【23年6月資産運用レポート】S&P500を5253万円買ってみた結果

資産形成&節約
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皆さん、Sell in Mayの格言とは真逆の相場の中いかがお過ごしでしょうか?僕はそんな格言も無視してBuy&Holdを継続してきたこともあり、思いのほか資産が増えて驚いています。この感覚は米国株が好調だった数年前以来です。寝て起きたらお金が増えてました。

この1ヶ月、米国株は非常に好調でした

ということで、昨年は集計するのも嫌だった資産運用結果のレポートですが、今回はウキウキでございます。長期投資家は一喜一憂してはいけないんですけどねw まあうれしいものはうれしいんですよ。素直に喜んでおきましょう。

ではさっそく集計結果をまとめていきたいと思います。このレポートがこれから米国株やインデックス投資を始める方の参考になれば、それ以上にうれしいことはありません。

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昨年末には想像できなかった過去最高益更新

まずは総資産と含み益をまとめてみた結果がこちら。

  • 総資産:7730万円(前月比 +317万円)
  • 含み益:2477万円(前月比 +273万円)

ということで、年初には全く想像もしていなかった過去最高益を華麗に更新していきました。4月に総資産が初めて7000万円を突破したのですが、あれよあれよと8000万円近くにまで上がってきています。これも昨年一年くやしい思いをしながら入金を続けてきた結果ですね。結果的に安い時にたくさん仕込めていたので、増えるときの爆発力も大幅に上がっています。

そしてここ数ヶ月の安定感ときたら、昨年のギザギザぶりとは雲泥の差です。このグラフでは20年〜21年付近の安定した相場と同じような動きにも見えなくないですね。これも相場が最近はとても落ち着いていて、VIX(恐怖指数)もあまり見たことがない水準までさがっているからでしょう。

VIXはいつの間にか15を切るほど下がっている

続いて家計収支は以下のような感じ。

今月も支出が多いのですが、これは4月に旅行したときの費用と税金が大きく影響しています。これがなければ20万円付近に収まっているでしょう。なのでまずまずではないでしょうか。来月は特に大きな出費がなかったので、いい感じの支出に収まると思います。

それと今月は副収入も好調でした。少し前までは特にYouTubeの再生数が低迷していて収益が減っていたのですが、なんとか抜けられたようです。額面ではあるものの60万円を突破して、こちらも過去最高益。これも全てはいつもこのブログやYouTubeを見ていただける皆さんのおかげです。ありがとうございます。

副業収益は増減が激しく落ち着きませんが、調子を取り戻しつつある

続いてポートフォリオはこんな感じ。

特に見栄えは変わっていないと思います。今月はS&P500も増えましたが、それよりも皆さんご存知のとおりNASDAQ100がかなり上がりましたよね。そのおかげで、僕のポートフォリオ内のNASDAQ100銘柄が比率を上げています。以前はだいたい7%前後だったのですが、あれよあれよと9.2%まで増えました。今後、比率を上げるかは未定です。それにしても、すごいぞNASDAQ!

各銘柄の含み損益をまとめたのが上のグラフです。前述のとおり今月はNASDAQ100の躍進がすごかったために、ずっと赤字だったiFreeのレバナスがこのたび黒字化しました!まさかこんなに早く黒字化するとは思わなかったですね。ひとまずは喜んでおくことにしましょう。今後、追加でレバナスを購入するつもりはありませんが、今もってる分はせっかくなのでホールドしていくつもりです。

楽天レバナスはこれだけ上がってもまだ赤字です…。他は全てプラ転。

結論:暴落あおりに屈しないことが最高益更新に繋がった

上図はひどい相場が始まった22年の年初からS&P500と全世界、レバナスに毎日積立投資をした場合を計算したものです。もちろん円安のおかげでもありますが、為替が影響しないレバナスでもこんな結果になっています。継続投資というのが如何に大切かがわかりますよね。株式投資は年率7%くらいを目指すのが一般的でしょうが、それに遜色ないリターンを得られているのです。

こういう結果を得られた人はすべからく無限に湧き続けた「暴落あおり」に屈しなかった人でしょう。昨年末から年初にかけてはほんとうにひどかったですよね。たしかに相場が好転するような雰囲気はありませんでした。

それがどうでしょうか?たったの半年あまりで雰囲気は180度変わったように思えます。それくらい株式市場というのは移り変わりやすいのです。つまりは投資家は一喜一憂してはならない、という格言もこうした市場のかわりやすさを想定してのものなんでしょう。

もちろん僕は雑念にとらわれることなく、ずっとインデックス商品に投資を続けました。それが今回の上昇で大きく花開くきっかけになったのは間違いありません。長い低迷のあとついに最高益を更新しましたが、ここからも過去最高益を更新していって欲しいものです。

