レバナスをサテライトで使う最強積立て投資を考えてみる①

資産形成&節約
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みなさん、資産運用の状況はいかがでしょうか?最近は弱気相場が続いて僕の保有資産もジリジリと下がってきています。つらい状況が続きますが、正直なところ不安に思ってはいません。金に執着が無くなってきているのでw それについて述べた記事は以下をどうぞ。

そんな僕の最近の投資方法の悩みは「積立てでいつレバナスを買うと判断するか?」です。最近は基本は積立て投資としながらも、曖昧に「安値だったらレバナスにスイッチ」という考えで進めてきました。しかしながら、このような曖昧な考えだと、決断に迷いが生じますし、もし大失敗したときに自分を責めてウジウジしてしまうこと請け合いです。

そのような状況にはなりたくないので、間違っていたとしても何かしらの根拠が欲しい、そう思っていました。というわけで、今回はS&P500投資にレバナスをサテライト的に使う投資法において、どのようにレバナスに投入していくのがいいかを考えることにします。この記事がこれからサテライト投資を検討されている方の参考になれば、それ以上にうれしいことはありません。

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そもそもなぜサテライト投資をするのか?

サテライト投資をされているみなさん、その目的について深く考えたことはあるでしょうか?僕が想像するに、ほとんどの方は以下のような目的だと思います。

平たくいえば、あわよくば高リターン、でもそれほどリスクは負いたくない・・・そんなところでしょう。つまりはリスクあたりのリターンで評価すると、サテライト投資の目的がはっきりするかと思います。

それを評価するには一般的にはシャープレシオというものを使います。上図のAに対してBがシャープレシオに優れる指標です。同じリターンなのに変動は少ないですよね。こういうポートフォリオが一般的に優れるとされます。

単純に過去データを使ってシャープレシオで評価すると面白くない

上は最もベーシックに積立て時にレバナス比率(横軸)を決めて積立てた場合のシャープレシオを計算したものです。データは1985年〜2022年までのものを使用しています。こうした時にシャープレシオ最大となるような上に凸だと面白いのですが、実際はそうはなりません。

例えば債券のように株と値動きが反対になりやすいものだとピークを持ったりしますが、S&P500とNASDAQ100はどちらも株なので、値動きが非常に似ています。そのため、お互いの変動を打ち消すことがないのです。

つまりは過去データを使う以上、成績がよかった方に引っ張られる結果になり、上図のようなレバナス100%最強伝説の結果になってしまうわけ。

上のグラフはRSIしきい値でレバナスにスイッチ、週足下落率でレバナスにスイッチした場合を計算したものです。買い方を工夫したとしても結果は同じで途中にピークを持つこと無くレバナス最強伝説ですw

買い方で工夫する目的:リターン同じならシャープレシオ上げたい

というわけで単純にシャープレシオが最大だとかそういう議論はできないことがわかりました。ただ、少しレバナスを使う理由に立ち返ると、レバレッジ投信とはシャープレシオを削ってリターンを取りに行く行為だったはずです。レバレッジ投信はコストが高いので、必然的にベース指数連動に対してシャープレシオは劣るので。

大切なシャープレシオを削っているのですから、言い換えればリターンが同じなら買い方でシャープレシオを改善させられるとうれしいですよね。つまりは変動σを小さくすると言ってもいいかもしれません。値動きが安定すると、それだけ気持ちが落ち着いていいものです。

というわけで、ここからは買い方の工夫でリターンが同じ時のシャープレシオの改善に繋がるか?に注目して検討していきたいと思います。

計算の前提

とりあえずは自分本位で恐縮ですが、上の前提で計算したいと思います。最も工夫のない「比率を決めて積立て」に対して、レバナスへのスイッチを工夫することで効果があるか?を見ていきます。期間はデータあるかぎり長くとり、都合のいい期間を抜き出したと言われないようにしたつもりです。

計算結果:S&P500+レバナス

上の図は横軸に評価額、縦軸にシャープレシオを計算したものです。3本の線がそれぞれ買い方の工夫での違いを見ています。つまりはリターンが同じときのシャープレシオを評価するものです。

そしてサテライト投資で使う方はだいたい30%以下くらいで使う方が多いと思います。ですので、比率投資で30%以下に相当するところに色を塗りました。その領域で見ると、RSIで判断する場合が他の買い方に比べてシャープレシオが改善されていることが見て取れます。あくまで過去データではありますが、S&P500+レバナスではRSIで買い方をスイッチするのが良かったと思われます。

上図は買い方の違いを資産推移で表現したものです。ほんとうは線を3本プロットしているのですが、ぴったり重なっていて見えませんw つまりはほぼ差がないんですね。買い方による違いは本当に微小だと、そういうことをこの結果は示しています。

今度はS&P500とレバS&P500でのサテライトを調べてみましょう。今度はRSIと週足下落で判断したものがほぼ同じようなところに来ています。S&P500ではRSIでも週足下落でもあんまり変わらなかったみたいですね。あくまで過去だけど。

お次はNASDAQ100+レバナスの計算結果です。面白いのはNASDAQ100だとRSIでの判断が明確にいいところですよね〜。S&P500+レバナスでもRSIが良かったのは、上記の結果にも共通するところです。つまりは過去はNASDAQ100とRSIの相性がばっちりだったということでしょう。

RSIを使うとしてどこをしきい値にする?

