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テレワーク用ヘッドセット ANKER PowerConf H700が想像以上に快適だった件

ガジェット
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皆さん、お仕事ではリモート会議をどれくらい使いますか?コロナショック以降、どの業界でもリモート会議があたり前になったことと思います。我が社も例にもれず、もはやリモート会議をやらない日は無いと言っても過言ではありません。

そのリモート会議で最も重要なアイテムが「ヘッドセット」ではないでしょうか?僕は以前から会社から支給された有線ヘッドセットを使っていました。しかし、それが最近「あまり声が聞こえない…」と頻繁に指摘されるようになったのです。リモート会議にとってマイクは非常に重要なのは言うまでもありません。意思疎通が重要ですからね。

「会社の仕事道具を自腹で買うのもなぁ…けどお金出してくれなさそうだし」と色々と悩んだ末に、Bluetoothヘッドセットを買うことにしました。まあ自分もガジェット好きですからねw

そして今回購入したのがこのANKER PowerConf H700というモデル。2023年3月時点での価格は12980円です。なかなか奮発しました。

これを購入して使ってみると、「何でもっと早く買わなかったんだろう!」と思うくらい良い商品だったので、皆さんと共有したいと思います。この記事がリモートワークのヘッドセットを探している方の参考になれば、それ以上にうれしいことはありません。

さっそく開封していこう

と言うわけで、ここからは写真を中心にお伝えしていこうと思います。

信頼のANKERブランド。相変わらずカッコいい
パッケージはグローバル仕様。日本語での記述はほとんどありません
開くとデカイケースが鎮座しています
本体と説明書が入ってます
ケースにはストラップが付いてます。引っ掛けて使う人いるのかな?
本体登場!想像以上にハウジングに高級感があります
ケース中央にはアクセサリが同梱されています
USB-A to USB-Cのケーブル、アダプタ、USB-AのBluetoothアダプタが付属していました
金属感ある光沢がいいですね
イヤーパッドはオンイヤータイプ。フカフカです。これはアームを大きさ最大まで広げた時の写真
側面のロゴもカッコいい
電源スイッチ。こいつを2s長押しで電源ON。5s長押しで電源OFF。ONしたらすぐに接続できます
ミュートボタン。これを押すとミュートできるらしいが、なぜかミュートのアナウンスが流れないので使い道は微妙。
USB-Cで充電。電池もちは良好で、今のところ丸一日は余裕で使えてます

使ってみて思った以上によかったところ/気になるところ

というわけで、まずは想像以上の高級感とフカフカなイヤーパッドには満足しました。一方で仕事で使うものですから、その使いやすさや信頼性が最も重要視される部分です。僕が実際に使ってみて、思った感想をお伝えしたいと思います。

よかったところ①けっこう軽くて疲れない

Bluetoothヘッドセットというのはバッテリーを備えているので一般的には重い印象があります。けれどもこのANKER PowerConf H700は184gに抑えられていて、そこまで重量を感じることはありません。1〜2時間程度の会議であれば、頭が痛くなるこもありませんでした。フカフカのイヤーパッドも相まって、すこぶる快適です。

よかったところ②マイクの位置を左右入れ替えられる

人によってはマイクを右耳側にもってきたり、はたまた左側にもってきたり、好きな方向は各自あるはずと思います。この機種はそんな要望に応えられるように、マイクの位置を左右反転させることが可能です。

左耳にマイクの状態
右耳にマイクの状態

具体的には、このマイクアームの可動域が270°くらい動くようになっています。これにより、自分の好きな側にマイクをもってこれるんですね。デフォルトは右側にマイクのようですが、僕は左側にして使っています。

よかったところ③かゆいところに手が届くアナウンス

ヘッドセットというものは装着している時に本体が見えないのが特徴です。なので、たとえば自分がミュートのまま話してしまったり、バッテリー残量がどうなっているか?などは会議中に本体を見て知ることはできません。

しかし、このヘッドセットはそういうシーンがしっかりと想定されていて、適切なタイミングで状態を知らせてくれるようになっています。例えば、電源ON時にはメロディとともに「Battery is High」などと教えてくれたり、会議中にマイクアームを上げたりイヤーカップを耳から外してミュートにすると「Mic is muted」と知らせてくれるのです。これが地味に便利。

この他にもノイズキャンセリング機能のON/OFFなども知らせてくれます。

よかったところ④ノイズキャンセリングがけっこう強力!

