みなさん、FIREに向けての資産運用は順調でしょうか?僕としては2021年は今までにない勢いでS&P500が爆上げし、うれしい気持ちでいっぱいです。年末に向けて少し下げたりした時期もありましたが、そんなものは気にしなくていいレベル。今までのレポートは以下の記事をご覧ください。
今回は22年1月3日時点の資産運用をレポートします。爆上げに終始した21年の12月は米国株はもうひと伸びしてくれたのでしょうか?結果を見ていきましょう。
抱かれたいインデックスNo.1、それはS&P500!
というわけで結果をグラフにまとめました。
- 総資産:6338万円(前月比 +507万円)
- 損益:+2081万円(前月比 +344万円)
- 損益率:+48.9%(前月比 +6.5%)
先月までのボックス相場(もみ合い)を抜けようかという勢いで上げてきましたね!総資産も6000万円の大台を突破しましたし、含み益も2000万円を超えてきました。勢いが凄すぎて驚くばかりです。僕はS&P500投資を始めて5〜6年になりますが、これだけ順調に推移した年は記憶にありません。これが複利効果というやつでしょうか?実にバブリーですねぇ。
今年は
上がり過ぎだからそろそろ下落局面がきそうだな〜
と毎度言っておりましたが、結局その場面は来ませんでした。自分には短期トレードの才能が無いことがよくわかる事実です。そう言ったこともあり、将来の株価について「予想するだけムダ」というスタンスを貫いています。面白おかしく言う分には結構ですが、真剣に分析したくはありません。当たらないし。
ここまで到達した資産の買い方
上記の資産を築くまでに僕が買ってきた手法は上記のとおりです。毎月給料日に50万円になるようにスポット買いをしています。特別なことはしていませんが、定期積立ではなく現金を定額にするようにだけ意識していますね。なので現金比率などの資産配分(ポートフォリオ)は意識していません。
というのも現金は株価が死んだときの安全装置の役割であって、それは比率で考えるものではないと思っているからです。自分の家族が現金で何年(何ヶ月)生きていけるかを 支出 x 期間 で計算するわけですから、大事なのは比率ではなく現金の絶対値ですよね。その現金で暴落時の株を買うのなら話は別ですが。僕は暴落は甘んじて受け止める覚悟です。
資産配分の状況
ぼくも素人ながら「ポートフォリオ」ってやつを発表してみたいと思います。横文字を使ってみたいだけです。と言っても全く配分を意識していないので結果論でしかありませんが・・・w
現時点では88%以上をS&P500インデックスが占めていて、これが僕の主力です。この主力を安全資産とみなして最近はレバナスにも注力を始めました。レバナスってロマンあるし、NASDAQ100は非常に優秀(変動が少なくて成長率が高い)のでレバレッジ2倍くらいならかけてもいいんじゃないかと判断したためです。スケベ心が出てきているので、2022年あたりに痛い目にあうかもしれませんw まぁそれも人生かなと思ってます。
いざ分析してみると現金比率が低すぎてバカ丸出しですね。恥ずかしいですがありのままを晒していきます。
各銘柄の損益実績
上のグラフは銘柄ごとの損益を示しています。資産配分からもわかると思いますが、含み益のほとんどを1557 SPDR S&P500 ETFが叩き出している状況です。2016年〜2021年年初まで一貫して1557を買い続けてきたのがここに来て成長している模様。1557最強だな、最近買ってないけどw 初心忘れるべからずといいますか、レバナスなんか買ってないで1557買えという神のお告げにも聞こえます。またどこかで1557買おうかな。1557は僕にとってただの投資対象ではなく、自分をインデックス投資に導いてくれたという感謝(信心)に近いものを感じているのです。
今月のS&P500はどうだったか?
S&P500は最終的に+4%と好調に推移しました。11月から続いていた不穏なもみ合いを抜けて、最後に爆上げに転じた格好です。なぜ上げたかの理由はよくわかりませんw 年末のご祝儀相場でしょうか?
