皆さん、米国市場が冴えない中いかがお過ごしでしょうか?僕は相変わらず、筋トレのことで頭がいっぱいです(笑)けれども株式市場が下がってることくらいはちゃんと知ってます。
9月の相場を見返してみると、S&P500指数自体は5%も下がっていました。今年に入ってずっとイケイケドンドンで来ていましたから、いつにも増して下がったように感じますね。
本当は下落した時はうんざりなので、資産推移を集計する気がおきません(笑)けれども、当ブログの初期からの人気コンテンツがこの資産推移レポートです。いつも読んでいただける方のためにも、断腸の思いで集計することにしました。もちろんそんな大げさな気分ではありません。何よりも正直に伝えていくことが読者やYouTube視聴者さんとの信頼関係につながると思ってるからやるだけです。
ということで早速資産推移結果を見ていきましょう!この記事がこれから米国株投資を始める方の参考になれば、それ以上にうれしいことはありません。
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アゲポヨ相場もいったん踊り場へ
まずは総資産と含み益の推移から見ていきましょう。結果は以下のとおり。
- 総資産:8902万円(前月比 ▲209万円)
- 含み益:3160万円(前月比 ▲257万円)※配当再投資分の資金は含み益として計上
久々の下げ相場によって総資産と含み益ともに減少に転じました。今年に入ってのマイナスは3月ごろ以来じゃないでしょうか。久々に減った気がする。けれども思ったよりも資産の減り具合が少ないです。
その原因はもうわかってると思いますが為替の影響です。為替の一ヶ月推移がこちら。
S&P500の下げの半分くらいが為替で薄められています。昨年と同じ構図ですね。つまりは9月の相場が金利差で動いていたということなんでしょう。米国の長期金利もすごく上がってました。
続いてポートフォリオも整理しておきましょう。金額が大きくなっているのでほぼ代わり映えはしていません。S&P500や全米系を中心としながら、NASDAQ系のファンドも10%くらいある状況です。
ここ最近はTOPIXとか日本株も入れたほうがいいかなぁと魔が差したりしてますが、それよりも初志貫徹が重要と思って踏みとどまってます(笑)今の時価総額比率である6-7%くらいはTOPIXもありだなぁとは常々思ってるんですよね。まあ買わないと思うけど。
上記は各銘柄の損益推移です。見てのとおり全面的にマイナスになっています。特に為替の助けを受けられなかったレバナス系は散々な結果に終わりました。なんとか奮起してもらいたいものです。
上図は先月の家計収支データのまとめです。先月は分配金が最も多い月でして、合計で21万円もの分配金をいただきました。ありがたい限りです。
ぼくの方針は「分配金はできるかぎり使う」としていて、今回のは旅行やら次月のiPhoneの支払いに当てるようにしました。ムダなく使っています。というのも、再投資に回すと税金分だけ損した気分になってしまうからです。まあ無理して使うことはもっと無意味なので、それでも余ったら再投資にまわしています。
先月の購入履歴は上図のような感じ。まあ毎月代わり映えしません。楽天カードと楽天キャッシュの積立で10万円ずつやっていて、主力は1557 SPDR S&P500 ETFを買い付けています。端数はニッセイNASDAQ100ファンドです。
続いて副業収益の状況はこんな感じ。既に想像絶する収益で自分でも驚いているのですが、それをさらに上回ってきました。YouTubeやブログってすごいですね。運の要素が強いので万人におすすめできるわけではありませんが、当たったときの伸びがほんとにドリーム。僕はほんとうに幸運でした。
この幸運がどこまで続くかわかりませんが、見てもらえるうちは全力で続けていきたいと思います。
余談:ボディメイクの経過報告
ここ数ヶ月から目覚めたボディメイクの進捗はこんな感じ。軽肥満の体脂肪率なのですが、徐々に改善してきているように思います。着実に数字に出てくるのがいちばんの喜びですよね。
今は腕立て伏せ、スクワット、懸垂、(デッドリフトの練習)を1日1種目3セット以上はやるメニューで回しています。だんだんと練習を重ねて上手くなってきたのか、やれる回数が増えてきました。これも明らかに成長を実感できるので、うれしい瞬間ですよね。とくに懸垂は一回もできなかったのが2〜3回くらいできるようになってます。人間、何歳でも成長できるもんですな。
ここのところは食事にもけっこう気をつかっていて、タンパク質が足りないときはプロテインを摂取するようにしています。いまはエクスプロージョンというブランドを買ってますが、他にコスパいいブランドがあればぜひ教えてください。
結論:多少損をしたとしてもへこたれずに10月も全力投資でいく
9月の相場は散々でしたし、思い返せば8月も微妙な結果だったと思います。けれどもここでくじけて入金をやめてしまっては、長期投資の醍醐味を投げ捨てているのと同じです。こういう大衆が買いにくい弱気相場でこそ、常に買い付ける方針によって底を拾っていくことが重要ですもんね。
以下のデータは8月9月下げた年のその後のS&P500のデータをまとめたものです。
驚くほどに上がることが多いみたいですね。Q4で下がったのは1957年しかありません。たしかに自分の記憶でも10月ごろから復活してくるイメージはあります。この手のアノマリーを信用することは僕はありませんが、縁起のいい話はいくらでも聞いていたいとは思いますね(笑)
ここで言いたいのはアノマリーを狙えとかそういうことではなく、短期的な下げに屈さなかった人が儲かってきたのが歴史だということです。もちろん過去は未来を保証することはありません。けれども株式投資において市場に残り続けることは本質的にリターンを得ることにつながりやすいのは事実でしょう。
この先も自信が無い相場が続くかもしれませんが、ぼくは Just Keep Buying の精神で続けていくつもりです。結局、それがいちばん気楽で長く投資を続ける方法だと思うんですよね。
