皆さん、資産運用の状況はいかがでしょうか?このところは株式市場は日米ともに好調で、多くの方が史上最高利益を更新していることと思います。きっと私の口座もそうなっていることでしょう。

上図はここ1ヶ月のS&P500円建てETFのチャートです。見てわかるとおりの順調な一ヶ月でした。この9月は株式市場にとって最悪の月とも言われ、過去の歴史上はしばしば下落に見舞われたとされます。しかしながら過去は過去。数十年のサンプル期間での偏りは、あまり意味をもたないというのが私のスタンスでした。たまたまではありますが、今年はそのとおりと言わんばかりの好調です。
こうして調子がいいことがわかっていると運用状況の集計が楽しくなりますね。ということでさっそく今回も脚色ない資産推移レポートをしていきたいと思います。この記事がこれから米国株投資を始める方の参考になれば、それ以上にうれしいことはありません。
順調すぎてこわい資産形成、1.8億円が射程圏内に

上図は最新の資産推移をまとめたものです。総資産は最高額の1億7774万円、含み益も最高益を更新して9196万円に到達しました。前月からは総資産+864万円、含み益は+731万円となっています。いよいよ儲けが1億円というレベルが見えてきました。すこぶる順調すぎて、本当に現実なのかこわくなってきますね。
とくに増えるときは複利が効いてきてて、どんどん増えるスピードが加速してる感があります。ここにまともな金銭感覚を持ち込んでしまうと、きっと狂ってしまうことでしょう。それには十分注意して、これからも堅実倹約をモットーにしつつ、規律を保った贅沢をしていきたいと思っています。

上図は先月のリアルタイム推移です。順調に右肩上がりで推移したのがわかりますね。不調の9月を前に売ってしまいましたというコメントも数多くいただきましたが、私自身はその手の揺さぶりに屈さずによかったと思っています。当然減る世界線もありえたわけですから増えたのも偶然ですし、結局は自己責任なんですけどね。

上図は最新のポートフォリオです。あまり変わり映えはしていませんね。後述しますが、先月からは資産管理法人での買付を停止して僕個人の特定口座で買うようにしました。法人の資産額目標に到達したからです。それに伴い、今後はS&P500を中心に買付することになりつつ、法人の経費はNASDAQ100投信の取り崩しから行うことになります。すなわち、今後はNASDAQ100比率は減って、S&P500比率が上昇に転じることでしょう。

上図は各銘柄ごとの含み損益です。ありがたいことに購入しているすべての銘柄でプラスになっています。そしてこの図で最も思うことは、時間の偉大さです。前述のポートフォリオでは新しく買付を行っていない1557 S&P500 ETFの比率は下がる一方なのですが、含み益の金額では他を全く寄せ付けません。これこそが早くから投資をした銘柄には利益が利益を生む構図が成立しているからでしょう。

過去最高に迫る収入、今後の支払いに備えて貯金も準備OK

上図は先月の家計収支です。先月には保有しているETFの分配金がありつつ、副業も好調だったため、収入は過去最高に迫る勢いでした。さらにはとくに大きな出費もなかったので、生活費もそこそこで収まっています。それにより、来月以降に控えている大きな税金支出に対して構えをとることができました。
投資においては余剰資金を特定口座に投入しているのに加えて、法人口座では定期売却を再開しています。僕の資産管理法人はリアルマネーマシンを目指していて、支出分を含み益で賄うように仕立てておきました。その法人に十分なお金が集まったので、売却に移ったということです。まあいわゆる投資の出口みたいなのをこの法人で模擬してるわけですね。

上図は先月の副業収益です。サラリーマンをやめてしまった今はもう本業なのですが、その収益は前月比でけっこう下がってしまいました。注目を集める動画を作ることができず、数字が伸びませんでしたね。頭が冴えてる時間も少なくて、企画段階からピンときていませんでした。ここでオワコンにならないよう、コンディション整えてチャンネル伸ばしていきたいですね。
法人の経営状況

上図は法人の推移です。全体の資産推移と同様にしっかり含み益が膨らんできています。この法人の目標資産額は1400万円付近だったので、先月からは追加入金をストップしました。
ここからは前述のとおり、定期売却を実施していくことになります。具体的には法人で使ったお金を運用益から捻出していくような形です。うまく行けば利益の成長と支出がつりあって、総資産が横ばいになるでしょう。
とは言え相場は上下しますから、必ず上下に振れます。この”絵に描いた餅”が本当にマネーマシンになれるのか?にひそかに自分自身が注目してる次第です。

上図は法人の資金収支です。前述のとおり、法人での支出は投信の売却でまかなうようにしました。また、決算を終えて3期目に入ったのを契機に、役員報酬を4.5万円→5.4万円に増額しています。これは今年から給与所得控除が増額されたので、それを反映したものです。経費に積めるものは積んでおきたいですからね。

