みなさん、FIREに向けての取り組みは順調でしょうか?ぼく自身は節約と資産運用によって比較的順調に推移している状況です。しかしながら、ある一点だけは全くうまく行っておらず、看過できない状況であります。それが収入力のUPです。
早期にFIREを達成するためのセオリーは投資に回す原資を大きく確保することです。原資は
原資 = 収入 -支出
という式で明確に決まってきますから、増やすためには①出費を抑えるか②収入を増やすしかありません。出費を抑えるのはこのブログでも幾度となく手法を紹介してきました。特にスマホ、保険、電気代などの固定費を落とすのが効果的です。実際に僕も実践してきて、一般家庭に対してはかなり成果をあげられていると思っています。それについて述べた以下の記事もご参照ください。
一方でハードルが高いのは②収入を増やすことです。一般的なFIRE本などでも本職での転職を勧めていることが多いですよね。
しかしながら昨今は転職が当たり前になってきているとは言え、生活環境も大きく変わることから踏み出せない気持ちもよくわかります。僕も実際にFIREのために転職しろと言われたら決断できないです。それに実際転職はしていません。
そうなるともう一つの手段は収入源を増やすことに帰着します。”副業”だとか”複業”だとか言われ、いまちょっとしたブームですよね。僕も例外ではなく、この収入源を増やす取り組みをしています。具体的には①このブログと②YouTubeにチャレンジ中です。
今回はそんな僕の収入UPへの取り組みについて赤裸々にレポートしていきたいと思います。このレポートには一切の脚色はありませんから”誰にでも稼げる副業!”なんていう甘い言葉とは無縁です。そのため商材への誘導などもしませんし、参考にした商材はありません(独学です)。ただ、普通のサラリーマンでもチャレンジすればこれくらいの結果は残せるもの、というひとつの参考データにしていただけるとうれしいです。
21年12月の副業実績 26,000円
上図が2021年1月から集計を始めた副業収入の推移です。今月の収入は26000円でした。先月比では+14%と着実に成長していますが、そもそも絶対値が小さいのであまり収入源として活躍できていないのが実情です。
なお上の収入は全て本ブログからの収益で、YouTubeは収益化条件にすら達していないので0円です(泣)。収入源は主にamazonリンク経由の物販とAdsense広告ですね。ユーザーに読んでもらうことを重視しているので、広告を増やしたりはするつもりは今の所ありません。広告少ないですよね?僕のブログ。
※集計は2021年1月からですが、実際にブログを開設したのは2019年12月です。
①ブログの成長推移
ブログの最も重要な指標のひとつに”PV数”があります。これは動画でいう再生数に相当するもので、ブログの記事が何回閲覧されたかの指標です。成長したブログでは月間100万PVがひとつの目安かな(僕の中では)。そして本ブログのPV推移が以下のとおり。
今月は37000PVという数値でした。こちらも収益と同じように前月比13%とまずまずの伸びです。本音は何か一発当てて爆発的に伸びてほしいのですが、そうはいかないのが難しいところです。
今後に向けて戦略というほどのものはありません。しいて言えば、後述するYouTubeと連携していく企画をしたいなと妄想しています。YouTubeの爆発力はすごいので、YouTubeを見た人がこのブログを覗きたくなるようなことをしたいですね。ブログに爆発力がないというのはこの2年続けてきてよくわかりました。
でも記事の投稿は継続します。このブログは僕の趣味をタレ流しているだけなので、継続と言っても全く苦ではないです。やっぱり副業は好きなことでするっていうのがここまで続いた最大の要因ですねぇ。これは巷で言われていることに大賛成です。
②YouTubeの成長推移
ブログだけの成長に飽きたらなくなったので、11月から本格的にYouTubeに参戦し始めました。あまりに遅い出だしではありますが・・・。
内容は僕のリアルな投資実績や考えを発信するものにしています。これも好きなことや熱中していることなら、続くかなと思ってのことです。
