みなさん、資産運用の状況はいかがでしょうか?ここのところ米国株も持ち直してきていて、好調な人が多いと想像します。私もこういう月の資産状況であれば、集計するのがとても楽しいです(笑)
上図は円建てでのS&P500とNASDAQ100の2022年からの月間上昇率ランキングです。株価自体は歴史的にも大きい上昇をしましたが、為替は円高に振れたこともありました。なので日本人からすると、歴史的には平凡な上げ幅です。ただ、この2年のデータで整理すれば、それなりの上昇幅だったことがわかります。
この結果を見た上で私も資産推移のまとめをしていました。なのでとても気分がいいです。というわけでさっそく中身を見ていきましょう。この記事がこれから米国株投資を始める方の参考になれば、それ以上にうれしいことはありません。
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今までに記憶のないV字回復を見せつけた
まずは結論から。資産推移の結果はこちらです。
総資産と含み益の両方がかつてないほどの上昇を見せました。総資産に至っては900万円以上の上昇を見せており、こういうところに資産が大きくなったことをひしひし感じます。含み益も過去最高を更新し、3700万円近くまで膨れ上がりました。これも投資をやってなかったら手にできなかったリターンです。ほんとうにやっててよかったと思うばかり。
最新のポートフォリオはこんな感じです。額が大きくなっているので、特に変わり映えはありません。為替が円高に動いたこともあって、今月はレバナス勢が久々に比率が上がりましたね。
続いて各銘柄の損益変化です。ここも見てわかる通りの全面高。特にレバナスはiFreeが大きく黒字を伸ばしており、楽天と合計しても黒字に転換しております。これで全ての投資対象が黒字になったと言えるでしょう。
上記は先月の家計収支データです。もともと大きな買い物が無くて節制する予定だったのですが、思った以上に支出が増えました。ただ中身を見ると火災保険だったり、NHK、ふるさと納税と仕方のない出費が多かったことが伺えます。これを差し引けば26.5万円なので、やや多いくらいの上出来でしょうか。
先月の購入履歴がこちら。とくに変わらずですが、楽天S&P500の買付を開始しています。余剰資金ができ次第投資していくスタイルで買い付けを実施し、今月は合計で72.5万円でした。
なお楽天S&P500の純資産状況ですが、発足開始から1ヶ月あまりで60億円に到達していました。上々の滑り出しではないでしょうか。償還が不安だ、などの煽りも見受けられますが、まずここは心配なさそうな状況です。
副業収入の状況
11月は今までに無い勢いで副業収入が増えました。ほんとうにYouTubeドリームというのを体感してる気がします。YouTubeが伸びるとブログ側の収入も伸びるので、よく伸びました。先月の収益に大して2倍以上に増え、初めて100万円を大きく突破しています。
何が要因かと言うと、昨今の新NISAブームがその背景です。今月はとくにその新NISA関連で動画を閲覧する人が多く、新NISAが絡むネタはもちろんのこと、人気銘柄にスポットを当てた動画がよく再生されました。過去の動画も回りだしたことから、再生数が急激に伸びたようです。
なので、この好調は一過性のものと私自身は思っています。大切なのは新NISAが始まって、初心者の方たちが市場に飛び込んだ後です。そこで退場者を出さないように、応援できる動画をこれからも作っていきたいと思います。
余談:買ったものと欲しいもの
先月、息子が鉄棒ができなくて困っていたので、自宅でできる鉄棒セットを衝動買いしました。こんなのあるんですね。これがとてもよかった!
息子は鉄棒から落ちたことがあって、それ以来怖がるようになっていたんですよね。それを克服するために、室内用であればクッションを敷くことができます。それでその恐怖心を取り除けば、購入したその日のうちでできるようになりました。あとはこいつの置き場所をどうするか、です(笑)
また、今月ほしいと思っているもの筆頭は「YouTubeの銀の盾用の額縁」ですw せっかくの機会ですから欲しいなと思いました。というのも、我が家はとても狭いので、壁掛けにしてスペースを削減しておきたかったんです。
この他にも結局、新しい一眼カメラを買おうか悩んでいます。先日、子どものサッカーの試合を撮影したのですが、あまりにもピンボケ写真を量産してしまい、絶望に暮れました。ここは金の力で腕を補ってもいいのではないか?シャッターチャンスは一度きりだぞ?と悪魔の声が聞こえてきそうです。
なお、今月は1557 SPDR ETFの分配金が14万円くらい入るのに加えて、手持ちのカメラとレンズを売却すれば、30万円分の資金は用意できそうだということも私を悩ませています。残り22万円なら出してもいいかな…そんな気にもなってきました。お金増えたしね(笑)
結論:市場に長くいたからこそリターンを得られた
上図は各アセットクラスの年ごとのリターンを示しています。上から順にリターンがいいものです。
思い返せば今年のはじめは23年は米国株はオワコン、との声がよく聞こえてきました。それを言っていた人は、今何を言っているのでしょうか?結果はまったくの真逆で、S&P500がトップで続いて米国除く先進国株です。つくづく予想はアテにならないことが示される結果になりました。
これらの結果からもいかに市場に長くいることが大事かをわかった人も多いのではないでしょうか。私自身もこういう経験が積み重なるたびに自信がついてきています。なので、これから先も Just Keep Buying を継続していくのみですね。
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おすすめ:資産運用ですごく勉強になる書籍
