みなさん、インデックス投資は順調に推移していますでしょうか?僕は年初からのS&P500の好調さに支えられ、ついに大台の5000万円を突破することができました。その資産推移は下の記事をどうぞ。
僕は株式投資については素人同然です(自慢ではない)。先日、今まで購入してきた1655 BRJ iShares S&P 500 ETFや1557 SPDR S&P500 ETF よりも米国市場でVOOを購入したほうが合理的であることに気づきました(ただし特定口座に限る)。そりゃあ1655 や 1557は米国市場でETFを買い付けて手数料とってるだけなんですから、当たり前ですよね。その記事についてはこちらをどうぞ。
そうなると、一度は米国株ETFを直接買ってみたくなるのが素人投資家というものです。実は以前から米国株ETFを直接買ったほうがいいというのは薄々気づいていたものの、

米国株用に手続きをして、円をドルに交換して、それから買うとかするんだろうな・・・めんどくさそう
と敬遠しておりました。特にドルに交換して株を買って余ったドルはどうしよう・・・とか、めんどくさいことを考えたくなかったんですよね。
今回は楽天証券で初めて米国株ETFの”VOO”を購入してみて、僕の先入観が大誤解だったことに気づきました。この記事が米国株ETFの購入を検討されている方の参考になれば、それ以上うれしいことはありません。
米国株を買うのに手続きもいらないし、ドル円交換もいらない事実
それでは実際に購入してみた画面を見ながら、手順をご紹介しましょう。僕はいつも楽天証券のスマホアプリiSPEEDから購入しているので、その画面を例に説明します。前提として総合口座を開設している方であれば、特別な手続きは必要ありません。※総合口座を開設してない方はこちらから開設してください




ここで注目すべきポイントは「円とドルの交換を過不足なく勝手にやってくれる」ところです。上の画面で数量を3株、価格を416ドルと入力すると「予想受渡代金」に必要なお金が円で表示されます。これで注文すれば、過不足なく勝手にドル円交換をしてくれて株を購入できるというわけ。つまり、ドルの余りは出ません。超簡単すぎて驚きです・・・!もっと早くから知っておけばよかったな。
ものは試しということで、今回は7株買ってみました。これから特定口座はVOOを主力にしていこうと思ってます。

結論:楽天証券なら米国株は国内株と同じ感覚で買える
今まで僕は誤解があって米国株の購入をハードルが高いと思っていました。しかし、実際にやってみるとめちゃくちゃ簡単でしたね。先入観というのは怖いものです。チャレンジしてみてよかった。
上記の買い方はただ単に米国株式市場で買付を行っているだけです。つまり、今回はVOOを購入しましたが、やろうと思えば簡単にAppleやAmazonの株を買いつけることもできます。夢が広がりますねぇ、GAFAMだけ買うってものありかもしれないです(やらないけど)。
おまけ:資産運用おすすめ書籍
僕が実際に読んで「ほんとうに良い本だなぁ〜」としみじみ感じた名著をご紹介します。どれもめちゃくちゃ良い本ばかり。インデックス投資を始めたての方におすすめです。
以下の中にはKindle Unlimited(月々980円 読み放題)のサービスで利用できるものもありますのでチェックしてみてください。Kindle Unlimitedは無料期間もたまにあります、いつかはわからないけど。
これは僕が最近読んでよかったと思ってる本です。マクロ経済における金利の重要性を懇切丁寧に説明してくれています。金利が経済の基本であることを再認識させられました。初心者でも読みやすいように書かれていて、とくに予備知識は必要ありません。投資タイミングに活かせるかと言えばそこは同意しかねますが、金利による経済の定性的な動きを理解するのはこれで十分と思いました。
米国の著名投資家ハワード・マークス氏の著書で、彼の著書はなんとあのウォーレン・バフェットのお気に入りらしいw バークシャー・ハサウェイの株主総会でこの本を配ったというウワサも残っています。ハワード・マークス氏自体はインデックス投資にも一目を置くアクティブ投資家で、市場平均に勝つのは難しいと認めつつもどうすれば勝てるか?を色々とアドバイスしてくれる本です。
僕が一番好きな本。難しい数学的な知識を必要とせず、現代ポートフォリオ理論(≒ランダムウォーク理論)をかじれます。正直な感想を言うと全ての書いてることが興味深かったわけではありません。なので隅々まで読んだわけではないですが、理論のところはとてもわかりやすいのでおすすめです。これ読んでからWikpedia見たらだいぶ理解が進みました。
上記の本に加えてもう少しファイナンスを詳しく知りたい方向けにおすすめです。CAPMの考え方やそれをもう一歩発展させた3ファクターモデルのことも理解できます。ほかにもプライシング理論やリスク管理などの基礎知識もこれで十分わかるかと。
インデックス投資の名著中の名著です。個人投資家にとっての投資は「ミスった者が負ける」敗者のゲームになった、というのがタイトルの由来。ここで言うミスとは、市場動向に動揺して売買してしまうことを指します。いいからインデックスホールドしとけ、という本。
インデックス投資の父でありVanguard創業者のBogle氏の名著です。僕が最も尊敬する偉人でもあります。その先見性と残された功績には尊敬の念しかありません。内容はインデックス投資のベーシックな内容ですが、後半には債券との組み合わせ論などにも言及されています。全部が全部同意見というわけではありませんが、インデックス投資を志す者であれば必読書とも言ってよいかと。
ランダムウォーク理論(株価の動きはわからないという前提を置く理論)について、歴史を交えて語った本。これも名著と言われています。理論の概念はざっくりとわかるかと。歴史の部分が長くて、そこは読み飛ばしました。
本をほとんど読まない僕が唯一知ってる作家さん、橘玲さんの本。とても読みやすい文章で書かれていて、こんな文が書きたいなといつも思ってます。僕が海外株を中心に買っているのはこの本の考え方に近いです。
この本は僕が初めて読んだ投資関連の書籍。当時、個別株で失敗し、偶然思うがままに買い付けた米国株インデックスETFに出会い、それにいい感触をもっていました。その感触を自信に変えてくれた本です。