【FIREへの道】実りの秋に6000万円が見えてきた!21年11月の資産運用レポ【S&P500】

資産形成&節約
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みなさん、資産運用は順調でしょうか?ぼくは今年S&P500の上昇気流に乗ってすこぶる好調に推移しています。ただ、先月は中国恒大集団のデフォルト騒ぎのあおりを受けて、今年初めてのがっつり下げに転じていました。そのレポートはこちらをどうぞ。

この9月から一転、10月は大きな事件もなく平穏な日々が続きました。S&P500に全力投球の僕の資産はどう推移したでしょうか?結果をまとめましたのでご覧ください。このレポートがFIREを目指す同じサラリーマンの参考になれば、それ以上にうれしいことはありません。

実りの秋にV字回復!やはりS&P500は最強伝説なのか

というわけで資産推移をまとめたものがこちらです。

※なお、本レポートから今まで計上していなかったジュニアNISAの資産も組み込みました。先月のレポートよりも全体的に多くなっているのはそのためです。

見事なまでのV字回復!
  • 総資産:5752万円(前月比 +543万円)
  • 損益:1795万円(前月比 +506万円)
  • 損益率:45.4%(前月比 +12.5%)

先月のがっつり下げが嘘のように回復しています。日産リバイバルプランばりのV字回復です。ただ、それは前月比で見るからであって、先々月からの推移としては同じような傾向で成長したと言っていいでしょう。とにかく順調に増えてきてはいます。このペースでいけば来月には6000万円の節目が見えてきそうです

もうすぐこのレポートをつけ始めて1年になります。1年前からすると資産は3786万円→5752万円と約2000万円弱も増えました。含み益での計算ではあるものの、この増え方はすごいの一言。うれしい気持ちがある反面、いつ暴落してもおかしくないです。気を引き締めていきましょう。

上のグラフの「給料なし」は”もしFIREしていたら”をシミュレーションしたものです。今月も好調に推移したため、年間通してはFIREしていても800万円弱増えている計算になります。S&P500、おそるべし。

この1ヶ月の投資行為を振り返る

給料日に36万円を投入!始めてVOOを購入

今月は4ヶ月に1回の児童手当や会社からの交通費支給などが重なり、いつもより多い36万円を捻出できました。もちろん全額投入!

今まで米国株をどうやって買うか知らなかったんですが、調べてみると意外に簡単なことが発覚。初めて本場アメリカのS&P500 ETFである”VOO”を購入してみました。配当をもらったときの確定申告がめんどくさくなったことには後で気づく・・・。仕方ない。

もちろん多くの資金を捻出できた裏では徹底した節約も継続してがんばっています。今月の出費(住宅ローン含む)は 240352円、そのうち43000円は車検費用でしたので、それを除けば約197000円でした。けっこうかんばって節約しているつもりなんですが、こうして積み上げると意外に出費が多いんですねぇ。

ちなみに4人家族平均の生活費は34万6773円だそうです。我が家は平均よりも約10万円節約できている計算になります。うちの子供が小さくて仕送りや教育費がそんなにかかってないことを勘案しても、がんばってると言っていいでしょう。”がんばってる”と言っても何の不自由もなく、我慢もしていません。

くらしのカレッジより引用。これが4人家族の生活費平均だそうです。合計34万6773円

S&P500のV字回復をみよ

この1ヶ月のS&P500の推移です。美しいまでの右肩上がり。現時点で上がりきった感があるので、今月はこの辺でウロウロするんじゃないかなーと想像しています。まあ何があってもやることは変わりません。ホールドするのみです。

初めての貸株にチャレンジ!

今まで興味はあったけれど手をつけていなかった貸株にチャレンジしてみました。手続きはめちゃくちゃ簡単。ただ、僕が持っている株は全て最低金利の0.1%しかありません。160万円を貸株にしたら、今月振り込まれたのは27円でした。0.1%ならあまりやる意味がないかもしれないですね。

結論:資産が加速度的に増えだしたのを実感した1ヶ月

長期投資の醍醐味は複利効果です。元本が少しずつ膨らんでいき、金が金を呼ぶ状態にシフトします。今年、僕の資産は2000万円も増え、日々の値動きが大きくなってきたのを実感するようになりました。それは複利効果を実感しはじめていると言っても差し支えありません。

そうなればFIREのゴールはかなり近づいてきたと言えます。この状況がもう一年くらい続いてくれるといいのになぁ・・・、それだと完全にバブルですが。

おまけ:資産運用おすすめ書籍

僕が実際に読んで「ほんとうに良い本だなぁ〜」としみじみ感じた名著をご紹介します。どれもめちゃくちゃ良い本ばかり。インデックス投資を始めたての方におすすめです。

以下の中にはKindle Unlimited(月々980円 読み放題)のサービスで利用できるものもありますのでチェックしてみてください。Kindle Unlimitedは無料期間もたまにあります、いつかはわからないけど。

