みなさん、最近の資産運用の調子はいかがでしょうか?今年はずっと米国株が冴えない状態ですが、円安のおかげもあってそんなに損している気分はありません。
そして今年にしては珍しく、22年10月は米国株は好調に推移しました。順調に右肩上がりだったのは本当に久しぶりな気がします。振り返ってみると5%ほど上昇していたようです。
一方で為替の関係もあり、ぼくの主力銘柄1557 SPDR S&P500 ETFは11%弱の凄い上げを見せつけてくれました。円安ってすごいね。さすがにここまでは円安が進むとは思ってなかったな…
こういう状況を振り返ると、楽しみになってくるのが今月の資産推移です。上がってる時はほんとうに集計が楽しみなんですよねw 長期投資に一喜一憂は禁物ですが、まあ僕のように絶対売らない自信があれば何したっていいと思ってます。
ということでさっそく資産推移結果を見ていきましょう。この記事がこれから米国株を始める方の参考になれば、それ以上にうれしいことはありません。
もう少し詳しい説明はYouTubeで見てね!
想像以上の上昇で7ヶ月ぶりに最高益を更新!
ではさっそく資産推移結果からいきましょう。
- 総資産:6861万円(前月比 +479万円)
- 含み益:2101万円(前月比 +447万円)
正直なところ、米国市場を見ていてここまで上昇した感覚はありませんでしたので、結果に凄く驚いています。言い換えれば、それだけ円安の効果があったということです。まさか最高益更新だなんて…うれしいサプライズでした。まあ円安のおかげだから少々複雑だけどね
続いて10月の家計収支をまとめたものです。今月はムダな出費がなく、生活費を非常に低く抑えられたので、そこは満足しています。来月は多少散財した(飲み会やら家電やら買った)ので、出費は増える見込み。
そしていつもどおりタイミングは図らず、余剰資金ができた瞬間に37.5万円を投資に回しました。
上図は購入した銘柄のスクリーンショットです。いつもどおり主力の1557 SPDR S&P500 ETFに27.7万円、楽天ポイントの消化のために eMAXIS Slim S&P500に5.0万円定期積立、端数をiFreeレバナスに投入しています。宣言どおり、まったくタイミングは図っておりません。
ポートフォリオの状況
毎度代わり映えしないポートフォリオですみません。既に毎月の投資額に大して総資産が大きくなってしまってるので、こればかりはどうしようもないのです。今さらになって気づいたのは、長期投資は投資期間が長くなればなるほどポートフォリオのコントロールが難しくなるという事実。そうです、もう僕は身動きとれないところまできてしまっているのです。
なので、これからも今までどおりの投資方針(S&P500メイン、Buy&Hold戦略)を貫いていく所存です。
上図は各銘柄の評価損益推移です。ひと目見てわかるとおり、S&P500 ETFの爆発的な増え方が凄いですよね。一ヶ月でこんなに増えるのは稀だと思います。来月に反動がくるのが怖いですが・・・まあじっと耐えていくのみですね。
結論:こんな相場だけど続けてきてよかった
今年は近年稀に見る辛い相場なのはみなさんもご存知のことでしょう。そんな中でもタネをひたすらに撒き続けた結果、最高益を更新することができました。円安のおかげとは言え、現金で持っておくよりも増えたわけです。ゆっくりしたペースではあるけれども、増えたことをまずは喜びたいと思います。
ただ、相場自体はまだまだ不安定です。インフレも解消したわけではありません。これからもっと企業業績も落ちてくる可能性は高いでしょう。けれども、こういう体験を繰り返せば繰り返すほど、下落したときも地道に買い進めておこう、という気持ちになります。
今後とも市場の荒波は続くでしょうが、いつもの自分のペースで乗り切っていきたいと思います。
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投資を学ぶなら:資産運用ですごく勉強になる書籍
僕が実際に読んで「ほんとうに良い本だなぁ〜」としみじみ感じた名著をご紹介します。どれもめちゃくちゃ良い本ばかり。インデックス投資を始めたての方におすすめです。
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この本は僕が初めて読んだ投資関連の書籍。当時、個別株で失敗し、偶然思うがままに買い付けた米国株インデックスETFに出会い、それにいい感触をもっていました。その感触を自信に変えてくれた本です。僕と同じく、初めて投資書籍を読まれる方にはこの本を最初にオススメします。
投資に関するネット記事は数あれど、最も有名で価値ある記事はコレなのでは?という記事の書籍版です。ぜひ投資書籍の2冊目に読んでほしい一冊としてピックアップしました。これを読むだけで本当に資産運用が完結する内容になっていて、僕も当時衝撃を受けました。もちろん書籍版の内容の本質はネット記事とほぼ同じですが、理論編がわかりやすく改定されていたり、読みやすくなっています。
