安全にコツコツ増やせば大きな差がつく!ぼくの実践する「ほったらかし投資法」を解説

資産形成&節約
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みなさん、資産運用をしっかりしていますか?ぼくはたびたびブログ記事で取り上げているように、適度に運用をしているつもりです。

これまで成果のレポートを報告してきたりしましたが、投資方法について詳細を解説した記事を書いていませんでした。それはぼくが今まで実践している最中で、結果を出した実績に乏しいと感じていたためです。

ただ、ここ数年運用してきて、ぼくがやってきた投資方法が優れていると自信を持ち始めました。ですので、ここでみなさんにご紹介して、もし共感いただける人がいれば、参考にしていただけるとこれ以上ない喜びです

「ほったらかし投資法」の購入する銘柄は2つ

「ほったらかし投資法」は持続的な経済発展が見込まれる米国株インデックスに投資します。インデックス投資なので、紙屑になるリスクはまずありません。

数ある米国株インデックスでもぼくが選んでいるのは1557 SPDR S&P500 ETF と 1655 BRJ iShares S&P 500 ETFです。どちらもS&P500に連動するETFですね。この2銘柄については以下の考えで運用していきます。

1557はメインの証券口座auカブコム証券で購入

1557は1655に対して長期のリターンが僅かに優れています。記事執筆当初で3年トータルリターンを比較すると 1557:18.54%、1655:18.25%です。参考リンク1参考リンク2

メインの口座は少しでもパフォーマンスのいい銘柄を採用したいので1557を選んでいます。1557はauカブコム証券だと手数料無料で購入できますので、口座はauカブコム証券で運用するとよいかと。

1655はNISA口座楽天証券で購入

1655の特徴は単元価格が圧倒的に安いこと。記事執筆時点で1655が3180円に対し、1557は44400円と10倍以上価格差があります。少額で運用するのが基本のNISA口座においては、配当が出たときに単元価格が高いとそれを次の投資に繋げられません。

そのため、複利効果を得るための貴重な時間を無駄にしてしまうおそれがあるのです。というわけで、ぼくはNISA口座は1655で運用するようにしています。

1655は楽天証券だと手数料無料で購入できますので、口座は楽天証券で運用するのがよいと思います。

購入のタイミングと考え方

基本的な考え方は「手元の現金が50万円を超えた余剰分を投資に回す」です。判断材料を明確にしておけば迷いが生じないのでおすすめです。この場合、50万円というところでしょうか。

そして余剰分はできるだけ早く投資してしまいます。余計なことを考えたくないので、だいたい月に1回給料日に銀行口座残高が50万円になるようにしておきます。その後証券口座でで確実に購入するために、板をみて即約定できるような指値で書い注文を入れておけばOK。

年初の時期はNISA枠(年間120万円)が埋まるように楽天証券にせっせと投入。NISA枠が埋まったらauカブコム証券にせっせと投入しています。

投資信託でなくてETFを選ぶ理由

ここは好みだと思いますが、ぼくは投資信託のいつの時間で決まった価格で売却されているかわかりづらいシステムが嫌なのでETFにしています。ETFなら通常の株式同様の感覚で、自分が指した価格で売れますしね。

また、投資信託は特に購入する行為が勝手に実施されてしまいます。自分の資産に対する購入や売却行為は自分で値段を決めて判断することが重要です。このタイミングを設けていれば、資産の定期的なチェックもできます。ちょっと面倒くさいですが、ぼくとしてはETFでの運用をおすすめします。

結論:預金口座で50万円を超過した分を1557 と1655に投入するだけ

言ってしまえばこれが結論です。書くとシンプルだけど、この考えに至るまでぼくは何回も失敗してきてます。思いつきで投資すると素人は足をすくわれるのです。

この「ほったらかし投資法」は地に足がついた投資法です。実践し始めてから、かなり順調にきています。

みなさんもぜひやってみてください。現金は50万円で意外になんとかなります。

おまけ:資産運用おすすめ書籍

僕が実際に読んで「ほんとうに良い本だなぁ〜」としみじみ感じた名著をご紹介します。どれもめちゃくちゃ良い本ばかり。インデックス投資を始めたての方におすすめです。

以下の中にはKindle Unlimited(月々980円 読み放題)のサービスで利用できるものもありますのでチェックしてみてください。Kindle Unlimitedは無料期間もたまにあります、いつかはわからないけど。

