米国株を5600万円全力買いした結果【23年8月資産推移】

資産形成&節約
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皆さん、資産運用の調子はいかがでしょうか?先月は日銀のYCC柔軟化やらで月末にわちゃわちゃしましたね。それでも比較的ボラティリティは低く推移していて、特にパニックになった人は少ないでしょう。

僕も例にもれずいつもどおりの投資を継続し、何も工夫することなく買い増しを実行してきた次第です。というわけで、今月の資産推移を集計して皆さんと共有したいと思います。この記事がこれから米国株投資を始める方の参考になれば、それ以上にうれしいことはありません。

もう少し詳しいレポートはYouTubeを見てね!

絵に描いたようなヨコヨコで過ぎていった7月

※以下の集計は7月31日東証市場開始前の結果です。動画スケジュールとの兼ね合いで厳密には8月時点ではないことにご留意ください。

  • 総資産:8718万円(前月比+220万円)
  • 含み益:3114万円(前月比▲16万円)

含み益の推移を見ても明らかなように、この1ヶ月の推移は完全にヨコヨコですね。一方で総資産はボーナス月というのもあって大幅に増えました。なお、この集計結果は7月28日の米国市場(結構上昇した)のを含んでいないので、それを含めたらだいたい+100万円くらいにはなってたと思います。この分は来月に計上することとしましょう。

上図は7月の購入履歴です。前述のとおりボーナス月だったために、買付の回数も多くなっています。まずはボーナスで贈与税がかからない範囲で妻のNISA口座に出資しました。それが25万円。奥さんはニッセイNASDAQ100投信を購入したようです。これで奥さんのNISA口座投資は終了の見込み(奥さんが自分の金でやるかもしれんけど)。もし年内に分配金が奥さんの口座に入ったら、それで消化するかどうかを協議しようと思います。

ボーナスの余剰分は僕の特定口座で投資しました。今回は奥さんの投資が羨ましくなったので、僕もニッセイNASDAQ100投信を買付。88万円。

その他、副業収入と給料日もあるので今月は余剰資金がたくさん発生しました。その分は僕の特定口座に1557 SPDR S&P500 ETFを89万円分、端数をニッセイNASDAQ100に7万円分追加しています。

これらは全て自分の口座に入金されたその日に余剰資金を計算して市場に投入しました。

上図は今月の家計収支です。前述の通り今月は収入が多いですね。それでも浮かれたり何かをやろうという気持ちはありません。実際に支出は今年いちばんの節約を発揮して生活費を20.9万円に抑えました。住宅ローン込でも30万円ちょっととかなりスリムになりましたね。年率4%のインフレの中で4人家族、この数値は割りと立派ではないでしょうか。

続いて最新のポートフォリオはこんな感じ。これも総資産がかなり増えて代わり映えしませんが、いつもどおり全米系が85.1%と最大派閥です。NASDAQ100系が11.4%とやや増えてます。これはこの2ヶ月ほど投資先がニッセイNASDAQ100ファンド中心だったのが理由です。これ以上増やそうとか、どれくらいにするのが目標とか、そういう目安も特に設定してません。

続いて各銘柄の損益の変化を示したのが上図です。7月と8月を比較すると、主力の1557や1655を見ても分かる通り、ほぼ変化ありません。微減と言った感じでしょうか。その点、iFreeレバナスが顕著に増えてるのがわかります。これは為替ヘッジが効いた効果を発揮した結果です。

最後に上のグラフは副業収益の推移を示したもの。僕の副業の作戦は「初期投資が不要、かつ、”やるだけ作業”でないこと」です。”やるだけ作業”というのはやった時間だけ稼げる、みたいなもののこと。たとえば転売などがそれに当たります(※やってる人、すみません)。自分の実力や人気次第で青天井に上がる可能性があるものの方がやってて身が入りますし、やりがいも感じますから。

ここ半年くらいの副業収益は正直できすぎです。当初の目標は月10万円でしたから、ほんとうに僕は幸運だと思います。副業は誰しもに勧められるものではありません。運の要素も強いです(僕がその典型例)。

余談:今月の出費予定

ここ最近は「DIE WITH ZERO」という書籍を読んで以来、支出に関する考え方が変わりました。この本で展開されている「思い出に金を使え、それらは死ぬまで人生に配当をもたらす」という主張にとても感動したからです。

それ以来、家族との思い出や自分の健康にはどんどん投資していこう!と節約一辺倒ではなく、前向きな支出を増やすようにしています。今月の支出予定は以下。

今はまだガリガリですが、いつかはムキムキになりたいとずっと思ってました。そして何回も挫折経験あり(笑)それを今回こそは達成すべく、懸垂器を導入します。懸垂は自宅トレーニングで最も有効な手段と聞くので、そこに投資は惜しまないことにした次第です。

その他、夏休みにはエクシブ鳥羽への旅行も計画しています。エクシブは会員制の高級ホテルで、大企業であれば労働組合が提携してたりすることも多いですね。我が社も提携しているので、予約をとることができます。部屋単位の料金しかかからないので、一泊4人家族で2万円くらい。しかもめっちゃいい部屋。これは使うしか無い!と思って最近めっちゃ行ってます。

なんせFIREしてしまったら、もう行くことができないホテルですからね…(笑)今のうちにしゃぶりつくすのみ。

結論:引き続き「勝って兜の緒を締めよ」でいこう

世間では日銀のYCC柔軟化やらインフレやらで毎日ニュースは賑わっています。僕が感じるのは「こうやって新しいニュースが死ぬまで湧き続けるんだろうな…」ということです。遅かれ早かれ、市場タイミングから好機を見出す投資なぞ続けられなくなることでしょう。それなら僕は今すぐにでもタイミングは投げ捨てて、今ある貴重な若い時間を有効活用したい、と最近特に強く思っています。

この半年くらいは皆さんも好調な運用成績の方が多いのではないでしょうか?私も例にもれず、めちゃくちゃ資産が増えて怖いくらいです。

けれども最も注意したいのは、この最高値からのドローダウンです。下落した先が年初時点よりも大幅に上でも、人間は「最高値で売ってれば….」と悔しがってしまうものなんですよね。そういう欲張る気持ちとか傲慢な気持ちはぐっとこらえて、「これでも十分リターンあるじゃないか」と前向きでいることが重要です。

そうしないと次の機会にできもしないタイミング投資に走って、パフォーマンスが市場平均に劣後するのが目に見えてますから。何があっても冷静に対処できる心構えを順調な今こそ持っておきたいものですね!