インデックス投資の名著中の名著です。個人投資家にとっての投資は「ミスった者が負ける」敗者のゲームになった、というのがタイトルの由来。ここで言うミスとは、市場動向に動揺して売買してしまうことを指します。いいからインデックスホールドしとけ、という本。インデックス投資家の教養として読むべき本です。
これは僕が最近読んでよかったと思ってる本です。マクロ経済における金利の重要性を懇切丁寧に説明してくれています。金利が経済の基本であることを再認識させられました。初心者でも読みやすいように書かれていて、とくに予備知識は必要ありません。投資タイミングに活かせるかと言えばそこは同意しかねますが、金利による経済の定性的な動きを理解するのはこれで十分と思いました。
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これは最近複数の視聴者さんに紹介してもらって購入した本です。主張は題名どおり「余剰資金が出たら即刻インデックス投資せよ」というもので、僕も思想とほぼ一致しています。また、前半部分では「節約には限界がある」「収入を増やす努力をしよう」という主張もされていて、その辺も共感できる部分は多いです。とてもいい本だと感じましたので、よかったら手にとってみるとよいかと思います。
これは最近視聴者さんに教えてもらった本です。株式投資や資産運用の考え方を学ぶのに、とても素晴らしい名著だと思いました。著者はインデックス投資にも精通していることが伺える一方で、各個人の資産運用は人としての合理性も考慮すべきと説いてます。株式投資のリターンは「リスク(値動き)の対価」をわかりやすい例も含めて明示してくれていて、投資初心者の方にぜひ読んでみてもらいたい本ですね。
2024年の年初に亡くなられた山崎元さんの遺作。内容は父から息子への手紙をイメージして、資産運用や生き方のアドバイスをおくるというもの(実際に送られた手紙の内容もあります)。涙なしには読み切れない名作でした。投資における主張はいつもの著者のものと全く同じ。ブレないところが山崎さんの良さですね。ぜひ読んでもらいたい一冊。
米国の著名投資家ハワード・マークス氏の著書で、彼の著書はなんとあのウォーレン・バフェットのお気に入りらしいw バークシャー・ハサウェイの株主総会でこの本を配ったというウワサも残っています。ハワード・マークス氏自体はインデックス投資にも一目を置くアクティブ投資家で、市場平均に勝つのは難しいと認めつつもどうすれば勝てるか?を色々とアドバイスしてくれる本です。
僕が一番好きな本。難しい数学的な知識を必要とせず、現代ポートフォリオ理論(≒ランダムウォーク理論)をかじれます。正直な感想を言うと全ての書いてることが興味深かったわけではありません。なので隅々まで読んだわけではないですが、理論のところはとてもわかりやすいのでおすすめです。これ読んでからWikpedia見たらだいぶ理解が進みました。
上記の本に加えてもう少しファイナンスを詳しく知りたい方向けにおすすめです。CAPMの考え方やそれをもう一歩発展させた3ファクターモデルのことも理解できます。ほかにもプライシング理論やリスク管理などの基礎知識もこれで十分わかるかと。
インデックス投資の父でありVanguard創業者のBogle氏の名著です。僕が最も尊敬する偉人でもあります。その先見性と残された功績には尊敬の念しかありません。内容はインデックス投資のベーシックな内容ですが、後半には債券との組み合わせ論などにも言及されています。全部が全部同意見というわけではありませんが、インデックス投資を志す者であれば必読書とも言ってよいかと。
ランダムウォーク理論(株価の動きはわからないという前提を置く理論)について、歴史を交えて語った本。これも名著と言われています。理論の概念はざっくりとわかるかと。歴史の部分が長くて、そこは読み飛ばしました。
本をほとんど読まない僕が唯一知ってる作家さん、橘玲さんの本。とても読みやすい文章で書かれていて、こんな文が書きたいなといつも思ってます。僕が海外株を中心に買っているのはこの本の考え方に近いです。
かつて日本の長者番付で一位になったサラリーマンとして話題になった清原達郎氏の初めての著書。これまでメディアにほとんど出てこなかった氏の赤裸々な体験談が多数載せられています。内容は初心者向けではありませんが、どこにでも溢れているインデックス投資を勧めるだけの本に飽きた方にはとても面白いはず。かく言う私もその一人(笑)純粋な読み物としてとても面白いです。
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