みなさん、マイカー生活には満足しているでしょうか?ぼくは2018年からN-BOXに乗っていますが、もの凄く気に入ってます。今の目標は20年乗ることですw
先日、そんなお気に入りのN-BOXがビッグマイナーチェンジを受けたというニュースを耳にしました。これは生粋のN-BOXファンであり、自動車系会社のエンジニアでもある僕の血が騒がずにはいられません。果たしてマイナーチェンジでの変化点がどれくらい魅力的なのか?弊サイト独自の視点で分析してみたいと思います。この記事がN-BOXを検討している方の役に立てば、それ以上にうれしいことはありません。
まずは変更点をダイジェストで
ホンダのウェブサイト情報によると、今回のマイナーチェンジの主要な変化点は以下のとおりです。
- 電子パーキングブレーキ
- ACC(アダプティブクルーズコントロール)に渋滞追従機能追加
- 特別仕様車「N-BOX Custom STYLE+ BLACK(スタイルプラス ブラック)」を発売
弊サイトは実益主義なのでデザインや内装の豪華仕様、および加飾パーツには興味ありません。したがって検討すべきは電子パーキングブレーキとACCの渋滞追従機能のみです。
電子パーキングブレーキとは?
今までのN-BOXのパーキングブレーキは足踏み式でした。みなさんお馴染みのスタイルです。特徴をあえて言うと、人間にしか操作できないブレーキと言えます。
一方で新たに採用された電子パーキングブレーキはその名の通り電子制御(バイワイヤ)で動作するパーキングブレーキです。普段はもちろん人間がボタンを操作して動かすものですが、電子制御なので自動車自身が考えて操作することも可能になります。それが電子パーキングのいちばんの特徴です。
電子パーキングブレーキで何ができる?
いちばん最初に思いつく機能はオートブレーキホールド機能でしょうか?これは信号待ちなどで停止している際にブレーキから足を離しても動かないようにホールドしてくれる便利機能です。ブレーキ踏み続けるって意外と疲れるんですよね。これがいちばんのメリット。
他にもハードウェアがスイッチでしかないので、省スペース性に一役買ってます。N-BOXの足元もさぞかし広くなっていることでしょう。
正直なところ、この機能はちょっと欲しいと思いました。本当は「電子パーキングブレーキなぞいらぬ」という記事を書こうと思っていたんですけどねw よくよく考えると結構魅力的。絶対にいるかと言われると思わないくらいの贅沢品ですが、楽になるのは正義です。
”ACCに渋滞追従機能追加”とは?
みなさんはACC(アダプティブクルーズコントロール)を普段使いますか?最近の自動車ならほとんどのモデルに搭載されている便利機能です。前車に対して適切な車間距離を保つようにオートでアクセルを制御してくれるスグレモノ。脚をアクセルペダルから外してもきっちり速度をコントロールしてくれます。ロングドライブで使うとめちゃくちゃ快適なので、もし搭載されていたら使ってみてください。ぼくは多用しています。
このACCにも機能差があって、今回のN-BOXのマイナーチェンジで”渋滞追従機能”というものが追加されたわけです。元々のN-BOXのACCは速度30km/h以上が条件であって、低速の場合は使えませんでした。それが電子パーキングブレーキを採用したことにより、完全停止ができるようになったため、低速域でもACCを使用できるようになったのです。つまり、渋滞でも使えるACCになったということ。
これはめちゃくちゃ便利そうですよね〜。どうしても連休時期が重なるサラリーマンにとって、帰省≒渋滞です。渋滞の疲れのうち、幾ばくかは脚の疲れによるものに違いありません。この機能があれば、きっとロングドライブが楽になるんだろうなぁ・・・。羨ましい。
ウェブ見積してみて金額を確認してみよう
以前にも以下の記事でN-BOXをウェブ見積してみたことがあります。そのときはバックカメラの画素数が上がったことやシートヒーターを羨ましく思っておりました。
しかし電子パーキングブレーキへの憧れはその比ではありません。悔しいので今夏もウェブ見積をつくって気を紛らわせます。考え方は以前と同様です。加飾パーツは一切つけずに両側スライドドアとETCのみ採用。ナビはつけずにディスプレイオーディオを後付します。おすすめのディスプレイオーディオは当ブログNo.1人気記事であるこちらをどうぞ。
という講釈は置いておいて、さっそくこのサイトからウェブ見積を作成してみました。その結果がこちら。
ほぼ同じオプションなのに、マイナーチェンジ前より安くなってます!これはすごい。電子パーキングがついて値下げとは、さすが国民車恐れ入りました。詳細な見積結果はこちらからご覧ください。
結論:現役N-BOXユーザーの誰もが羨む仕様に進化した
この電子パーキングブレーキはN-BOXに長い間望まれていた機能だそうです。ライバルのタントやスペーシアは当然搭載しています。搭載していなくても他社と戦えていたN-BOXはほんとうに凄いですが、この改良でまだまだ売上一位をキープするという意気込みが感じさせてくれました。
ほんとに満足度の高いクルマです。気になるのは燃料タンク容量くらい。満タンで400キロほどしか走れないので・・・EV以下ですな。