ちなみに上はS&P500と1557の比較ですが、今月は円安に転じたこともあり1557が1%ほど上にきてます。これも今月の資産が増えた要因ですね。為替のことはわかりませんが、米国が利上げすればセオリーどおりなら円安に進むと言われています。とりあえず資産は円建てだけではなく、ドル建てのものも持っておくのがよいかもしれません。
今月の収支はどうだったか?
今月は給与に加えてボーナスや年末調整、それに公明党ボーナスもあってかなり収入が多い月になりました。支出は毎月と同じくらいの印象です。収支は+167万円でそれらはレバナスに投じておきました。今月は臨時収入が多くてあまり参考にならない収支かもしれませんね。
僕にとって上の収支はどうでもよくて、なによりもうれしいのは力を入れてきた副業の成長です!
今までの副業収入はブログのみでしたが、今月からYouTubeも仲間に加わりました。いつも見ていただいてる視聴者様のおかげで、チャンネル登録者数1000人と総再生時間4000hrを達成できたためです。ほんとにありがとうございます。それまでの軌跡は以下の記事もご覧ください。
この伸びはYouTubeのみの貢献ではなく、ブログも今月はかなり伸びていました。YouTubeとの相乗効果が出始めているようです。もっといい感じに相乗効果出るように設計したいのですが、どうすればいいか考えが及んでおりません。なので、これからも書きたいことをブログでは書きYouTubeでは素人投資家の生き様を晒していこうと思ってます。テコ入れは伸びが止まってから考える予定。とりあえずは今のスタイルで行けるところまで伸ばしていきます。
結論:1557への感謝を忘れずに地道な投資を続けていく
最近になって自分は調子に乗り始めたのか、色々な銘柄(1655やらレバナスやら)に手を出していることに気づきました。成績を振り返ってみると、今の自分を支えてきてくれたのは紛れもなく1557 SPDR S&P500 ETFだということがわかります。単なる投資対象というものではなく、人生においてターニングポイントとなった銘柄への感謝を忘れずにこれからも生きて行かねばなりませんね。
そうしないと暴落時の精神力に影響が出てしまいます。浮気心で買った銘柄はすぐに手放したくなるものですが、単なる投資対象以上の存在であればそう簡単に手放すことはないからです。それが僕にとっての1557の存在なんですよね。信心があれば暴落時に誰よりも強い握力を発揮できるのです。
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投資を学ぶなら:資産運用ですごく勉強になる書籍
僕が実際に読んで「ほんとうに良い本だなぁ〜」としみじみ感じた名著をご紹介します。どれもめちゃくちゃ良い本ばかり。インデックス投資を始めたての方におすすめです。
以下の中にはKindle Unlimited(月々980円 読み放題、初めてだと30日無料キャンペーンもある)のサービスで利用できるものもありますのでチェックしてみてください。
この本は僕が初めて読んだ投資関連の書籍。当時、個別株で失敗し、偶然思うがままに買い付けた米国株インデックスETFに出会い、それにいい感触をもっていました。その感触を自信に変えてくれた本です。僕と同じく、初めて投資書籍を読まれる方にはこの本を最初にオススメします。
投資に関するネット記事は数あれど、最も有名で価値ある記事はコレなのでは?という記事の書籍版です。ぜひ投資書籍の2冊目に読んでほしい一冊としてピックアップしました。これを読むだけで本当に資産運用が完結する内容になっていて、僕も当時衝撃を受けました。もちろん書籍版の内容の本質はネット記事とほぼ同じですが、理論編がわかりやすく改定されていたり、読みやすくなっています。
インデックス投資の名著中の名著です。個人投資家にとっての投資は「ミスった者が負ける」敗者のゲームになった、というのがタイトルの由来。ここで言うミスとは、市場動向に動揺して売買してしまうことを指します。いいからインデックスホールドしとけ、という本。インデックス投資家の教養として読むべき本です。
これは僕が最近読んでよかったと思ってる本です。マクロ経済における金利の重要性を懇切丁寧に説明してくれています。金利が経済の基本であることを再認識させられました。初心者でも読みやすいように書かれていて、とくに予備知識は必要ありません。投資タイミングに活かせるかと言えばそこは同意しかねますが、金利による経済の定性的な動きを理解するのはこれで十分と思いました。