僕が実際に読んで「ほんとうに良い本だなぁ〜」としみじみ感じた名著をご紹介します。どれもめちゃくちゃ良い本ばかり。インデックス投資を始めたての方におすすめです。
以下の中にはKindle Unlimited(月々980円 読み放題、初めてだと30日無料キャンペーンもある)のサービスで利用できるものもありますのでチェックしてみてください。
この本は僕が初めて読んだ投資関連の書籍。当時、個別株で失敗し、偶然思うがままに買い付けた米国株インデックスETFに出会い、それにいい感触をもっていました。その感触を自信に変えてくれた本です。僕と同じく、初めて投資書籍を読まれる方にはこの本を最初にオススメします。
インデックス投資の名著中の名著です。個人投資家にとっての投資は「ミスった者が負ける」敗者のゲームになった、というのがタイトルの由来。ここで言うミスとは、市場動向に動揺して売買してしまうことを指します。いいからインデックスホールドしとけ、という本。インデックス投資家の教養として読むべき本です。
これは僕が最近読んでよかったと思ってる本です。マクロ経済における金利の重要性を懇切丁寧に説明してくれています。金利が経済の基本であることを再認識させられました。初心者でも読みやすいように書かれていて、とくに予備知識は必要ありません。投資タイミングに活かせるかと言えばそこは同意しかねますが、金利による経済の定性的な動きを理解するのはこれで十分と思いました。
この本はKindle Unlimitedの読み放題サービスで提供されていることが多いです。Kindle Unlimitedは初めてであれば30日無料体験が使えるので、それで読み切ってしまうのもいいかと思います。僕はそうしました。
これは最近複数の視聴者さんに紹介してもらって購入した本です。主張は題名どおり「余剰資金が出たら即刻インデックス投資せよ」というもので、僕も思想とほぼ一致しています。また、前半部分では「節約には限界がある」「収入を増やす努力をしよう」という主張もされていて、その辺も共感できる部分は多いです。とてもいい本だと感じましたので、よかったら手にとってみるとよいかと思います。
これは最近視聴者さんに教えてもらった本です。株式投資や資産運用の考え方を学ぶのに、とても素晴らしい名著だと思いました。著者はインデックス投資にも精通していることが伺える一方で、各個人の資産運用は人としての合理性も考慮すべきと説いてます。株式投資のリターンは「リスク(値動き)の対価」をわかりやすい例も含めて明示してくれていて、投資初心者の方にぜひ読んでみてもらいたい本ですね。
2024年の年初に亡くなられた山崎元さんの遺作。内容は父から息子への手紙をイメージして、資産運用や生き方のアドバイスをおくるというもの(実際に送られた手紙の内容もあります)。涙なしには読み切れない名作でした。投資における主張はいつもの著者のものと全く同じ。ブレないところが山崎さんの良さですね。ぜひ読んでもらいたい一冊。
米国の著名投資家ハワード・マークス氏の著書で、彼の著書はなんとあのウォーレン・バフェットのお気に入りらしいw バークシャー・ハサウェイの株主総会でこの本を配ったというウワサも残っています。ハワード・マークス氏自体はインデックス投資にも一目を置くアクティブ投資家で、市場平均に勝つのは難しいと認めつつもどうすれば勝てるか?を色々とアドバイスしてくれる本です。
僕が一番好きな本。難しい数学的な知識を必要とせず、現代ポートフォリオ理論(≒ランダムウォーク理論)をかじれます。正直な感想を言うと全ての書いてることが興味深かったわけではありません。なので隅々まで読んだわけではないですが、理論のところはとてもわかりやすいのでおすすめです。これ読んでからWikpedia見たらだいぶ理解が進みました。
上記の本に加えてもう少しファイナンスを詳しく知りたい方向けにおすすめです。CAPMの考え方やそれをもう一歩発展させた3ファクターモデルのことも理解できます。ほかにもプライシング理論やリスク管理などの基礎知識もこれで十分わかるかと。
インデックス投資の父でありVanguard創業者のBogle氏の名著です。僕が最も尊敬する偉人でもあります。その先見性と残された功績には尊敬の念しかありません。内容はインデックス投資のベーシックな内容ですが、後半には債券との組み合わせ論などにも言及されています。全部が全部同意見というわけではありませんが、インデックス投資を志す者であれば必読書とも言ってよいかと。
ランダムウォーク理論(株価の動きはわからないという前提を置く理論)について、歴史を交えて語った本。これも名著と言われています。理論の概念はざっくりとわかるかと。歴史の部分が長くて、そこは読み飛ばしました。
本をほとんど読まない僕が唯一知ってる作家さん、橘玲さんの本。とても読みやすい文章で書かれていて、こんな文が書きたいなといつも思ってます。僕が海外株を中心に買っているのはこの本の考え方に近いです。
かつて日本の長者番付で一位になったサラリーマンとして話題になった清原達郎氏の初めての著書。これまでメディアにほとんど出てこなかった氏の赤裸々な体験談が多数載せられています。内容は初心者向けではありませんが、どこにでも溢れているインデックス投資を勧めるだけの本に飽きた方にはとても面白いはず。かく言う私もその一人(笑)純粋な読み物としてとても面白いです。
社会保険料がホットな話題として挙げられることが増えました。本書はその社会保険料の節約として最も有名な「マイクロ法人スキーム」のきっかけになった名著です。いま巷で使われているマイクロ法人という言葉は、この書籍で初めて使われたと言われています。もしマイクロ法人設立に興味があれば、まずは最初のバイブルとして読破しておくべき一冊です。
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