2024年の年初に亡くなられた山崎元さんの遺作。内容は父から息子への手紙をイメージして、資産運用や生き方のアドバイスをおくるというもの(実際に送られた手紙の内容もあります)。涙なしには読み切れない名作でした。投資における主張はいつもの著者のものと全く同じ。ブレないところが山崎さんの良さですね。ぜひ読んでもらいたい一冊。

かつて日本の長者番付で一位になったサラリーマンとして話題になった清原達郎氏の初めての著書。これまでメディアにほとんど出てこなかった氏の赤裸々な体験談が多数載せられています。内容は初心者向けではありませんが、どこにでも溢れているインデックス投資を勧めるだけの本に飽きた方にはとても面白いはず。かく言う私もその一人(笑)純粋な読み物としてとても面白いです。

これは最近複数の視聴者さんに紹介してもらって購入した本です。主張は題名どおり「余剰資金が出たら即刻インデックス投資せよ」というもので、僕も思想とほぼ一致しています。また、前半部分では「節約には限界がある」「収入を増やす努力をしよう」という主張もされていて、その辺も共感できる部分は多いです。とてもいい本だと感じましたので、よかったら手にとってみるとよいかと思います。

これは最近視聴者さんに教えてもらった本です。株式投資や資産運用の考え方を学ぶのに、とても素晴らしい名著だと思いました。著者はインデックス投資にも精通していることが伺える一方で、各個人の資産運用は人としての合理性も考慮すべきと説いてます。株式投資のリターンは「リスク(値動き)の対価」をわかりやすい例も含めて明示してくれていて、投資初心者の方にぜひ読んでみてもらいたい本ですね。

これは僕が最近読んでよかったと思ってる本です。マクロ経済における金利の重要性を懇切丁寧に説明してくれています。金利が経済の基本であることを再認識させられました。初心者でも読みやすいように書かれていて、とくに予備知識は必要ありません。投資タイミングに活かせるかと言えばそこは同意しかねますが、金利による経済の定性的な動きを理解するのはこれで十分と思いました。

米国の著名投資家ハワード・マークス氏の著書で、彼の著書はなんとあのウォーレン・バフェットのお気に入りらしいw バークシャー・ハサウェイの株主総会でこの本を配ったというウワサも残っています。ハワード・マークス氏自体はインデックス投資にも一目を置くアクティブ投資家で、市場平均に勝つのは難しいと認めつつもどうすれば勝てるか?を色々とアドバイスしてくれる本です。

僕が一番好きな本。難しい数学的な知識を必要とせず、現代ポートフォリオ理論(≒ランダムウォーク理論)をかじれます。正直な感想を言うと全ての書いてることが興味深かったわけではありません。なので隅々まで読んだわけではないですが、理論のところはとてもわかりやすいのでおすすめです。これ読んでからWikpedia見たらだいぶ理解が進みました。

上記の本に加えてもう少しファイナンスを詳しく知りたい方向けにおすすめです。CAPMの考え方やそれをもう一歩発展させた3ファクターモデルのことも理解できます。ほかにもプライシング理論やリスク管理などの基礎知識もこれで十分わかるかと。

インデックス投資の名著中の名著です。個人投資家にとっての投資は「ミスった者が負ける」敗者のゲームになった、というのがタイトルの由来。ここで言うミスとは、市場動向に動揺して売買してしまうことを指します。いいからインデックスホールドしとけ、という本。

インデックス投資の父でありVanguard創業者のBogle氏の名著です。僕が最も尊敬する偉人でもあります。その先見性と残された功績には尊敬の念しかありません。内容はインデックス投資のベーシックな内容ですが、後半には債券との組み合わせ論などにも言及されています。全部が全部同意見というわけではありませんが、インデックス投資を志す者であれば必読書とも言ってよいかと。

ランダムウォーク理論(株価の動きはわからないという前提を置く理論)について、歴史を交えて語った本。これも名著と言われています。理論の概念はざっくりとわかるかと。歴史の部分が長くて、そこは読み飛ばしました。

本をほとんど読まない僕が唯一知ってる作家さん、橘玲さんの本。とても読みやすい文章で書かれていて、こんな文が書きたいなといつも思ってます。僕が海外株を中心に買っているのはこの本の考え方に近いです。

この本は僕が初めて読んだ投資関連の書籍。当時、個別株で失敗し、偶然思うがままに買い付けた米国株インデックスETFに出会い、それにいい感触をもっていました。その感触を自信に変えてくれた本です。

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