皆さん、資産運用の調子はいかがでしょうか?市場平均に身を任せている僕は多くの皆さんと同じく不調です(笑)けれども特に凹んではいません。なぜなら、ぼくは株式投資を始めて以来勝ち続けていた経験はないからです。負けが続く時期があって当たり前だと思っています。それが今
円建てのS&P500としては10月は2.56%の下げでした。中盤にやや盛り返しましたが、あえなく失速といった感じです。もう少しがんばってほしかったのですが、こればかりは仕方ありません。とうてい僕のチカラがおよぶ範囲ではないので、しっかり家計を節約して入金力を絞り出していきたいと思います。
ということでお金が減っていることがわかった上でやる資産まとめはそれなりに嫌です(笑)けれども、このブログやYouTube動画の原点とも言えるのがこの生の資産推移であることは間違いありません。いまいちど原点に立ち返り、しっかり皆さんに運用状況を報告していきたいと思います。この記事がこれから投資を始める方の参考になれば、それ以上にうれしいことはありません。
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久しぶりの2ヶ月連続資産減少…
最新の資産推移まとめがこちらです。もちろん継続的な入金は続けているものの、含み益はもちろん総資産も続落しました。一時期は3000万円中盤まであった含み益もあっという間に3000万円を割っています。やはり人間はお金が増えるときよりも減る時の方が大きく感じますね。3000万超えたときは通過点くらいにしか思ってなかったし(笑)
上記は最新のポートフォリオです。こちらも特に代わり映えはありません。全体的に金額が縮小しています。来年からは新NISAが始まるので、これを機にずっと好きでこだわってた1557 SPDR S&P500 ETFは封印しようかなと考え中。もう新たに買う理由もないですし。
ここ最近のいちばんニュースはこの楽天証券のキャンペーンでしょうか。投信残高マイレージを復活させるというではないですか!しかもS&P500に関してはSBIでeMAXIS Slimを購入するよりもたくさんポイントをつけてくれます。楽天証券ガチ勢としては大いにうれしい思いでいっぱいです。どこもかしこもSBIでやられっぱなしでしたからね。
対象の商品は楽天S&P500と楽天オルカンのみです。ほんとうは新規設定ファンドは1年くらい待ったほうがいいのは言うまでもありません。実質コストがすごく大きかったりしますから。けれども僕は楽天証券ガチ勢。即座につみたて設定を以下のように変更しました。
元々あまり銘柄にこだわりがなかったというのもあります(笑)ぜひぜひ証券会社各社には競争をがんばってほしいですね。その応援という思いで買うことにします。やりすぎて消耗しすぎないようにはしてもらいたいですが。
各銘柄の損益状況がこちら。想像どおりの結果で、全ての銘柄が下落しています。黒字だったiFreeレバナスもついにマイ転へ…。試練がつづきますね。がんばってほしいところ
家計状況は健全化へ
上図は先月の家計です。以前からお伝えしているとおり、iPhone15 Proやら高級ダンベル、車検が重なって出費がえらいことになってます。こうした出費の際は僕の場合は計画的に現金をプールして対応することが多いです。先月と今月合わせてお金をプールして40万円を超えるカード支払いを乗り越えました。
副業収益の状況は上のとおり。ここ数ヶ月は絶好調だったものの、一気に収益がオチました。それはうすうす感じていて、動画再生数の手応えでわかっています。面白い動画が出せないと、これくらい激減してしまうんですよね。これがYouTuberのつらいところ。年末に向けてリベンジしていきたいと闘志を燃やしています。
先月からは特に大きな散財は控えるようにしました。相場が荒れてるときこそ、入金したいですからね。副業収益も減るし。ちなみに高価なもので言えばミラーレス一眼が欲しかったりします(笑)最近の機種はめちゃくちゃ高くてびっくりですね。Z8ほしいけど、さすがに手が出ない(※以下に登場するリンクにはアフィリエイトを含む場合があります)
