ニコンファンのみなさん、写真撮ってますか?僕は最近もっぱら動画です。ニコンには動画注力機を期待していますが、その夢は当分叶いそうにありません。その話はこちらの記事をどうぞ。
先日、ニコンZ9のティザー動画が公開されました。公式サイトによるとティザー公開動画は全部で4つ用意され、小出しにしていくようです。今回はその一番目について考察したいと思います。
公開されたティザー動画からすぐにわかること
公開されたティザー動画第一弾がこちら。
この動画でニコンが伝えたいメッセージはおそらくこのシーンでしょう。
縦位置グリップで縦で構えても、ディスプレイを傾けることができます。これはいわゆる「3軸チルト」と呼ばれる機構です。
当サイトでも以前にリーク画像が出たときにディスプレイの左端が目隠しされていたので、3軸チルトではないか?と予測していましたが、そのとおりでした。当時は3軸チルトはコスト面で厳しいかなと思っていましたが、そこはさすがはニコンのフラグシップです。お金をかけてきました。その記事はこちらからどうぞ。
動画の最後のシーンでこの動きを持ってくるあたり、3軸チルトを最も伝えたかったと見て間違いないでしょう。
この動画からわかる他の伏線は?
もし僕がティザー動画4本作るなら、各動画にはメインのメッセージの他に伏線を忍ばせます。そのほうが視聴者が色々と予想してくれて、Z9自体が盛り上がっていくからです。
というわけで半分くらい無理やりな予想ですが、この短い30秒の動画から伏線をひっぱりだしてみましょう。
伏線①:高速連写
この動画ではどのシーンにおいても連写音が強調されています。各シーンでパシャパシャ鳴りまくり。これはフラグシップカメラとして当然ですが、ものすごい連写機能を備えているのを暗示しているのでしょう。
以前に当サイトでも予想した、SONY α1 と同じイメージセンサを採用した秒速30コマの超高速連写の伏線かなーと思いました。みなさんはどう思いますか?
伏線②:瞳AFの超絶進化
最後のシーンで縦位置に持ち替える際に、顔認識のAFが追従しつづけながら位置変更しているのがわかります。持ち替えている瞬間は顔AFになっていますが、その後すぐに瞳AFに移行。かなり遠い位置からでも瞳AFが効いているのです。
今までのニコンのミラーレスシリーズでは、これだけ顔が小さいと顔AFに切り替わっていました。これは恐らく、瞳AFがかなりの進化を遂げていると考えてよいでしょう。
まあフラグシップ機種ですから、もちろん主たる狙いはスポーツ撮影であるはずです。AFの進化は間違いないでしょうね。
結論:Z9は3軸チルトの他に超高速連写と瞳AFの大幅進化が暗示されている
ニコンが出した30秒の動画を何回も見た結果、こうした考察に行き着きました。みなさんはどう感じられたでしょうか?きっと巷には様々な予想が溢れかえっていることと思います。
僕らニコンファンがニコンのティザー動画に一喜一憂し、いろんな意見を発信することでニコンZ9は盛り上がっていきます。ゆくゆくはそれがニコンのカメラの魅力UPにつながっていくはずです(たぶん)。これから数週間、小出しに出てくるティザー動画にニコンファンみんなで盛り上がっていきましょう!