仕事場というものは概してうるさいものです。会社にはいろんな人がいますから、声がべらぼうにでかい人も中にはいるでしょう。それに実験室のようなところから会議に参加すれば、設備の騒音は相当にうるさいものです。そうした時の強力なツールがノイズキャンセリングですよね。僕は今までノイズキャンセリングのヘッドセットを使ったことがありませんでしたが、これが想像以上に快適でした。

音楽体験のノイズキャンセリングより、ヘッドセットの方がノイズキャンセリングを重要視すべき商品だと感じるくらいです。音楽は聞き逃しても大したことはありませんが、ヘッドセットで聞き逃すと相手にも影響を与えますし、円滑なコミュニケーションの邪魔でしかありませんからね。

よかったところ⑤アームマイクを上げるとマイクミュートになる機能が便利

このマイクアームには便利な機能がついていて、アームを上に引き上げると「Mic is muted」というアナウンスとともにマイクを本体側でオフできます。なので、自分がしゃべる時以外はマイクを引き上げるだけでミュートにできるので、とっても便利なんです。そして、しゃべる時になればマイクを下ろすだけ。素早く反応できるがいいところですね。

そしてマイクアームを動かすと、そのミュートになる箇所にクリック感があるようになっています。なので、中途半端に動かして「実はマイク入ってた」なんて心配もありません。

ただ、残念なのはミュートボタンを押した時にアナウンスが無いこと。これができたら最高なのに、なぜかは意味不明。

気になるところ①傷がつきやすい

金属感ある外装を大いに気に入っていたのですが、使用初日から傷がついてしまいました…(泣)まあ業務用にするつもりなのでズタボロになるまで使い倒すのが普通なのですが、それでも初日から傷がつくと凹みます。これから毎日使っていくと、もの凄い傷だらけになりそうです。

気になるところ②アナウンスがうるさい

先程は「かゆいところに手が届く」とほめたアナウンスなのですが、一方でアナウンスの音量がデカイのと言葉をしゃべるのでちょっと長いんですよね。なので、いざミュートから話そうと思ってマイクをONにすると「Mic is …」と喋りだしてしまい、会議の声とかぶって聞き逃すことがありました。

AirPods Proみたいに「ポン」と音が鳴るくらいにしておいてくれるとなお良かったかな。それかアナウンスだけ音量を調整できればOK。

結論:これは久々に買ってよかったガジェット

最近は身の回りのガジェットが自称”かんぺき”に近かったのもあって、モノを買うことがほとんどありませんでした。しかし今回は仕事道具ということで二の足を踏んでいましたが、これは買ってよかったと素直に思います。ものすごく快適に仕事をできるようになりました。

何より今ではあたり前なのかもしれませんが、ワイヤレスで接続できるところがいいですね。どうしても有線だと知らないうちに集中力がケーブルに削がれていることがよくわかります。ワイヤレスになれば会議への集中力もUPしますし、リモート会議でふんぞり返ることもラクラクですw

惜しむらくは有線でも接続できるハイブリッドだともっとよかったかなーと思います。ワイヤレスの心配点はやっぱり安定性ですもんね。それが趣味用途ならまだしも、仕事で使うなら安定性の保険は欲しかったかも。

とは言え、しばらく使ってみた感じは全く不安定になることもないので、心配していませんけどね。もしリモート会議用のヘッドセットを探している方はこのANKER PowerConf H700をぜひ一度検討してみてください。その価値はあると思いますよ。

追記:4ヶ月使用後の感想

これを買ってから4ヶ月経ちましたが、ものすごく快適に使用しています。結局は本体側でのミュート機能は使ってません。今がミュートになってるかどうかがわからないので不安になるんですよね。

それと購入後はすぐにファームウェアアップデートすることをおすすめします。僕が使用しているときは、ソフトの不具合なのかわかりませんが、勝手にマイクがミュートになったりする現象が度々おきました。ファームウェア更新後は不具合が解消しています。

アップデート方法はスマホに「AnkerWork」アプリを入れてBluetooth接続すると、簡単にできるはずです。チャレンジしてみてくださいね。

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