あとはニコンから登場した NIKKOR Z 135mm f/1.8 S Plena も気になってたりする。このレンズすごいよねぇ。こういうレンズ使いたいからこそのニコン、ですから。
なお実際に先日購入したぜいたく品はコーヒードリッパーです(笑)これはこれで満足度が高くてGoodでした。
結論:まだまだ下落相場は続くかもしれない
上記は2018年付近のS&P500と実質金利のグラフです。当時もFRBは利上げをして金融引き締めを行い、実質金利がじわじわ上がっていきました。その頂点で株価は耐えきれず20%近く下がり、結局は金利が落ち着いて上昇に転じた、というもの。実際に僕もこの下落はくらっていて、それなりに下がった記憶は残っています。
一方で現在の状況が上のグラフです。こちらもFRBの利上げにより実質金利が急上昇し、株価を押し下げている様子がわかります。そしてその実質金利が再びピークを目指して上がっている状況です。個人的な感想にすぎませんが、2018年当時とよく似ているんですよね。
ただこの先が2018年と違っていて、FRBは実質金利を下げることができないのです。それは今まさにインフレ退治をしているから。うまい具合に金利を下げていかないと、米国経済の腰折れも心配されるのかもしれません。まあ今の状況は米国経済が強すぎてそんな様子にも見えませんが。
何が言いたいかと言うと、今現在の下落も特段大きなものではないということです。ひょっとしたら下落の本番は今からかもしれません。当然このままスルスルリバウンドして上がっていく可能性もあります。どうなるかは全くわからないのです。だからこそ、まだまだ下がっても大丈夫な金額で投資することが大事ということ。
実際に下落を経験しているときに、ご自身のリスク許容を見つめ直してみてください。今の下落相場はいい練習になると思います。そしてまだ下がる可能性も十分にあるでしょうから、シートベルトはきっちりつけておきましょう。けれども、市場という乗り物から降車するのことだけはないようにしたいですね
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投資を学ぶなら:資産運用ですごく勉強になる書籍
僕が実際に読んで「ほんとうに良い本だなぁ〜」としみじみ感じた名著をご紹介します。どれもめちゃくちゃ良い本ばかり。インデックス投資を始めたての方におすすめです。
以下の中にはKindle Unlimited(月々980円 読み放題、初めてだと30日無料キャンペーンもある)のサービスで利用できるものもありますのでチェックしてみてください。
この本は僕が初めて読んだ投資関連の書籍。当時、個別株で失敗し、偶然思うがままに買い付けた米国株インデックスETFに出会い、それにいい感触をもっていました。その感触を自信に変えてくれた本です。僕と同じく、初めて投資書籍を読まれる方にはこの本を最初にオススメします。
投資に関するネット記事は数あれど、最も有名で価値ある記事はコレなのでは?という記事の書籍版です。ぜひ投資書籍の2冊目に読んでほしい一冊としてピックアップしました。これを読むだけで本当に資産運用が完結する内容になっていて、僕も当時衝撃を受けました。もちろん書籍版の内容の本質はネット記事とほぼ同じですが、理論編がわかりやすく改定されていたり、読みやすくなっています。
インデックス投資の名著中の名著です。個人投資家にとっての投資は「ミスった者が負ける」敗者のゲームになった、というのがタイトルの由来。ここで言うミスとは、市場動向に動揺して売買してしまうことを指します。いいからインデックスホールドしとけ、という本。インデックス投資家の教養として読むべき本です。
これは僕が最近読んでよかったと思ってる本です。マクロ経済における金利の重要性を懇切丁寧に説明してくれています。金利が経済の基本であることを再認識させられました。初心者でも読みやすいように書かれていて、とくに予備知識は必要ありません。投資タイミングに活かせるかと言えばそこは同意しかねますが、金利による経済の定性的な動きを理解するのはこれで十分と思いました。
この本はKindle Unlimitedの読み放題サービスで提供されていることが多いです。Kindle Unlimitedは初めてであれば30日無料体験が使えるので、それで読み切ってしまうのもいいかと思います。僕はそうしました。