一方でYouTubeの世界はブログ同様甘くはありません。現在は収益化するための要件があり、それが結構きびしい。具体的にはチャンネル登録者 1000人以上、かつ、1年間の総再生時間4000hr以上とされています。そして今の僕のチャンネルの状況は以下です。
状況的には非常にきびしいと言わざるを得ません。いきなり上げた一本の動画が多少ヒットして一気に駆け上がったため
この調子なら収益化も楽勝だな〜
と楽観視していたら急激に再生数が落ちました。真意はよくわかりませんが、インプレッション(いわゆる閲覧する候補として表示される回数)がめちゃくちゃ落ちてるんですよね。すでにGoogle先生にこのチャンネルは要らない子として認定されてしまったのでしょうか?まだ本腰入れてから一ヶ月も経っていないのですが・・・。
これだけインプレッションが落ちてしまったので、ここからは地道な戦いになると思われます。それまでこのYouTubeが収益を生まないのは少し癪に障るので、YouTubeチャンネル自体が収益を生まなくてもブログとの相乗効果を得られるようにしていくつもりです。それはもちろん自分のためだけでなくて、視聴者さんに能動的にブログを見たいと思ってもらえる内容でなくてはなりません。
結論:副業は甘くないが徐々に手応えが出てきた
収入を増やすという取り組みを始めてちょうど2年。巷に溢れる”絶対に稼げる”なんて甘い言葉は現実ではないこともよくわかりました。まあ始める前からわかってはいましたが。
それでも趣味の延長として少しずつ続けてきて、気づけば月に2万円程度生んでくれているのはすごいことです。上では自分でたったの2万円でこき下ろしてますがw 今思えば最初は1円も生んでなかったわけですからね。2万倍以上の成長ですよ。
まだまだ収入源としては頼りないブログとYouTubeチャンネルですが、これからもどうぞよろしくお願いいたします。少しでも応援いただける方はぜひチャンネル登録お願いします!
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投資を学ぶなら:資産運用ですごく勉強になる書籍
僕が実際に読んで「ほんとうに良い本だなぁ〜」としみじみ感じた名著をご紹介します。どれもめちゃくちゃ良い本ばかり。インデックス投資を始めたての方におすすめです。
以下の中にはKindle Unlimited(月々980円 読み放題、初めてだと30日無料キャンペーンもある)のサービスで利用できるものもありますのでチェックしてみてください。
この本は僕が初めて読んだ投資関連の書籍。当時、個別株で失敗し、偶然思うがままに買い付けた米国株インデックスETFに出会い、それにいい感触をもっていました。その感触を自信に変えてくれた本です。僕と同じく、初めて投資書籍を読まれる方にはこの本を最初にオススメします。
投資に関するネット記事は数あれど、最も有名で価値ある記事はコレなのでは?という記事の書籍版です。ぜひ投資書籍の2冊目に読んでほしい一冊としてピックアップしました。これを読むだけで本当に資産運用が完結する内容になっていて、僕も当時衝撃を受けました。もちろん書籍版の内容の本質はネット記事とほぼ同じですが、理論編がわかりやすく改定されていたり、読みやすくなっています。
インデックス投資の名著中の名著です。個人投資家にとっての投資は「ミスった者が負ける」敗者のゲームになった、というのがタイトルの由来。ここで言うミスとは、市場動向に動揺して売買してしまうことを指します。いいからインデックスホールドしとけ、という本。インデックス投資家の教養として読むべき本です。
これは僕が最近読んでよかったと思ってる本です。マクロ経済における金利の重要性を懇切丁寧に説明してくれています。金利が経済の基本であることを再認識させられました。初心者でも読みやすいように書かれていて、とくに予備知識は必要ありません。投資タイミングに活かせるかと言えばそこは同意しかねますが、金利による経済の定性的な動きを理解するのはこれで十分と思いました。
この本はKindle Unlimitedの読み放題サービスで提供されていることが多いです。Kindle Unlimitedは初めてであれば30日無料体験が使えるので、それで読み切ってしまうのもいいかと思います。僕はそうしました。