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おまけ:資産運用おすすめ書籍

僕が実際に読んで「ほんとうに良い本だなぁ〜」としみじみ感じた名著をご紹介します。どれもめちゃくちゃ良い本ばかり。インデックス投資を始めたての方におすすめです。

以下の中にはKindle Unlimited(月々980円 読み放題)のサービスで利用できるものもありますのでチェックしてみてください。Kindle Unlimitedは無料期間もたまにあります、いつかはわからないけど。

2024年の年初に亡くなられた山崎元さんの遺作。内容は父から息子への手紙をイメージして、資産運用や生き方のアドバイスをおくるというもの(実際に送られた手紙の内容もあります)。涙なしには読み切れない名作でした。投資における主張はいつもの著者のものと全く同じ。ブレないところが山崎さんの良さですね。ぜひ読んでもらいたい一冊。

かつて日本の長者番付で一位になったサラリーマンとして話題になった清原達郎氏の初めての著書。これまでメディアにほとんど出てこなかった氏の赤裸々な体験談が多数載せられています。内容は初心者向けではありませんが、どこにでも溢れているインデックス投資を勧めるだけの本に飽きた方にはとても面白いはず。かく言う私もその一人(笑)純粋な読み物としてとても面白いです。

これは最近複数の視聴者さんに紹介してもらって購入した本です。主張は題名どおり「余剰資金が出たら即刻インデックス投資せよ」というもので、僕も思想とほぼ一致しています。また、前半部分では「節約には限界がある」「収入を増やす努力をしよう」という主張もされていて、その辺も共感できる部分は多いです。とてもいい本だと感じましたので、よかったら手にとってみるとよいかと思います。

これは最近視聴者さんに教えてもらった本です。株式投資や資産運用の考え方を学ぶのに、とても素晴らしい名著だと思いました。著者はインデックス投資にも精通していることが伺える一方で、各個人の資産運用は人としての合理性も考慮すべきと説いてます。株式投資のリターンは「リスク(値動き)の対価」をわかりやすい例も含めて明示してくれていて、投資初心者の方にぜひ読んでみてもらいたい本ですね。

これは僕が最近読んでよかったと思ってる本です。マクロ経済における金利の重要性を懇切丁寧に説明してくれています。金利が経済の基本であることを再認識させられました。初心者でも読みやすいように書かれていて、とくに予備知識は必要ありません。投資タイミングに活かせるかと言えばそこは同意しかねますが、金利による経済の定性的な動きを理解するのはこれで十分と思いました。

米国の著名投資家ハワード・マークス氏の著書で、彼の著書はなんとあのウォーレン・バフェットのお気に入りらしいw バークシャー・ハサウェイの株主総会でこの本を配ったというウワサも残っています。ハワード・マークス氏自体はインデックス投資にも一目を置くアクティブ投資家で、市場平均に勝つのは難しいと認めつつもどうすれば勝てるか?を色々とアドバイスしてくれる本です。

僕が一番好きな本。難しい数学的な知識を必要とせず、現代ポートフォリオ理論(≒ランダムウォーク理論)をかじれます。正直な感想を言うと全ての書いてることが興味深かったわけではありません。なので隅々まで読んだわけではないですが、理論のところはとてもわかりやすいのでおすすめです。これ読んでからWikpedia見たらだいぶ理解が進みました。

上記の本に加えてもう少しファイナンスを詳しく知りたい方向けにおすすめです。CAPMの考え方やそれをもう一歩発展させた3ファクターモデルのことも理解できます。ほかにもプライシング理論やリスク管理などの基礎知識もこれで十分わかるかと。

インデックス投資の名著中の名著です。個人投資家にとっての投資は「ミスった者が負ける」敗者のゲームになった、というのがタイトルの由来。ここで言うミスとは、市場動向に動揺して売買してしまうことを指します。いいからインデックスホールドしとけ、という本。

インデックス投資の父でありVanguard創業者のBogle氏の名著です。僕が最も尊敬する偉人でもあります。その先見性と残された功績には尊敬の念しかありません。内容はインデックス投資のベーシックな内容ですが、後半には債券との組み合わせ論などにも言及されています。全部が全部同意見というわけではありませんが、インデックス投資を志す者であれば必読書とも言ってよいかと。

ランダムウォーク理論(株価の動きはわからないという前提を置く理論)について、歴史を交えて語った本。これも名著と言われています。理論の概念はざっくりとわかるかと。歴史の部分が長くて、そこは読み飛ばしました。

本をほとんど読まない僕が唯一知ってる作家さん、橘玲さんの本。とても読みやすい文章で書かれていて、こんな文が書きたいなといつも思ってます。僕が海外株を中心に買っているのはこの本の考え方に近いです。

この本は僕が初めて読んだ投資関連の書籍。当時、個別株で失敗し、偶然思うがままに買い付けた米国株インデックスETFに出会い、それにいい感触をもっていました。その感触を自信に変えてくれた本です。

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