みなさん、ニコンのミラーレスカメラは好きですか?僕はZシリーズ登場時からZ6を愛用しております。素晴らしいカメラです。
しかしながら、Zシリーズは客観的に見てもSONYとキヤノンに水を開けられていました。ニコンファンとしては悔しい思いでいっぱいです。
そんなファンの悔しい思いをふっとばしてくれるかのような、最近の話題がフラグシップモデルZ9の情報です。小出しにされたティザー動画で、連写性能や3軸チルト、8K30Pでの長時間撮影など、度肝を抜く化け物ぶりをアピールしてきております。それについての記事は以下をご覧ください。
今回はその集大成となる最後のティザー動画が発表されました。さっそくニコンファンとして分析すべく、動画を見てたので感動をみなさんと共有したいと思います。
第4弾のメッセージは「ブラックアウトフリー」
第4弾の動画はこちらです。まずはこれをご覧ください。
場面はビーチフラッグス。その男たちの戦いを望遠レンズ+Z9のおじさんが横から連写しています。
ここでの注目のシーンはこれ!
被写体とEVFを移している場面です。パシャパシャと連写するシャッター音が聞こえるのですが、EVFの前には何も動くものがありません。つまり、ブラックアウトフリーというわけです。スポーツ撮影で被写体をじっくり見ることができるので重宝する機能ですね。
これは高速読み出しの積層型センサによって実現した技術で、SONYのα1やα9で実現されているものと同じです。ただ、これをメカシャッターレスで実現してる、とかなると凄いですよね!それを期待してますが、このティザーだけでは判断がつきません。
さりげなくタフさもアピールしている!
男たちの汗が飛んできたのかわかりませんが、カメラマンのおじさんが持っている望遠レンズとZ9はびしょ濡れです。ここはさすがニコンのフラグシップ、頑丈さをさりげなくアピールしていますね。D5、D6の時からタフさには定評がありました。その伝統をZ9が継承していることを示しているのでしょう。
もちろんミラーもありませんから、D5やD6よりも信頼性は向上している可能性が高いです。これに前述のメカシャッターレスが加われば、信頼性は飛躍的に向上するでしょう。可動部がだいぶ減りますから、めちゃくちゃタフになるはずです。
結論:Z9はブラックアウトフリー&より頑丈になったフラグシップ
以上を読み解くと、最もニコンが伝えたかったのは「ブラックアウトフリー」と「フラグシップが頑丈になった」ことでしょう。この頑丈さのアピールがメカシャッターレスだったらすごいけど、どうかはわかりません。
ブラックアウトフリーはSONYでも実現されているので若干肩透かしではありますが、このZ9はD850以来の衝撃的なカメラになりそうなのは間違いありません。今まで苦渋をなめてきたニコンファンにとってはメカシャッターレスで市場に衝撃を与えてほしいです。めちゃくちゃワクワクしています!
ティザー動画公開に伴い、公式サイトには10/28にオンライン発表会があるとの告知がなされておりました。いよいよですね!楽しみでなりません。