米国株に6467万円投資した結果【24年4月資産推移】

資産形成&節約
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みなさん、このところの資産運用はいかがでしょうか?僕はこの上なく順調に増えてきている気がします。きっとほとんど全てのみなさんも同じことでしょう。

上図はこの一ヶ月のS&P500 ETF(円建て)のチャートです。前半でモゴモゴした動きにはなったものの、後半にしっかり上げてフィニッシュしてくれました。終わり上がれば全てよし、ですね。

この結果を見ると俄然資産推移をまとめたくなってきます(笑)。ということで、さっそく今月の資産推移を見ていきましょう。この記事がこれから米国株に投資を始める方の参考になれば、それ以上にうれしいことはありません。

またまた続伸して最高益を更新!

先月末の時点では「ここまで上がったら流石に下がる…」とか「もうそろそろ天井でしょ」みたいな声が漏れ伝わってきてたと思います。実際にこういう相場に乗っている身からしても、下げを覚悟するものです。けれども、そんな心配すら無視して動くのが相場というもの。今月の上昇も思っていなかったものでした。しかも結構上がってる(笑)

ぼくの総資産目標は1億だったわけですが、それを昨年末に達成してから3ヶ月。もう1900万円も上振れしてるのです。それほど強烈に上がったということ。俄然将来の見通しに安心感が出てきますね。

よく言われる4%ルール(株式の実質リターンを4%とするもの)と実際の我が家のFIRE後の家計想定(厳し目)で計算してみました。上のグラフは目標だった1億円と現在の1億1935万円を比較したものです。この3ヶ月分の上昇だけで、かなり見える景色が変わりました。4%の実質リターンと副業収益があればずっと減らない資産が見えてきています。まあもちろん4%ずっと増え続ける保証はどこにもないけどね。

続いてポートフォリオ。いつも通りながら特に変わりばえはありません。ここのところ”その他全米系”に該当する投資信託を買い進んでいるので、1557や1655の比率は下がりっぱなし。

上記は各銘柄の損益推移です。特に今月はハイテクよりもS&P500の方が調子がよかったために、主力の活躍が光ります。最近はハイテクや米国のBigTechに集中投資するようなものが流行っていますが、こういう時ほど分散投資の大切さを思い出していきたいものです。どうしても人間この先も同じ銘柄が上がるように見えてしまいますからね。

今月の家計は分配金に助けられた

上の表は今月の家計収支です。最近は税金払いや会社設立を進めていることもあって収支が暴れています(笑)ご容赦ください。

今月も貯金に励む必要があったので投資額自体は少なめです。とは言え普通にサラリーマンやってただけではできないような投資額を今月も投じました。まあ”投じました”というか分配金再投資しただけなので、投資したとは言わないかもしれないけど。

ここ最近のインフレのおかげで生活費が多いのか少ないのかよくわからなくなっています。この辺はどのように補正していくべきなんでしょうね。昔は生活費20万円くらいで余裕だったのに、ここのところは絶対にムリな水準に思えてきます。まあ子供たちが大きくなって金がかかってるのもあるんでしょうけど。

上のグラフは副業収益の推移です。ここ2ヶ月で苦境が続いてましたが、少しだけ盛り返しました。とは言っても最高値を更新することはできてません。もちろん超えていきたいんですけど、今の自分の再生数くらいで正直なところ限界を感じています。さらに見てもらえるように頑張ってはいきたいですね。

まあ目標値の10万円/月をだいぶ超えているので、ここまできたらタダの趣味(ちがうか)。

結論:伸びすぎて怖いけれど、この先もビッグウェーブに乗る

株式の動きの特徴に「モメンタム」というものがあります。物理で言う慣性の法則のようなもので、いったん一方向に勢いがつくと動きが止まりづらいというものです。

上のグラフは5ヶ月連続続伸をした場合のべS&P500の動きの特徴をまとめてくれています。通常のS&P500の統計値と比べると、5ヶ月連続続伸した場合のほうが上昇する確率が高いようです。これもひとつのモメンタム効果なんでしょうね。

日本人は逆張りが好きな人が多いです。なので「そろそろ下がり始めるだろう…」などといい出す人がけっこういるのですが、市場の特徴は全くの逆。勢いがついたときはなかなか止まらないんですよね。なので普通の場合は波に乗り続けるのが正解になることが多いのでしょう。

ぼくはもちろんこれからも波に乗り続けますし、そのさきがガケであってもそのリスクを受け入れて進んでいきます。そうやって今までのお金も増えてきました。この先も苦しいときはあれども同じ方法で進むだけです。