まあ下がる時は必ずきます。その時はまた自分の航路を確認して、マイペースで買っていくのみです。

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おまけ:資産運用おすすめ書籍

僕が実際に読んで「ほんとうに良い本だなぁ〜」としみじみ感じた名著をご紹介します。どれもめちゃくちゃ良い本ばかり。インデックス投資を始めたての方におすすめです。

以下の中にはKindle Unlimited(月々980円 読み放題)のサービスで利用できるものもありますのでチェックしてみてください。Kindle Unlimitedは無料期間もたまにあります、いつかはわからないけど。

2024年の年初に亡くなられた山崎元さんの遺作。内容は父から息子への手紙をイメージして、資産運用や生き方のアドバイスをおくるというもの(実際に送られた手紙の内容もあります)。涙なしには読み切れない名作でした。投資における主張はいつもの著者のものと全く同じ。ブレないところが山崎さんの良さですね。ぜひ読んでもらいたい一冊。

かつて日本の長者番付で一位になったサラリーマンとして話題になった清原達郎氏の初めての著書。これまでメディアにほとんど出てこなかった氏の赤裸々な体験談が多数載せられています。内容は初心者向けではありませんが、どこにでも溢れているインデックス投資を勧めるだけの本に飽きた方にはとても面白いはず。かく言う私もその一人(笑)純粋な読み物としてとても面白いです。

これは最近複数の視聴者さんに紹介してもらって購入した本です。主張は題名どおり「余剰資金が出たら即刻インデックス投資せよ」というもので、僕も思想とほぼ一致しています。また、前半部分では「節約には限界がある」「収入を増やす努力をしよう」という主張もされていて、その辺も共感できる部分は多いです。とてもいい本だと感じましたので、よかったら手にとってみるとよいかと思います。

これは最近視聴者さんに教えてもらった本です。株式投資や資産運用の考え方を学ぶのに、とても素晴らしい名著だと思いました。著者はインデックス投資にも精通していることが伺える一方で、各個人の資産運用は人としての合理性も考慮すべきと説いてます。株式投資のリターンは「リスク(値動き)の対価」をわかりやすい例も含めて明示してくれていて、投資初心者の方にぜひ読んでみてもらいたい本ですね。

これは僕が最近読んでよかったと思ってる本です。マクロ経済における金利の重要性を懇切丁寧に説明してくれています。金利が経済の基本であることを再認識させられました。初心者でも読みやすいように書かれていて、とくに予備知識は必要ありません。投資タイミングに活かせるかと言えばそこは同意しかねますが、金利による経済の定性的な動きを理解するのはこれで十分と思いました。

米国の著名投資家ハワード・マークス氏の著書で、彼の著書はなんとあのウォーレン・バフェットのお気に入りらしいw バークシャー・ハサウェイの株主総会でこの本を配ったというウワサも残っています。ハワード・マークス氏自体はインデックス投資にも一目を置くアクティブ投資家で、市場平均に勝つのは難しいと認めつつもどうすれば勝てるか?を色々とアドバイスしてくれる本です。

僕が一番好きな本。難しい数学的な知識を必要とせず、現代ポートフォリオ理論(≒ランダムウォーク理論)をかじれます。正直な感想を言うと全ての書いてることが興味深かったわけではありません。なので隅々まで読んだわけではないですが、理論のところはとてもわかりやすいのでおすすめです。これ読んでからWikpedia見たらだいぶ理解が進みました。

上記の本に加えてもう少しファイナンスを詳しく知りたい方向けにおすすめです。CAPMの考え方やそれをもう一歩発展させた3ファクターモデルのことも理解できます。ほかにもプライシング理論やリスク管理などの基礎知識もこれで十分わかるかと。

インデックス投資の名著中の名著です。個人投資家にとっての投資は「ミスった者が負ける」敗者のゲームになった、というのがタイトルの由来。ここで言うミスとは、市場動向に動揺して売買してしまうことを指します。いいからインデックスホールドしとけ、という本。

インデックス投資の父でありVanguard創業者のBogle氏の名著です。僕が最も尊敬する偉人でもあります。その先見性と残された功績には尊敬の念しかありません。内容はインデックス投資のベーシックな内容ですが、後半には債券との組み合わせ論などにも言及されています。全部が全部同意見というわけではありませんが、インデックス投資を志す者であれば必読書とも言ってよいかと。

ランダムウォーク理論(株価の動きはわからないという前提を置く理論)について、歴史を交えて語った本。これも名著と言われています。理論の概念はざっくりとわかるかと。歴史の部分が長くて、そこは読み飛ばしました。

本をほとんど読まない僕が唯一知ってる作家さん、橘玲さんの本。とても読みやすい文章で書かれていて、こんな文が書きたいなといつも思ってます。僕が海外株を中心に買っているのはこの本の考え方に近いです。

この本は僕が初めて読んだ投資関連の書籍。当時、個別株で失敗し、偶然思うがままに買い付けた米国株インデックスETFに出会い、それにいい感触をもっていました。その感触を自信に変えてくれた本です。

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