【23年3月】S&P500に5085万円投資した結果【資産運用レポート】

資産形成&節約
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皆さん、資産運用の調子はいかがでしょうか?ここ最近はインフレの根強さを感じるニュースばかりで、株式は軟調に推移していました。それは金利が再び上昇を始めたからです。米国の短期金利は今やピーク値を更新しています。

金利が上がれば株式は軟調になりやすいですが、一方で通貨としては円安ドル高に向かうことになりました。株価と通貨の一ヶ月チャートは以下のような推移です。

ほぼほぼ株安になった分を円安でキャンセルするような動きになっています。なので、多くの日本の投資家は為替ヘッジなしで投資しているでしょうから、損益の動きは乏し一ヶ月だったことでしょう。

というわけで、今月の資産運用レポートのために集計してきたので、それをここで皆さんと共有したいと思います。この記事がこれから投資を始める方の参考になれば、それ以上にうれしいことはありません。

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総資産は増えるも損益は微減

  • 総資産:6857万円(前月比 +29万円)
  • 含み益:1773万円(前月比 ▲43万円)

前述の通り、株価と為替がキャンセルした効果により、今月の値動きは非常に小さいものでした。そのため、通常の入金によって総資産は増えたものの、含み益は減るという結果に終わっています。含み益が減っているので、資産運用自体で見たらマイナスの結果だと解釈すればいいでしょう。

続いて家計収支です。今月は児童手当をもらった上で副業も好調、生活費もそこそこに抑えられたので、比較的多い金額を投資できました。年初から副業収入が非常に好調で、足掛け3年で貴重な戦力になってきています。

2月に購入した銘柄は上記の通り。いつも通り楽天キャッシュ積立でeMAXIS Slim S&P500を、余剰資金ができたタイミングで1655を購入しました。どちらもNISA口座での買付です。3月中には僕の一般NISA口座は使い切りそうなので、順次子どもたちのジュニアNISA口座に投資先を移行する予定。

代わり映えしないポートフォリオですが、整理はし直しています。今年に入って1655を中心に買っているので、少し比率が上がってきていますね。だからと言って、事実上何も変わってはいませんが。今月もフルインベストのBuy&Holdを継続していくつもりです。

各銘柄の損益推移をまとめたのが上図。為替ヘッジなしのS&P500勢はまったくと言って良いほど値動きがありませんが、一方でレバナスは落ち込んでいますね。これはレバナスが為替ヘッジありであり、円安の恩恵を受けていないためです。

上図は副業収入の推移を示しています。僕の副業収入源はこのブログとYouTubeです。年初からなんとか踏ん張ってはいるものの、伸びは完全に止まっています。ここいらがテコ入れ時だとは思いますが、なかなか上手くいきません。もうひと伸びしてもらって、本業を超えるくらいの収入にしておきたいところです。

ちなみに”副業”というワードをセットで見かけるのが”稼げる”という文字ですが、あまりに稼ぎたい欲を前面に出すと視聴者や読者はそっぽを向いてしまいます。自分で考えてみればすぐわかるでしょう、誰もそんなコンテンツ見たくないですから。あくまで私が思う副業のコツは、お金のことは忘れて”人の役に立つことをする”です。お金はそれが上手くいけば後からついてきます。たぶんね。

結論:入金を高めて株価上昇(もしくは買い時)を待つ

今月は昨年を思い起こさせるようなインフレの再燃で、株安・円安が進行しました。おかげで株は下がっているのですが、日本人としては懐が痛くない不思議な感覚が続きます。

株自体は下落しているので、こういう時も暴落暴落と騒ぎ立てる者は少なくないでしょう。けれども、それらを真に受ける必要はないし、実際に暴落した時は今の比じゃないくらい暴落煽りが湧くはずです。そんな逆境でも我々長期投資家は買って行かねばならない投資スタイルですよね。なので、今この平常時から、相場観に依らない買い方をしておけば、もし暴落が来たときのいいトレーニングになると思うんです。

そしたらいざ暴落がきたときに周囲から何を言われようとも「いつも通りやってるだけ」とシャットアウトできますから。

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おまけ:資産運用おすすめ書籍

僕が実際に読んで「ほんとうに良い本だなぁ〜」としみじみ感じた名著をご紹介します。どれもめちゃくちゃ良い本ばかり。インデックス投資を始めたての方におすすめです。

以下の中にはKindle Unlimited(月々980円 読み放題)のサービスで利用できるものもありますのでチェックしてみてください。Kindle Unlimitedは無料期間もたまにあります、いつかはわからないけど。

