まあ結局は為替の影響ということですね。

余談ですがついでにボディメイクの推移はこんな感じ。気にしているのは「細身なのに体脂肪率が高いところ」です。なのでひとまず目標は体脂肪率を下げること。15%くらいを目指して減量から開始しています。

食事は脂質を控えるようにしました。お菓子は食べませんし、揚げ物も基本的には食べていません。これに基本的な筋トレを朝イチにプラスしています。Big3相当+懸垂を1日に1種目ずつって感じのメニュー。カタボリックを防ぐために糖質はバナナで補給してからトレーニングするようにしました。

開始後1ヶ月強ですが、順調に体脂肪率は低下し始めたように見えます。どこかで壁にぶち当たるとは思いますが、インデックス投資で培った継続力でなんとしても目標を達成する意気込みです。

結論:9月は軟調が多いらしいが気にせずBuy&Holdでいく

ここ数年の記憶をたどると9月にはいい思い出がありません。昨年はジャクソンホール会議後に株価は転げ落ちましたし、一昨年は恒大集団がつぶれかけのニュースが出て相場が荒れていました。下のグラフはダウ平均の100年、50年、20年の月間平均リターンを示したものです。どう見ても9月は軟調なことが多いように見えます。

こうした時に長期投資家としてどういう行動をとるか?が大事です。結局この手のアノマリーは100年そこらのデータだけでは試行回数が少なすぎると言われています。私自身も特に信じる必要はないという考えです。

つまりは株価は今月もランダム性が強く動いていくものと考えたほうがいいでしょう。株価の動きはわからない。わからない時はどうするか?「ガタガタ言わずにじっとしていろ」ですよね。

今月もいつもと変わらず淡々とS&P500に入金しつつ、相場に居座ろうと思います!

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おまけ:資産運用おすすめ書籍

僕が実際に読んで「ほんとうに良い本だなぁ〜」としみじみ感じた名著をご紹介します。どれもめちゃくちゃ良い本ばかり。インデックス投資を始めたての方におすすめです。

以下の中にはKindle Unlimited(月々980円 読み放題)のサービスで利用できるものもありますのでチェックしてみてください。Kindle Unlimitedは無料期間もたまにあります、いつかはわからないけど。

2024年の年初に亡くなられた山崎元さんの遺作。内容は父から息子への手紙をイメージして、資産運用や生き方のアドバイスをおくるというもの(実際に送られた手紙の内容もあります)。涙なしには読み切れない名作でした。投資における主張はいつもの著者のものと全く同じ。ブレないところが山崎さんの良さですね。ぜひ読んでもらいたい一冊。

かつて日本の長者番付で一位になったサラリーマンとして話題になった清原達郎氏の初めての著書。これまでメディアにほとんど出てこなかった氏の赤裸々な体験談が多数載せられています。内容は初心者向けではありませんが、どこにでも溢れているインデックス投資を勧めるだけの本に飽きた方にはとても面白いはず。かく言う私もその一人(笑)純粋な読み物としてとても面白いです。

これは最近複数の視聴者さんに紹介してもらって購入した本です。主張は題名どおり「余剰資金が出たら即刻インデックス投資せよ」というもので、僕も思想とほぼ一致しています。また、前半部分では「節約には限界がある」「収入を増やす努力をしよう」という主張もされていて、その辺も共感できる部分は多いです。とてもいい本だと感じましたので、よかったら手にとってみるとよいかと思います。

これは最近視聴者さんに教えてもらった本です。株式投資や資産運用の考え方を学ぶのに、とても素晴らしい名著だと思いました。著者はインデックス投資にも精通していることが伺える一方で、各個人の資産運用は人としての合理性も考慮すべきと説いてます。株式投資のリターンは「リスク(値動き)の対価」をわかりやすい例も含めて明示してくれていて、投資初心者の方にぜひ読んでみてもらいたい本ですね。

これは僕が最近読んでよかったと思ってる本です。マクロ経済における金利の重要性を懇切丁寧に説明してくれています。金利が経済の基本であることを再認識させられました。初心者でも読みやすいように書かれていて、とくに予備知識は必要ありません。投資タイミングに活かせるかと言えばそこは同意しかねますが、金利による経済の定性的な動きを理解するのはこれで十分と思いました。

米国の著名投資家ハワード・マークス氏の著書で、彼の著書はなんとあのウォーレン・バフェットのお気に入りらしいw バークシャー・ハサウェイの株主総会でこの本を配ったというウワサも残っています。ハワード・マークス氏自体はインデックス投資にも一目を置くアクティブ投資家で、市場平均に勝つのは難しいと認めつつもどうすれば勝てるか?を色々とアドバイスしてくれる本です。

僕が一番好きな本。難しい数学的な知識を必要とせず、現代ポートフォリオ理論(≒ランダムウォーク理論)をかじれます。正直な感想を言うと全ての書いてることが興味深かったわけではありません。なので隅々まで読んだわけではないですが、理論のところはとてもわかりやすいのでおすすめです。これ読んでからWikpedia見たらだいぶ理解が進みました。

上記の本に加えてもう少しファイナンスを詳しく知りたい方向けにおすすめです。CAPMの考え方やそれをもう一歩発展させた3ファクターモデルのことも理解できます。ほかにもプライシング理論やリスク管理などの基礎知識もこれで十分わかるかと。

インデックス投資の名著中の名著です。個人投資家にとっての投資は「ミスった者が負ける」敗者のゲームになった、というのがタイトルの由来。ここで言うミスとは、市場動向に動揺して売買してしまうことを指します。いいからインデックスホールドしとけ、という本。

インデックス投資の父でありVanguard創業者のBogle氏の名著です。僕が最も尊敬する偉人でもあります。その先見性と残された功績には尊敬の念しかありません。内容はインデックス投資のベーシックな内容ですが、後半には債券との組み合わせ論などにも言及されています。全部が全部同意見というわけではありませんが、インデックス投資を志す者であれば必読書とも言ってよいかと。

ランダムウォーク理論(株価の動きはわからないという前提を置く理論)について、歴史を交えて語った本。これも名著と言われています。理論の概念はざっくりとわかるかと。歴史の部分が長くて、そこは読み飛ばしました。

本をほとんど読まない僕が唯一知ってる作家さん、橘玲さんの本。とても読みやすい文章で書かれていて、こんな文が書きたいなといつも思ってます。僕が海外株を中心に買っているのはこの本の考え方に近いです。

この本は僕が初めて読んだ投資関連の書籍。当時、個別株で失敗し、偶然思うがままに買い付けた米国株インデックスETFに出会い、それにいい感触をもっていました。その感触を自信に変えてくれた本です。

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