2024年の年初に亡くなられた山崎元さんの遺作。内容は父から息子への手紙をイメージして、資産運用や生き方のアドバイスをおくるというもの(実際に送られた手紙の内容もあります)。涙なしには読み切れない名作でした。投資における主張はいつもの著者のものと全く同じ。ブレないところが山崎さんの良さですね。ぜひ読んでもらいたい一冊。

かつて日本の長者番付で一位になったサラリーマンとして話題になった清原達郎氏の初めての著書。これまでメディアにほとんど出てこなかった氏の赤裸々な体験談が多数載せられています。内容は初心者向けではありませんが、どこにでも溢れているインデックス投資を勧めるだけの本に飽きた方にはとても面白いはず。かく言う私もその一人(笑)純粋な読み物としてとても面白いです。

これは最近複数の視聴者さんに紹介してもらって購入した本です。主張は題名どおり「余剰資金が出たら即刻インデックス投資せよ」というもので、僕も思想とほぼ一致しています。また、前半部分では「節約には限界がある」「収入を増やす努力をしよう」という主張もされていて、その辺も共感できる部分は多いです。とてもいい本だと感じましたので、よかったら手にとってみるとよいかと思います。

これは最近視聴者さんに教えてもらった本です。株式投資や資産運用の考え方を学ぶのに、とても素晴らしい名著だと思いました。著者はインデックス投資にも精通していることが伺える一方で、各個人の資産運用は人としての合理性も考慮すべきと説いてます。株式投資のリターンは「リスク(値動き)の対価」をわかりやすい例も含めて明示してくれていて、投資初心者の方にぜひ読んでみてもらいたい本ですね。

これは僕が最近読んでよかったと思ってる本です。マクロ経済における金利の重要性を懇切丁寧に説明してくれています。金利が経済の基本であることを再認識させられました。初心者でも読みやすいように書かれていて、とくに予備知識は必要ありません。投資タイミングに活かせるかと言えばそこは同意しかねますが、金利による経済の定性的な動きを理解するのはこれで十分と思いました。

米国の著名投資家ハワード・マークス氏の著書で、彼の著書はなんとあのウォーレン・バフェットのお気に入りらしいw バークシャー・ハサウェイの株主総会でこの本を配ったというウワサも残っています。ハワード・マークス氏自体はインデックス投資にも一目を置くアクティブ投資家で、市場平均に勝つのは難しいと認めつつもどうすれば勝てるか?を色々とアドバイスしてくれる本です。

僕が一番好きな本。難しい数学的な知識を必要とせず、現代ポートフォリオ理論(≒ランダムウォーク理論)をかじれます。正直な感想を言うと全ての書いてることが興味深かったわけではありません。なので隅々まで読んだわけではないですが、理論のところはとてもわかりやすいのでおすすめです。これ読んでからWikpedia見たらだいぶ理解が進みました。

上記の本に加えてもう少しファイナンスを詳しく知りたい方向けにおすすめです。CAPMの考え方やそれをもう一歩発展させた3ファクターモデルのことも理解できます。ほかにもプライシング理論やリスク管理などの基礎知識もこれで十分わかるかと。

インデックス投資の名著中の名著です。個人投資家にとっての投資は「ミスった者が負ける」敗者のゲームになった、というのがタイトルの由来。ここで言うミスとは、市場動向に動揺して売買してしまうことを指します。いいからインデックスホールドしとけ、という本。

インデックス投資の父でありVanguard創業者のBogle氏の名著です。僕が最も尊敬する偉人でもあります。その先見性と残された功績には尊敬の念しかありません。内容はインデックス投資のベーシックな内容ですが、後半には債券との組み合わせ論などにも言及されています。全部が全部同意見というわけではありませんが、インデックス投資を志す者であれば必読書とも言ってよいかと。

ランダムウォーク理論(株価の動きはわからないという前提を置く理論)について、歴史を交えて語った本。これも名著と言われています。理論の概念はざっくりとわかるかと。歴史の部分が長くて、そこは読み飛ばしました。

本をほとんど読まない僕が唯一知ってる作家さん、橘玲さんの本。とても読みやすい文章で書かれていて、こんな文が書きたいなといつも思ってます。僕が海外株を中心に買っているのはこの本の考え方に近いです。

この本は僕が初めて読んだ投資関連の書籍。当時、個別株で失敗し、偶然思うがままに買い付けた米国株インデックスETFに出会い、それにいい感触をもっていました。その感触を自信に変えてくれた本です。

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