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投資を学ぶなら:資産運用ですごく勉強になる書籍
僕が実際に読んで「ほんとうに良い本だなぁ〜」としみじみ感じた名著をご紹介します。どれもめちゃくちゃ良い本ばかり。インデックス投資を始めたての方におすすめです。
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この本は僕が初めて読んだ投資関連の書籍。当時、個別株で失敗し、偶然思うがままに買い付けた米国株インデックスETFに出会い、それにいい感触をもっていました。その感触を自信に変えてくれた本です。僕と同じく、初めて投資書籍を読まれる方にはこの本を最初にオススメします。
投資に関するネット記事は数あれど、最も有名で価値ある記事はコレなのでは?という記事の書籍版です。ぜひ投資書籍の2冊目に読んでほしい一冊としてピックアップしました。これを読むだけで本当に資産運用が完結する内容になっていて、僕も当時衝撃を受けました。もちろん書籍版の内容の本質はネット記事とほぼ同じですが、理論編がわかりやすく改定されていたり、読みやすくなっています。
インデックス投資の名著中の名著です。個人投資家にとっての投資は「ミスった者が負ける」敗者のゲームになった、というのがタイトルの由来。ここで言うミスとは、市場動向に動揺して売買してしまうことを指します。いいからインデックスホールドしとけ、という本。インデックス投資家の教養として読むべき本です。
これは僕が最近読んでよかったと思ってる本です。マクロ経済における金利の重要性を懇切丁寧に説明してくれています。金利が経済の基本であることを再認識させられました。初心者でも読みやすいように書かれていて、とくに予備知識は必要ありません。投資タイミングに活かせるかと言えばそこは同意しかねますが、金利による経済の定性的な動きを理解するのはこれで十分と思いました。
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これは最近複数の視聴者さんに紹介してもらって購入した本です。主張は題名どおり「余剰資金が出たら即刻インデックス投資せよ」というもので、僕も思想とほぼ一致しています。また、前半部分では「節約には限界がある」「収入を増やす努力をしよう」という主張もされていて、その辺も共感できる部分は多いです。とてもいい本だと感じましたので、よかったら手にとってみるとよいかと思います。
これは最近視聴者さんに教えてもらった本です。株式投資や資産運用の考え方を学ぶのに、とても素晴らしい名著だと思いました。著者はインデックス投資にも精通していることが伺える一方で、各個人の資産運用は人としての合理性も考慮すべきと説いてます。株式投資のリターンは「リスク(値動き)の対価」をわかりやすい例も含めて明示してくれていて、投資初心者の方にぜひ読んでみてもらいたい本ですね。
2024年の年初に亡くなられた山崎元さんの遺作。内容は父から息子への手紙をイメージして、資産運用や生き方のアドバイスをおくるというもの(実際に送られた手紙の内容もあります)。涙なしには読み切れない名作でした。投資における主張はいつもの著者のものと全く同じ。ブレないところが山崎さんの良さですね。ぜひ読んでもらいたい一冊。
米国の著名投資家ハワード・マークス氏の著書で、彼の著書はなんとあのウォーレン・バフェットのお気に入りらしいw バークシャー・ハサウェイの株主総会でこの本を配ったというウワサも残っています。ハワード・マークス氏自体はインデックス投資にも一目を置くアクティブ投資家で、市場平均に勝つのは難しいと認めつつもどうすれば勝てるか?を色々とアドバイスしてくれる本です。
僕が一番好きな本。難しい数学的な知識を必要とせず、現代ポートフォリオ理論(≒ランダムウォーク理論)をかじれます。正直な感想を言うと全ての書いてることが興味深かったわけではありません。なので隅々まで読んだわけではないですが、理論のところはとてもわかりやすいのでおすすめです。これ読んでからWikpedia見たらだいぶ理解が進みました。
上記の本に加えてもう少しファイナンスを詳しく知りたい方向けにおすすめです。CAPMの考え方やそれをもう一歩発展させた3ファクターモデルのことも理解できます。ほかにもプライシング理論やリスク管理などの基礎知識もこれで十分わかるかと。
インデックス投資の父でありVanguard創業者のBogle氏の名著です。僕が最も尊敬する偉人でもあります。その先見性と残された功績には尊敬の念しかありません。内容はインデックス投資のベーシックな内容ですが、後半には債券との組み合わせ論などにも言及されています。全部が全部同意見というわけではありませんが、インデックス投資を志す者であれば必読書とも言ってよいかと。
ランダムウォーク理論(株価の動きはわからないという前提を置く理論)について、歴史を交えて語った本。これも名著と言われています。理論の概念はざっくりとわかるかと。歴史の部分が長くて、そこは読み飛ばしました。
本をほとんど読まない僕が唯一知ってる作家さん、橘玲さんの本。とても読みやすい文章で書かれていて、こんな文が書きたいなといつも思ってます。僕が海外株を中心に買っているのはこの本の考え方に近いです。
かつて日本の長者番付で一位になったサラリーマンとして話題になった清原達郎氏の初めての著書。これまでメディアにほとんど出てこなかった氏の赤裸々な体験談が多数載せられています。内容は初心者向けではありませんが、どこにでも溢れているインデックス投資を勧めるだけの本に飽きた方にはとても面白いはず。かく言う私もその一人(笑)純粋な読み物としてとても面白いです。
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