これは最近複数の視聴者さんに紹介してもらって購入した本です。主張は題名どおり「余剰資金が出たら即刻インデックス投資せよ」というもので、僕も思想とほぼ一致しています。また、前半部分では「節約には限界がある」「収入を増やす努力をしよう」という主張もされていて、その辺も共感できる部分は多いです。とてもいい本だと感じましたので、よかったら手にとってみるとよいかと思います。
これは最近視聴者さんに教えてもらった本です。株式投資や資産運用の考え方を学ぶのに、とても素晴らしい名著だと思いました。著者はインデックス投資にも精通していることが伺える一方で、各個人の資産運用は人としての合理性も考慮すべきと説いてます。株式投資のリターンは「リスク(値動き)の対価」をわかりやすい例も含めて明示してくれていて、投資初心者の方にぜひ読んでみてもらいたい本ですね。
2024年の年初に亡くなられた山崎元さんの遺作。内容は父から息子への手紙をイメージして、資産運用や生き方のアドバイスをおくるというもの(実際に送られた手紙の内容もあります)。涙なしには読み切れない名作でした。投資における主張はいつもの著者のものと全く同じ。ブレないところが山崎さんの良さですね。ぜひ読んでもらいたい一冊。
米国の著名投資家ハワード・マークス氏の著書で、彼の著書はなんとあのウォーレン・バフェットのお気に入りらしいw バークシャー・ハサウェイの株主総会でこの本を配ったというウワサも残っています。ハワード・マークス氏自体はインデックス投資にも一目を置くアクティブ投資家で、市場平均に勝つのは難しいと認めつつもどうすれば勝てるか?を色々とアドバイスしてくれる本です。
僕が一番好きな本。難しい数学的な知識を必要とせず、現代ポートフォリオ理論(≒ランダムウォーク理論)をかじれます。正直な感想を言うと全ての書いてることが興味深かったわけではありません。なので隅々まで読んだわけではないですが、理論のところはとてもわかりやすいのでおすすめです。これ読んでからWikpedia見たらだいぶ理解が進みました。
上記の本に加えてもう少しファイナンスを詳しく知りたい方向けにおすすめです。CAPMの考え方やそれをもう一歩発展させた3ファクターモデルのことも理解できます。ほかにもプライシング理論やリスク管理などの基礎知識もこれで十分わかるかと。
インデックス投資の父でありVanguard創業者のBogle氏の名著です。僕が最も尊敬する偉人でもあります。その先見性と残された功績には尊敬の念しかありません。内容はインデックス投資のベーシックな内容ですが、後半には債券との組み合わせ論などにも言及されています。全部が全部同意見というわけではありませんが、インデックス投資を志す者であれば必読書とも言ってよいかと。
ランダムウォーク理論(株価の動きはわからないという前提を置く理論)について、歴史を交えて語った本。これも名著と言われています。理論の概念はざっくりとわかるかと。歴史の部分が長くて、そこは読み飛ばしました。
本をほとんど読まない僕が唯一知ってる作家さん、橘玲さんの本。とても読みやすい文章で書かれていて、こんな文が書きたいなといつも思ってます。僕が海外株を中心に買っているのはこの本の考え方に近いです。
かつて日本の長者番付で一位になったサラリーマンとして話題になった清原達郎氏の初めての著書。これまでメディアにほとんど出てこなかった氏の赤裸々な体験談が多数載せられています。内容は初心者向けではありませんが、どこにでも溢れているインデックス投資を勧めるだけの本に飽きた方にはとても面白いはず。かく言う私もその一人(笑)純粋な読み物としてとても面白いです。
社会保険料がホットな話題として挙げられることが増えました。本書はその社会保険料の節約として最も有名な「マイクロ法人スキーム」のきっかけになった名著です。いま巷で使われているマイクロ法人という言葉は、この書籍で初めて使われたと言われています。もしマイクロ法人設立に興味があれば、まずは最初のバイブルとして読破しておくべき一冊です。
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