この本はKindle Unlimitedの読み放題サービスで提供されていることが多いです。Kindle Unlimitedは初めてであれば30日無料体験が使えるので、それで読み切ってしまうのもいいかと思います。僕はそうしました。
これは最近複数の視聴者さんに紹介してもらって購入した本です。主張は題名どおり「余剰資金が出たら即刻インデックス投資せよ」というもので、僕も思想とほぼ一致しています。また、前半部分では「節約には限界がある」「収入を増やす努力をしよう」という主張もされていて、その辺も共感できる部分は多いです。とてもいい本だと感じましたので、よかったら手にとってみるとよいかと思います。
これは最近視聴者さんに教えてもらった本です。株式投資や資産運用の考え方を学ぶのに、とても素晴らしい名著だと思いました。著者はインデックス投資にも精通していることが伺える一方で、各個人の資産運用は人としての合理性も考慮すべきと説いてます。株式投資のリターンは「リスク(値動き)の対価」をわかりやすい例も含めて明示してくれていて、投資初心者の方にぜひ読んでみてもらいたい本ですね。
2024年の年初に亡くなられた山崎元さんの遺作。内容は父から息子への手紙をイメージして、資産運用や生き方のアドバイスをおくるというもの(実際に送られた手紙の内容もあります)。涙なしには読み切れない名作でした。投資における主張はいつもの著者のものと全く同じ。ブレないところが山崎さんの良さですね。ぜひ読んでもらいたい一冊。
米国の著名投資家ハワード・マークス氏の著書で、彼の著書はなんとあのウォーレン・バフェットのお気に入りらしいw バークシャー・ハサウェイの株主総会でこの本を配ったというウワサも残っています。ハワード・マークス氏自体はインデックス投資にも一目を置くアクティブ投資家で、市場平均に勝つのは難しいと認めつつもどうすれば勝てるか?を色々とアドバイスしてくれる本です。
僕が一番好きな本。難しい数学的な知識を必要とせず、現代ポートフォリオ理論(≒ランダムウォーク理論)をかじれます。正直な感想を言うと全ての書いてることが興味深かったわけではありません。なので隅々まで読んだわけではないですが、理論のところはとてもわかりやすいのでおすすめです。これ読んでからWikpedia見たらだいぶ理解が進みました。
上記の本に加えてもう少しファイナンスを詳しく知りたい方向けにおすすめです。CAPMの考え方やそれをもう一歩発展させた3ファクターモデルのことも理解できます。ほかにもプライシング理論やリスク管理などの基礎知識もこれで十分わかるかと。
インデックス投資の父でありVanguard創業者のBogle氏の名著です。僕が最も尊敬する偉人でもあります。その先見性と残された功績には尊敬の念しかありません。内容はインデックス投資のベーシックな内容ですが、後半には債券との組み合わせ論などにも言及されています。全部が全部同意見というわけではありませんが、インデックス投資を志す者であれば必読書とも言ってよいかと。
ランダムウォーク理論(株価の動きはわからないという前提を置く理論)について、歴史を交えて語った本。これも名著と言われています。理論の概念はざっくりとわかるかと。歴史の部分が長くて、そこは読み飛ばしました。
本をほとんど読まない僕が唯一知ってる作家さん、橘玲さんの本。とても読みやすい文章で書かれていて、こんな文が書きたいなといつも思ってます。僕が海外株を中心に買っているのはこの本の考え方に近いです。
かつて日本の長者番付で一位になったサラリーマンとして話題になった清原達郎氏の初めての著書。これまでメディアにほとんど出てこなかった氏の赤裸々な体験談が多数載せられています。内容は初心者向けではありませんが、どこにでも溢れているインデックス投資を勧めるだけの本に飽きた方にはとても面白いはず。かく言う私もその一人(笑)純粋な読み物としてとても面白いです。
社会保険料がホットな話題として挙げられることが増えました。本書はその社会保険料の節約として最も有名な「マイクロ法人スキーム」のきっかけになった名著です。いま巷で使われているマイクロ法人という言葉は、この書籍で初めて使われたと言われています。もしマイクロ法人設立に興味があれば、まずは最初のバイブルとして読破しておくべき一冊です。
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