皆さん、お子さんとの生活でいちばん気になる事は何でしょうか?もちろん色々気になることはあるでしょうが、多くの方が「初めての育児で何を揃えればいいのかわからない…」と感じると思います。僕もそうでした。
実際に何を揃えればいいのかよくわからず、姉に聞いたものをひとしきり揃えて満足していたのです。そして、そろそろ2人の子どものオムツ時期も終わりかけになったころ、ひとつの事実に気づきました。あるもので物凄くムダ使いしていたことに。
というわけで、今回はそんな私達のような失敗をする人が少しでも減るように、ここに記事にして紹介しておきたいと思います。この記事がこれから育児を開始する方の参考になれば、それ以上にうれしいことはありません。
最も後悔している買い物:オムツゴミ箱の特徴
もったいぶらずに結論から述べると、僕が最も後悔しているベビーグッズは下の写真のものです。子育て格闘中の方なら一度は見たことがあるのではないでしょうか?
これはいわゆるオムツゴミ箱なのですが、ただのゴミ箱ではありません。オムツをひとつひとつ密封してくれて、ニオイを漏れないようにしてくれるスグレモノなのです。以下のような簡単な手順でオムツを密封してくれます。
ここまでの内容なら特に後悔するポイントはなさそうに感じるかもしれません。けれども、これはそのビジネスモデルを知れば知るほど「買わなければよかった…」と思うものなのです。
ひげ剃りの替刃と同じサブスクリプションのようなビジネス
このオムツゴミ箱の機能を使い続けるためには、部品を買い続ける必要があるのです。そしてそれがアホみたいに高価なんですよね。ちょうどひげ剃りの本体は安いのに替刃って高いと感じませんか?それと同じビジネスモデルなんですよね。
上のリンク先のカートリッジでだいたい2〜3ヶ月分なのですが、それが約5000円もするんです。今まで惰性で買い続けてましたが、サブスクと考えると高すぎますよね。情弱だったわ、自分。
このオムツゴミ箱も本体はけっこう安いんです。だから、最初に本体を買ってしまって、その後「あと数年だから…」と惰性で買い続ける人を狙ったビジネスなんでしょう。実によくできています。
なお、宣伝文句のニオイ漏れはその実力どおりで、ニオイを閉じ込めるチカラはすばらしいものがありますよ。
そもそもカートリッジ式は不便だったことに気づく
最近になって気がついたのは、このオムツゴミ箱は実は不便だったということです。特にオムツを捨てるときがめちゃくちゃめんどくさい。説明書には以下のような手順で捨てるように説明があります。
このフィルムを外してカッターで切る、という作業が実にめんどくさい!フィルムはそこそこカタいので力を入れないと切れないし、切るのに失敗して(スカをくって)手を怪我したこともしばしばです。そしてニオイを閉じ込めるのがウリなのに、この作業をしている時は必然的にゴミ箱を開放していますからめっちゃ臭います。フィルムで包まれていても臭いものは臭いです。
さらにはゴミ捨て作業はこれだけでは終わりません。新たにカセットフィルムをセットしなくてはいけないのです。手順は以下。これも悪臭が漂う中で行う必要があります。今考えれば実にめんどくさい作業です。
結局今はどうやって処理をしているのか?
遅ればせながらこの事実に気づいて以来、我が家ではカートリッジを使うことを止めました。そして、やってることは適当なニオイ防止袋を用意して、ウンチのオムツだけそれに入れて捨てるようにしています。これだけで全然ニオイがしなくなりますよ。
そもそも袋に入れてゴミ箱にぶちこむだけなので、手間もほとんどかかりません。何と言ってもゴミに出すときの手間がものすごく楽になりました。もうカートリッジをセットする必要もなければ、カッター作業で手を怪我することもありません。どうしてこんなことに気づかなかったんだろう自分…とけっこう後悔しましたねw それくらい良い作戦でした。おすすめ!
結論:カートリッジ式のオムツゴミ箱は買わない方がいい
我が家が買ったカートリッジ式のオムツゴミ箱はコンビ製ですが、アップリカ等でも同様の商品はあります。これらのどれもがひげ剃りの替刃と同じ「サブスクリプションビジネス」を狙ったものです。つまり、カートリッジがバカみたいに高価。
ぼくはこれが当たり前だと思ってずっと使い続けてきましたが、よく考えれば手間もかかれば金もかかる最悪の一品でした。姉から勧められたのがきっかけとは言え、自分が思考停止していたのがいちばんの原因です。こういう浪費パターンって潜在的なもので、きっとまだまだあるんだと思います。無くしていかないといけませんね。