これは最近複数の視聴者さんに紹介してもらって購入した本です。主張は題名どおり「余剰資金が出たら即刻インデックス投資せよ」というもので、僕も思想とほぼ一致しています。また、前半部分では「節約には限界がある」「収入を増やす努力をしよう」という主張もされていて、その辺も共感できる部分は多いです。とてもいい本だと感じましたので、よかったら手にとってみるとよいかと思います。
これは最近視聴者さんに教えてもらった本です。株式投資や資産運用の考え方を学ぶのに、とても素晴らしい名著だと思いました。著者はインデックス投資にも精通していることが伺える一方で、各個人の資産運用は人としての合理性も考慮すべきと説いてます。株式投資のリターンは「リスク(値動き)の対価」をわかりやすい例も含めて明示してくれていて、投資初心者の方にぜひ読んでみてもらいたい本ですね。
2024年の年初に亡くなられた山崎元さんの遺作。内容は父から息子への手紙をイメージして、資産運用や生き方のアドバイスをおくるというもの(実際に送られた手紙の内容もあります)。涙なしには読み切れない名作でした。投資における主張はいつもの著者のものと全く同じ。ブレないところが山崎さんの良さですね。ぜひ読んでもらいたい一冊。
米国の著名投資家ハワード・マークス氏の著書で、彼の著書はなんとあのウォーレン・バフェットのお気に入りらしいw バークシャー・ハサウェイの株主総会でこの本を配ったというウワサも残っています。ハワード・マークス氏自体はインデックス投資にも一目を置くアクティブ投資家で、市場平均に勝つのは難しいと認めつつもどうすれば勝てるか?を色々とアドバイスしてくれる本です。
僕が一番好きな本。難しい数学的な知識を必要とせず、現代ポートフォリオ理論(≒ランダムウォーク理論)をかじれます。正直な感想を言うと全ての書いてることが興味深かったわけではありません。なので隅々まで読んだわけではないですが、理論のところはとてもわかりやすいのでおすすめです。これ読んでからWikpedia見たらだいぶ理解が進みました。
上記の本に加えてもう少しファイナンスを詳しく知りたい方向けにおすすめです。CAPMの考え方やそれをもう一歩発展させた3ファクターモデルのことも理解できます。ほかにもプライシング理論やリスク管理などの基礎知識もこれで十分わかるかと。
インデックス投資の父でありVanguard創業者のBogle氏の名著です。僕が最も尊敬する偉人でもあります。その先見性と残された功績には尊敬の念しかありません。内容はインデックス投資のベーシックな内容ですが、後半には債券との組み合わせ論などにも言及されています。全部が全部同意見というわけではありませんが、インデックス投資を志す者であれば必読書とも言ってよいかと。
ランダムウォーク理論(株価の動きはわからないという前提を置く理論)について、歴史を交えて語った本。これも名著と言われています。理論の概念はざっくりとわかるかと。歴史の部分が長くて、そこは読み飛ばしました。
本をほとんど読まない僕が唯一知ってる作家さん、橘玲さんの本。とても読みやすい文章で書かれていて、こんな文が書きたいなといつも思ってます。僕が海外株を中心に買っているのはこの本の考え方に近いです。
かつて日本の長者番付で一位になったサラリーマンとして話題になった清原達郎氏の初めての著書。これまでメディアにほとんど出てこなかった氏の赤裸々な体験談が多数載せられています。内容は初心者向けではありませんが、どこにでも溢れているインデックス投資を勧めるだけの本に飽きた方にはとても面白いはず。かく言う私もその一人(笑)純粋な読み物としてとても面白いです。
社会保険料がホットな話題として挙げられることが増えました。本書はその社会保険料の節約として最も有名な「マイクロ法人スキーム」のきっかけになった名著です。いま巷で使われているマイクロ法人という言葉は、この書籍で初めて使われたと言われています。もしマイクロ法人設立に興味があれば、まずは最初のバイブルとして読破しておくべき一冊です。
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