みなさん、自動車のナビには何を使っていますか?僕は純正のぼったくりナビは使わず、ディスプレイオーディオでiPhoneと接続して使っています。いわゆるCarPlayです。めちゃくちゃ快適!その記事はこちらからどうぞ。
一方で、僕がつかっているディスプレイオーディオはDVDも観られる機種。息子と出かける際は
電車のDVDを観たいなー
と言われるのが常であります。DVDを使う場合は当然ながらディスプレイオーディオでナビを使うことはできません。子持ち世帯ではあるあるではないでしょうか?
今回はそんな車内ディスプレイを使えない時に活躍する、スマホスタンドについてご紹介します。最近はもっぱらこのスタイルでナビを使ってます。激安でめちゃくちゃ快適なのでおすすめです。特にN-BOXに乗ってる方!
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エアコン吹き出し口にサクッと固定して使う
車内用のスマホスタンドは色んな方式が多方面から発売されていて、初見ではどの方式がいいのかさっぱりわからないと思います。僕も数々の失敗をしてきました。
最終的に行き着いたのがシンプルなこのスタイル。本体を挟んでエアコン吹き出し口に固定するだけのものです。
ちなみに僕が使用しているものは固定具が1つだけですが、最近のものは固定具が2つついていてガッシリ固定されるようになってます。進化してますね。
というわけで、僕がこのスタイルをおすすめするに至った理由を写真を交えてご紹介していきましょう。
吹き出し口固定式のスマホスタンドのメリット3つ
①とにかく安い!
何と言ってもまずはこれでしょう。値段は時期によって変化しますが、たいてい1000円付近で入手できます。余計なギミックがついていない、シンプルなスタイルだから安くできるわけです。
角度調整やらアームやらは必要ありません。ただクリップがついていればいいのです。必然的に安くなりますよね。
なお、このスタイルの商品はいくつかのブランドで販売されています。その時一番安いものを選べばよいでしょう。記事執筆時点で確認できる他ブランド商品を以下にあげておきますので参考にしてみてください。
②風で本体を冷却できる
スマホをナビとして使用する際に心配になるのが本体の温度上昇です。ナビアプリを起動しつづけるとそれなりの負荷になりますし、長距離ドライブなら電源供給もするでしょう。さらに車載の特徴として直射日光が本体を直撃することも珍しくありません。
そうするとスマホの本体温度はみるみる上昇し、最終的にはスマホがシャットダウンすることすらあります。僕も過去に数回経験しました。
さらに本体の温度上昇は内蔵バッテリの劣化にも直結します。工学の世界では「10℃半減則」と呼ばれ常識があり、温度が10℃上がると寿命が半分になると言われているのです。その点吹き出し口につけていれば外気温が高いときは冷風が出るわけで、その風でスマホ本体は十分に冷却されます。スマホを長く使うためにも、吹き出し口に直接取り付けるタイプは適していると言っていいでしょう(エアコンを死んでもつけない人は知らん)。
ちなみに冬場は外気温が低く温度上昇が問題になることも少ないですし、一般的なオートエアコンなら暖房時は足元から吹き出すように制御されるので心配はありません。冬場に顔面に温風を当てたい人は別ですが。
③取り付けがカンタン
スマホは日頃から持ち歩くもので、車内に固定しっぱなしにするものではありません。そのため、取り付け取り外しがカンタンであることは必須要件です。
その点、このクリップ式はシンプルなので取りつけ方もカンタンです。クリップに挟んで吹き出し口にさすだけ。10秒くらいで設置完了です。
長距離ドライブをする場合はこれにライトニングケーブルを挿して給電してやればOKです。適当な安物の1mほどのライトニングケーブルを確保しておくとよいでしょう。
番外編:iPhone12シリーズ以降の機種にはもっといいスタンドがある
僕が使用してるiPhone11Proには搭載されていないシステムとして、Magsafe充電があります。こいつは磁石でiPhoneとひっつけて充電できる非接触充電器のひとつです。強力なマグネットでがっちり固定されるのが特徴。
このシステムが搭載されていればわざわざクリップで挟むことなくマグネットで固定できるようになります。さらにカンタンに取り付け取り外しが可能ってわけです。
しかももちろん給電もできます!ちょっとだけ高価だけど、これだけ便利ならお金出す価値はありますね。羨ましい!
結論:吹き出し口直結タイプは安いし冷えるし合理的
昨今のスマホの進化は著しく、もはや車載ナビをつかうメリットは皆無です。スマホ本体のディスプレイも大型化しているので十分に見やすいですしね。
問題なのは、自動車の内装は車種ごとに一品一様であることです。必ずしも同じスマホスタンドで全ての車種に適用できるとは限りません。今回は僕が使用するN-BOXを例にご紹介しましたが、吹き出し口がへんてこなカタチをしている車も少なくありません。まずは一度、ご自身の車の吹き出し口形状を確認してから、使えそうかを判断してくださいね。
例えば、僕の前車「デミオ(現マツダ2)」の吹き出し口は丸形で、たぶん取り付きません。