2024年の年初に亡くなられた山崎元さんの遺作。内容は父から息子への手紙をイメージして、資産運用や生き方のアドバイスをおくるというもの(実際に送られた手紙の内容もあります)。涙なしには読み切れない名作でした。投資における主張はいつもの著者のものと全く同じ。ブレないところが山崎さんの良さですね。ぜひ読んでもらいたい一冊。

かつて日本の長者番付で一位になったサラリーマンとして話題になった清原達郎氏の初めての著書。これまでメディアにほとんど出てこなかった氏の赤裸々な体験談が多数載せられています。内容は初心者向けではありませんが、どこにでも溢れているインデックス投資を勧めるだけの本に飽きた方にはとても面白いはず。かく言う私もその一人(笑)純粋な読み物としてとても面白いです。

これは最近複数の視聴者さんに紹介してもらって購入した本です。主張は題名どおり「余剰資金が出たら即刻インデックス投資せよ」というもので、僕も思想とほぼ一致しています。また、前半部分では「節約には限界がある」「収入を増やす努力をしよう」という主張もされていて、その辺も共感できる部分は多いです。とてもいい本だと感じましたので、よかったら手にとってみるとよいかと思います。

これは最近視聴者さんに教えてもらった本です。株式投資や資産運用の考え方を学ぶのに、とても素晴らしい名著だと思いました。著者はインデックス投資にも精通していることが伺える一方で、各個人の資産運用は人としての合理性も考慮すべきと説いてます。株式投資のリターンは「リスク(値動き)の対価」をわかりやすい例も含めて明示してくれていて、投資初心者の方にぜひ読んでみてもらいたい本ですね。

これは僕が最近読んでよかったと思ってる本です。マクロ経済における金利の重要性を懇切丁寧に説明してくれています。金利が経済の基本であることを再認識させられました。初心者でも読みやすいように書かれていて、とくに予備知識は必要ありません。投資タイミングに活かせるかと言えばそこは同意しかねますが、金利による経済の定性的な動きを理解するのはこれで十分と思いました。

米国の著名投資家ハワード・マークス氏の著書で、彼の著書はなんとあのウォーレン・バフェットのお気に入りらしいw バークシャー・ハサウェイの株主総会でこの本を配ったというウワサも残っています。ハワード・マークス氏自体はインデックス投資にも一目を置くアクティブ投資家で、市場平均に勝つのは難しいと認めつつもどうすれば勝てるか?を色々とアドバイスしてくれる本です。

僕が一番好きな本。難しい数学的な知識を必要とせず、現代ポートフォリオ理論(≒ランダムウォーク理論)をかじれます。正直な感想を言うと全ての書いてることが興味深かったわけではありません。なので隅々まで読んだわけではないですが、理論のところはとてもわかりやすいのでおすすめです。これ読んでからWikpedia見たらだいぶ理解が進みました。

上記の本に加えてもう少しファイナンスを詳しく知りたい方向けにおすすめです。CAPMの考え方やそれをもう一歩発展させた3ファクターモデルのことも理解できます。ほかにもプライシング理論やリスク管理などの基礎知識もこれで十分わかるかと。

インデックス投資の名著中の名著です。個人投資家にとっての投資は「ミスった者が負ける」敗者のゲームになった、というのがタイトルの由来。ここで言うミスとは、市場動向に動揺して売買してしまうことを指します。いいからインデックスホールドしとけ、という本。

インデックス投資の父でありVanguard創業者のBogle氏の名著です。僕が最も尊敬する偉人でもあります。その先見性と残された功績には尊敬の念しかありません。内容はインデックス投資のベーシックな内容ですが、後半には債券との組み合わせ論などにも言及されています。全部が全部同意見というわけではありませんが、インデックス投資を志す者であれば必読書とも言ってよいかと。

ランダムウォーク理論(株価の動きはわからないという前提を置く理論)について、歴史を交えて語った本。これも名著と言われています。理論の概念はざっくりとわかるかと。歴史の部分が長くて、そこは読み飛ばしました。

本をほとんど読まない僕が唯一知ってる作家さん、橘玲さんの本。とても読みやすい文章で書かれていて、こんな文が書きたいなといつも思ってます。僕が海外株を中心に買っているのはこの本の考え方に近いです。

この本は僕が初めて読んだ投資関連の書籍。当時、個別株で失敗し、偶然思うがままに買い付けた米国株インデックスETFに出会い、それにいい感触をもっていました。その感触を自信に変えてくれた本です。

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