みなさん、東京オリンピックは楽しんでいますか?僕はテレビで全く見ていませんが、朝にYouTubeでダイジェストを楽しんでます。すごいですね、金メダル17個とは。
そんな盛り上がってる?東京オリンピックに我らがニコンのフラッグシップモデルZ9のテストをしている人がいるとのウワサがリークされました。画像付きで。
以前、Z9の開発発表があった際に、僕はスペックの予想をしております。以下がその記事です。
今回はリークされた画像を分析して、僕の予想が当たっているかも検証していきましょう。予想って難しい・・・。
ついにリークされた背面画像を分析する
今回リークされた画像にはZ9の背面の様子が映し出されています。それがこちら。
いざ実写が出てくるとカッコいいですねえ。この写真を見てみなさん思うところがあるかと思います。僕が感じたことをひとつずつ紹介していきましょう。
①ファインダーが丸窓
元来、ニコンのフラッグシップモデルには丸窓のファインダーが用いられてきました。もちろん一眼レフのフラッグシップD6は丸窓ファインダー。
これこそがニコンのフラッグシップの証とも言えます。今回、Z9はZシリーズのフラッグシップと宣言されておりますので、もちろん丸窓ファインダーを搭載してきました。
右下のボタンが「再生」ボタンに
これまでのZシリーズでは本体右下部は連射モードの切り替えボタンが配置されていました。ニコンZ6の背面はこんな感じ。
再生ボタンは左手上のポジション。今までこれを不満にあげる人が少なくありませんでした。それを今回は右手の位置に移動。よりファンダーに集中しながら再生ボタンを操れるようになります。これは連射モードが左上の四葉ボタンに移動したからできたものと思われる。
ちなみに僕は今までのポジションでも全く不満はありません。
液晶は可動型でチルト?バリアングル?
写真では一見固定式液晶に見えますが、よく見ると黒いパーマセルテープで固定されています。これはおそらく本体との境目があって、隠してあるように見える。この写真ではモニタの左上が凹んでいて、そこから指をかけてモニタを動かしやすいような工夫が見て取れます。これは可動式モニタと見ていいでしょう。
一方、モニタの左側面に目を向けると、バリアングルのような蝶番みたいな構造は見受けられません。単純な側面に見えます。この2つの特徴から、チルト液晶を採用していると見ていいでしょう。前述のモニタ左上の凹みはZ6などには見受けられないものなので、ひょっとしたら3軸チルトだったりするのかな?可能性は高くはないと思いますが・・・。期待してしまいます。
ちなみに以前の投稿では「固定式液晶のはず」と豪語しておりましたが、あっさり外しました。すみません。
当時はキヤノンのフラッグシップEOS-1D Mark IIIも固定式だから、と言ってました。しかし、最新のキヤノンの本気カメラEOS-R3はバリアングルです。時代は変わったんですね。
追記:別角度からの写真もリークされました
この記事を書いた直後に別角度からの写真も公開されています。
これはFTZを使って望遠レンズでスポーツ写真を撮影している様子でしょうか?同じフラッグシップモデルでもD6に比べて随分小型になった印象はありますね。本体がすごく薄い。
拡大して見ると、先程同じパーマセルテープで液晶がカモフラージュされているのがわかります。ダイヤルはニコン高級機おなじみの四葉。
結論:Z9はニコンフラッグシップ初の可動モニタ
いちばんの変化点はここですかね。フラッグシップなのに可動モニタ。ニコンはこれまでフラッグシップは固定式にこだわっていたようなので、これは大きな転換です。
ただ、僕個人としてはZ9にはバリアングルを搭載してほしかったです。チルト液晶は縦位置では役に立ちません。せっかくの縦位置グリップを活かすなら、バリアングルにしてほしかったかな。そこまでの柔軟性は今のニコンにはないようです。