おまけ:資産運用おすすめ書籍

僕が実際に読んで「ほんとうに良い本だなぁ〜」としみじみ感じた名著をご紹介します。どれもめちゃくちゃ良い本ばかり。インデックス投資を始めたての方におすすめです。

以下の中にはKindle Unlimited(月々980円 読み放題)のサービスで利用できるものもありますのでチェックしてみてください。Kindle Unlimitedは無料期間もたまにあります、いつかはわからないけど。

2024年の年初に亡くなられた山崎元さんの遺作。内容は父から息子への手紙をイメージして、資産運用や生き方のアドバイスをおくるというもの(実際に送られた手紙の内容もあります)。涙なしには読み切れない名作でした。投資における主張はいつもの著者のものと全く同じ。ブレないところが山崎さんの良さですね。ぜひ読んでもらいたい一冊。

かつて日本の長者番付で一位になったサラリーマンとして話題になった清原達郎氏の初めての著書。これまでメディアにほとんど出てこなかった氏の赤裸々な体験談が多数載せられています。内容は初心者向けではありませんが、どこにでも溢れているインデックス投資を勧めるだけの本に飽きた方にはとても面白いはず。かく言う私もその一人(笑)純粋な読み物としてとても面白いです。

これは最近複数の視聴者さんに紹介してもらって購入した本です。主張は題名どおり「余剰資金が出たら即刻インデックス投資せよ」というもので、僕も思想とほぼ一致しています。また、前半部分では「節約には限界がある」「収入を増やす努力をしよう」という主張もされていて、その辺も共感できる部分は多いです。とてもいい本だと感じましたので、よかったら手にとってみるとよいかと思います。

これは最近視聴者さんに教えてもらった本です。株式投資や資産運用の考え方を学ぶのに、とても素晴らしい名著だと思いました。著者はインデックス投資にも精通していることが伺える一方で、各個人の資産運用は人としての合理性も考慮すべきと説いてます。株式投資のリターンは「リスク(値動き)の対価」をわかりやすい例も含めて明示してくれていて、投資初心者の方にぜひ読んでみてもらいたい本ですね。

これは僕が最近読んでよかったと思ってる本です。マクロ経済における金利の重要性を懇切丁寧に説明してくれています。金利が経済の基本であることを再認識させられました。初心者でも読みやすいように書かれていて、とくに予備知識は必要ありません。投資タイミングに活かせるかと言えばそこは同意しかねますが、金利による経済の定性的な動きを理解するのはこれで十分と思いました。

米国の著名投資家ハワード・マークス氏の著書で、彼の著書はなんとあのウォーレン・バフェットのお気に入りらしいw バークシャー・ハサウェイの株主総会でこの本を配ったというウワサも残っています。ハワード・マークス氏自体はインデックス投資にも一目を置くアクティブ投資家で、市場平均に勝つのは難しいと認めつつもどうすれば勝てるか?を色々とアドバイスしてくれる本です。

僕が一番好きな本。難しい数学的な知識を必要とせず、現代ポートフォリオ理論(≒ランダムウォーク理論)をかじれます。正直な感想を言うと全ての書いてることが興味深かったわけではありません。なので隅々まで読んだわけではないですが、理論のところはとてもわかりやすいのでおすすめです。これ読んでからWikpedia見たらだいぶ理解が進みました。

上記の本に加えてもう少しファイナンスを詳しく知りたい方向けにおすすめです。CAPMの考え方やそれをもう一歩発展させた3ファクターモデルのことも理解できます。ほかにもプライシング理論やリスク管理などの基礎知識もこれで十分わかるかと。

インデックス投資の名著中の名著です。個人投資家にとっての投資は「ミスった者が負ける」敗者のゲームになった、というのがタイトルの由来。ここで言うミスとは、市場動向に動揺して売買してしまうことを指します。いいからインデックスホールドしとけ、という本。

インデックス投資の父でありVanguard創業者のBogle氏の名著です。僕が最も尊敬する偉人でもあります。その先見性と残された功績には尊敬の念しかありません。内容はインデックス投資のベーシックな内容ですが、後半には債券との組み合わせ論などにも言及されています。全部が全部同意見というわけではありませんが、インデックス投資を志す者であれば必読書とも言ってよいかと。

ランダムウォーク理論(株価の動きはわからないという前提を置く理論)について、歴史を交えて語った本。これも名著と言われています。理論の概念はざっくりとわかるかと。歴史の部分が長くて、そこは読み飛ばしました。

本をほとんど読まない僕が唯一知ってる作家さん、橘玲さんの本。とても読みやすい文章で書かれていて、こんな文が書きたいなといつも思ってます。僕が海外株を中心に買っているのはこの本の考え方に近いです。

この本は僕が初めて読んだ投資関連の書籍。当時、個別株で失敗し、偶然思うがままに買い付けた米国株インデックスETFに出会い、それにいい感触をもっていました。その感触を自信に変えてくれた本です。

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