【新型アクア】自動車エンジニアが見積りシミュレータで最強コスパを考えてみた

自動車
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みなさん、どんな自動車が好きですか?僕はどんな自動車であれ、目的に対して振り切っている自動車が好きです。そういうわけで、実用にこれでもか!と振り切っているN-BOXを愛用しております

先日、トヨタの人気車種「アクア」がフルモデルチェンジを発表しました。初代が2011年登場ですから、実に10年ぶりの新型です。息の長い名車ですね。

ご存知のとおり、アクアは燃費に振り切った性能が特徴の車です。以前より燃費をアピールしていませんが、WLTCモードで35.3km/Lという頭おかしいくらい燃費がよい。すごいの一言!

燃費のことを褒めると必ず現れるのが、

燃費だけで技術力がないメーカーだよね

と言う自称車好きがいます。こいつらは何もわかっておりません。少ない燃料で走ることは自動車エンジニアにとってとても重要な指標です。その定量的なスペックで勝っているということは、燃費のいいクルマを作れるメーカーは技術力に優れると言っていいはず。燃費より技術力の優劣が明確になる指標はないと思います。あとは信頼性とかかな?

そんな優れた特徴を持つアクアについて、自動車エンジニアの端くれのぼくが見積もりシミュレータで早速最強の構成を考えてみました。ぜひ検討の際、参考にしてください。

前提:ぼくがグレード&オプション選びで重視すること

自動車ってオプションを選んでいるといつの間にかめちゃくちゃ高くなってたりしませんか?漫然とオプションを眺めているとそうなりがちです。必ずどういうクルマにしたいのか、考えを持ってオプション選びすることをおすすめします。

僕の場合は以下のような考え方で、オプションを選びます。

  • 装飾のオプションは徹底的に省く
  • クルマの特徴を引き出すグレードにする(アクアは燃費重視、NBOXは両側スライドドア)
  • 市販で手に入る部品は自分で買う

なんといいますか、基本的には合理主義です。

実際に見積もりシミュレーションしてみる

それではさっそくトヨタのウェブサイトから見積もりシミュレータで選んでみましょう。

①グレード

アクアのグレードは上記の4種類です。「クルマの特徴を引き出すグレードにする」というポリシーに基づくと、この場合は燃費のいいグレードがいいなと思ってます。というわけで、「B」か「X」が候補です。この2つの違いを比較してみます。(左が「B」右が「X」です)

樹脂パネルが「X」のほうがテカテカしてる素材になっています。装飾はいらないので「B」のほうが好きかな
シートには違いがなさそうです
「B」は14インチ、「X」は15インチです。小径のほうが乗り心地が良いので「B」の14インチが好き
「B」はドアノブが黒くて業務用感あります。「X」のカラーのほうが好きですが、黒でも致命的とは言えません
「X」にはPOWER+ モードというのがあるらしいが、たぶん使わないので「B」で十分
樹脂パネルの加飾に違いがあります。僕はどっちでもいいです。好みの問題かな
「B」のほうが車両重量が軽く、燃費もいい。最小回転半径が小さい「B」のほうがアクアらしさがありますね。
今回の改良の目玉でもあるニッケル水素電池は「B」に非搭載

HV用のバッテリーは今回の改良の目玉のひとつ。ニッケル水素電池をバイポーラ型に改良し、コンパクトにしています。そのため、エネルギー密度が上がり、同じスペースでもニッケル水素のほうが容量が大きくなっているわけです。

トヨタ自動車ウェブサイトより引用。コンパクトになりました。

容量が大きくなったため、HVシステムをより効率よく使えるようになってます。回生エネルギーを大きくとれたり、ムダなエネルギーの回収などに役立っているわけです。これは最安グレード「B」に織り込まれていないので、ちょっと迷います・・・。が、最終的な燃費性能は「B」のほうが上なのだから、「B」でいいかな。

「B」のような燃費スペシャルグレードでよく使われる手法が「燃料タンク容量を削って重量を削減する」こと。たまに、1グレードだけ燃料タンクが小さいやつがあったりするので要注意です。諸元表を見る限りは燃料タンク容量は同じようですね。

燃料タンク容量は36Lで共通

このあたりの違いを見比べてみると、僕としては「B」でも許容できると判断しました。グレードは「B」でいきます。

メーカー&ディーラーオプション

グレードを「B」に決めたところで、次に細かい部分を決めていきます。ここからグレードによっては選べない装備などもあるので注意しましょう。どうしてもつけたいオプションがあるなら、グレード変更するしかありませんが、あまりおすすめしません。絶対に価格が跳ね上がるので。

カラーは白、黒、銀しか選べません。無難に白
バックモニターは便利なので付けたいです。他の装備はいらん。小さいクルマだから駐車に困ることは少ないはずです。

ETC車載器をオプションで選べないイジメグレードです。まあamazonで購入したほうが安上がりですし、合理的でしょう。適当な名のしれたメーカーのETC車載器を買いましょう。2021/7/20現在 タイムセールで6086円です。

ドラレコもオプションで選べません。イジメです。これもamazonにいい製品がいっぱい転がっているので、適当に選ぶとよいと思います。ユピテルあたりを選んでおけば間違いない。

エントリーグレードだからか、ほとんどのオプションが選べません。ただ、標準でレーダークルーズコントロールもついてるし、プリクラッシュセーフティもついてる。十分すぎます。ETCとドラレコだけは社外品を買ってディーラーにお願いしてつけてもらうといいです。

見積もり結果はこちら!

上で紹介した内容を反映した見積もり結果がこちらです。

総額2296780円となりました。ハイブリッドなのを勘案するとこんなもんかなーという価格ですね。これにETCとドラレコで2万円弱追加って感じ。コンパクトカーだと思うとちょっと高いけど、燃費最強のハイブリッド車だと思えば、めちゃくちゃ安いと思います。世界最高の技術力で作られたクルマですからね。

結論:加飾を排除すればクルマは安くなる

いいグレードにはいいオプションがたくさんラインナップされています。エントリーグレードはほんとに何も選べません。でもそれは言い換えると、ほとんどのオプションは「走る」「曲がる」「止まる」に影響がない、ということです。それらに問題があれば、それはオプションではなく必須装備に鳴っているはずですからね。

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