ケルヒャー高圧洗浄機から水漏れ…原因はOリング、100円で直す方法

家の話
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皆さん、GWはいかがお過ごしでしょうか?僕は特に遠出する予定はなかったので、家で家族との時間をまったり過ごしています。

とは言え、せっかくの長い休みですから掃除くらいはしたいな〜と思って、庭掃除やキッチンまわりの掃除などに勤しんでいました。その中で長らく掃除してなくてコケだらけになったウッドデッキもきれいにしよう!と意気込んでケルヒャーの高圧洗浄機を出してきてびっくり。なんと本体からバシャバシャ水漏れしてくるではありませんか。年に1〜2回しか使ってないのに…あんまりだよケルヒャーさん。ウチで使ってるケルヒャーは以下のモデルです。

よくよく調べてみると、本体と高圧ホースのつなぎ目から水が漏れているのがわかりました。意気消沈の中、高圧ホースを取り外して見てみると原因がすぐに判明。

ホース先端にあるOリング(ゴムパッキンみたいなもの)がボロボロに劣化して切れています。このOリングという部品はシール性(気密性)を保つために重要な部品です。漏れてたら圧力もかかりませんし、水ももったいないばかり。なので、騙し騙し使うことは非現実です。

ぼく
ぼく

せっかく重い腰を上げて掃除する気になったのに…

と若干凹んでしまいましたが、この気持ちが消え去らないうちに対策を打つのも大事なことです。ということで、今回はこの対策の過程でいろいろと気づきがあったので、それをご紹介したいと思います。私と同じく、ケルヒャーの水漏れで困っている方の参考になれば、それ以上にうれしいことはありません。

どう考えても高すぎる純正品

さっそくこのボロボロのOリングの交換部品を調べてみましょう。説明書にはこんな記述があります。

どうやら型式 6.363-410.0 というOリングを調達すればよいみたいです。まずはダメ元で楽天で検索してみました。すると、以下の商品がヒットします。

別にこれを買えば万事解決なのかもしれませんが、どケチな僕はどう考えても値段と送料に納得がいきません。たったひとつのOリングが143円でも高いと感じるのに、それに送料385円はちょっと無理です。元々、仕事でもOリングを手配することがあったのでよくわかるのですが、この手のモノはだいたい規格品ですし、一本100円でも高いのが相場。

いろいろと調べた上で、近所のホームセンターに足を運びました。

ホームセンターなら100円で2本買える

ネット上の情報によると、型式 6.363-410.0のOリングは内径5.8mm、太さ1.9mmの規格品に相当するようです。それをホームセンターの給水部品コーナーでゲットしてきました。値段は2本で100円。ネット注文より早く安く手に入って大満足。で、これは果たして使えるのか?を試してみましょう。

※ちなみに規格品ならamazonでも安く手に入ります。

ゲットしたOリング。P-6という規格です。中央は元々ついてたOリング。サイズ感はばっちり
内径5.8mm、太さ1.9mmです。YAHATA製
高圧ホースの両端のOリングが切れていたので、ちょうど2本セットで助かりました
ばっちりハマります!

実際にこの後高圧洗浄機を使ってみましたが、何の問題もなく使用することができました。水漏れもありません。めでたしめでたし。

結論:ケルヒャー 6.363-410.0 オーリングは P-6 規格でOK

実際に高圧洗浄機を稼働するまでドキドキでしたが、無事に使用することができてホッとしました。こういう規格品の補修部品を高価格で売りつけるのはやめてほしいものです。

一方で僕自身もまさか仕事で扱っていたOリングの知識がこんなところで活きるとは思いもしませんでした。研究開発部署では一品物の試作品を自分で設計することがあって、その際にシール性が求められる箇所にはOリング溝を設計して掘ったりしてたんですよね。ちょっとでもミスるとシール性が担保できない、意外にシビアな設計なんです。

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