上図はRSIで判断した場合のしきい値と評価額を計算したものです。前述のとおり、過去はレバナス最強伝説だったので、右端(レバナス100%)に近づくほどリターンは増える傾向になります。

採用するRSIしきい値はざっくり自分の許容リスクで決めるのがよいです。上図にはレバナス比率でどれくらいに相当するのかを線を引いてあります。例えばレバナス比率10%ならRSI30%以下、20%ならRSI37%以下、30%ならRSI45%あたりが目安になります。そしてそれぞれの比率と許容リスクの目安は赤字で示してあるとおりです。ざっくり暴落時にS&P500は半減、レバナスは9割減としてあります。

僕の場合は60%減くらいには抑えたいのでRSI40くらいを暫定として使っていこうかな。

ちなみにこの記事執筆中の5月9日時点では週足RSIは36くらいです。今はレバナスでまあいいか。

余談:視聴者さんのコメントコーナー

いつも尺が微妙に足りないので、最後に視聴者さんへのコメントアンサーを入れることにしました。今回はこちら。

毎日、毎週、毎月の積立てで結果がどうなるのか?という話です。そして結果が上。想像どおりですが、基本影響はないですね。ほぼ差がありません。

結論:暫定でRSIを使って切り替えようと思います

とりあえずはとっかかりとしてRSIと週足下落率を採用して計算してみましたが、今回はRSIのほうがよさそうだな〜という結果でした。まあどっちにしろ大差ないのですが、何かしら計算しておくと安心感が違いますね。これだけ差がなければ、買い方で小細工して失敗したとしても後悔はないでしょう。だって、何したって失敗だったのですからw

この検討はまだ僕自身も始めたばかりです。上のようなご意見を視聴者さんからいただいていますので、次はテクニカルではない手法で色々と考えてみたいですね。ご興味ある方はぜひチャンネル登録をお願いいたします!

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おまけ:資産運用おすすめ書籍

僕はほとんど読書をしません。そんな僕でもスラスラ読めちゃう良い本ばかり。どれもいいこと書いてあります。

以下の中にはKindle Unlimited(月々980円 読み放題)のサービスで利用できるものもありますのでチェックしてみてください。Kindle Unlimitedは無料期間もたまにあります、いつかはわからないけど。

僕が一番好きな本。難しい数学的な知識を必要とせず、現代ポートフォリオ理論(≒ランダムウォーク理論)をかじれます。正直な感想を言うと全ての書いてることが興味深かったわけではありません。なので隅々まで読んだわけではないですが、理論のところはとてもわかりやすいのでおすすめです。これ読んでからWikpedia見たらだいぶ理解が進みました。

インデックス投資の名著中の名著です。個人投資家にとっての投資は「ミスった者が負ける」敗者のゲームになった、というのがタイトルの由来。ここで言うミスとは、市場動向に動揺して売買してしまうことを指します。いいからインデックスホールドしとけ、という本。

インデックス投資の父でありVanguard創業者のBogle氏の名著です。僕が最も尊敬する偉人でもあります。その先見性と残された功績には尊敬の念しかありません。内容はインデックス投資のベーシックな内容ですが、後半には債券との組み合わせ論などにも言及されています。全部が全部同意見というわけではありませんが、インデックス投資を志す者であれば必読書とも言ってよいかと。

ランダムウォーク理論(株価の動きはわからないという前提を置く理論)について、歴史を交えて語った本。これも名著と言われています。理論の概念はざっくりとわかるかと。歴史の部分が長くて、そこは読み飛ばしました。

本をほとんど読まない僕が唯一知ってる作家さん、橘玲さんの本。とても読みやすい文章で書かれていて、こんな文が書きたいなといつも思ってます。僕が海外株を中心に買っているのはこの本の考え方に近いです。

この2冊は僕が初めて読んだ投資関連の書籍。当時、個別株で失敗し、偶然思うがままに買い付けた米国株インデックスETFに出会い、それにいい感触をもっていました。その感触を自信に変えてくれた本です。

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