さらには法人の持分を早期に子どもに贈与することを検討しています。これは贈与税の非課税枠(110万円以内/年)に収まるように持分を子どもに移転する、というものです。こうすることで、相続するときに私の持分はほぼなくなって、会社の資産は相続税算出の対象から外すことができます。具体的にはこれから法人で積み重ねられる(予定)の含み益は子どもの持分になるということです。法人の資産は私の中でも10%以下なのですが、まずは相続税対策として後悔する前に動いておくことにしよう、という狙い。
結論:資産運用の極意は「長期・分散・低コスト」だ
ということで、私の資産推移も史上最高額を更新して、まとめていてとても楽しいものでした。こういう瞬間こそが資産運用でいちばん楽しいときですね。増やすためにやっているわけですから、増えたら当然うれしい。
けれども大切なのはここで一喜一憂しすぎないことです。株式市場は常にVolatilityをもって動いています。今のこの含み益が本当に利益として積み上がったものなのか、はたまたVolatilityで一時的に上に持ち上がっただけなのかは、誰にも切り分けることはできません。後者であればこれから下へ参ります、となるわけです。
こういうことも含めて株式市場だと理解し、その上で一喜一憂することが重要です。わかった上で喜べる人が、株式市場において長生きするタイプの人であると私は思います。
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投資を学ぶなら:資産運用ですごく勉強になる書籍
僕が実際に読んで「ほんとうに良い本だなぁ〜」としみじみ感じた名著をご紹介します。どれもめちゃくちゃ良い本ばかり。インデックス投資を始めたての方におすすめです。
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この本は僕が初めて読んだ投資関連の書籍。当時、個別株で失敗し、偶然思うがままに買い付けた米国株インデックスETFに出会い、それにいい感触をもっていました。その感触を自信に変えてくれた本です。僕と同じく、初めて投資書籍を読まれる方にはこの本を最初にオススメします。
投資に関するネット記事は数あれど、最も有名で価値ある記事はコレなのでは?という記事の書籍版です。ぜひ投資書籍の2冊目に読んでほしい一冊としてピックアップしました。これを読むだけで本当に資産運用が完結する内容になっていて、僕も当時衝撃を受けました。もちろん書籍版の内容の本質はネット記事とほぼ同じですが、理論編がわかりやすく改定されていたり、読みやすくなっています。
インデックス投資の名著中の名著です。個人投資家にとっての投資は「ミスった者が負ける」敗者のゲームになった、というのがタイトルの由来。ここで言うミスとは、市場動向に動揺して売買してしまうことを指します。いいからインデックスホールドしとけ、という本。インデックス投資家の教養として読むべき本です。
これは僕が最近読んでよかったと思ってる本です。マクロ経済における金利の重要性を懇切丁寧に説明してくれています。金利が経済の基本であることを再認識させられました。初心者でも読みやすいように書かれていて、とくに予備知識は必要ありません。投資タイミングに活かせるかと言えばそこは同意しかねますが、金利による経済の定性的な動きを理解するのはこれで十分と思いました。
この本はKindle Unlimitedの読み放題サービスで提供されていることが多いです。Kindle Unlimitedは初めてであれば30日無料体験が使えるので、それで読み切ってしまうのもいいかと思います。僕はそうしました。
これは最近複数の視聴者さんに紹介してもらって購入した本です。主張は題名どおり「余剰資金が出たら即刻インデックス投資せよ」というもので、僕も思想とほぼ一致しています。また、前半部分では「節約には限界がある」「収入を増やす努力をしよう」という主張もされていて、その辺も共感できる部分は多いです。とてもいい本だと感じましたので、よかったら手にとってみるとよいかと思います。
これは最近視聴者さんに教えてもらった本です。株式投資や資産運用の考え方を学ぶのに、とても素晴らしい名著だと思いました。著者はインデックス投資にも精通していることが伺える一方で、各個人の資産運用は人としての合理性も考慮すべきと説いてます。株式投資のリターンは「リスク(値動き)の対価」をわかりやすい例も含めて明示してくれていて、投資初心者の方にぜひ読んでみてもらいたい本ですね。
2024年の年初に亡くなられた山崎元さんの遺作。内容は父から息子への手紙をイメージして、資産運用や生き方のアドバイスをおくるというもの(実際に送られた手紙の内容もあります)。涙なしには読み切れない名作でした。投資における主張はいつもの著者のものと全く同じ。ブレないところが山崎さんの良さですね。ぜひ読んでもらいたい一冊。
米国の著名投資家ハワード・マークス氏の著書で、彼の著書はなんとあのウォーレン・バフェットのお気に入りらしいw バークシャー・ハサウェイの株主総会でこの本を配ったというウワサも残っています。ハワード・マークス氏自体はインデックス投資にも一目を置くアクティブ投資家で、市場平均に勝つのは難しいと認めつつもどうすれば勝てるか?を色々とアドバイスしてくれる本です。
僕が一番好きな本。難しい数学的な知識を必要とせず、現代ポートフォリオ理論(≒ランダムウォーク理論)をかじれます。正直な感想を言うと全ての書いてることが興味深かったわけではありません。なので隅々まで読んだわけではないですが、理論のところはとてもわかりやすいのでおすすめです。これ読んでからWikpedia見たらだいぶ理解が進みました。
上記の本に加えてもう少しファイナンスを詳しく知りたい方向けにおすすめです。CAPMの考え方やそれをもう一歩発展させた3ファクターモデルのことも理解できます。ほかにもプライシング理論やリスク管理などの基礎知識もこれで十分わかるかと。
インデックス投資の父でありVanguard創業者のBogle氏の名著です。僕が最も尊敬する偉人でもあります。その先見性と残された功績には尊敬の念しかありません。内容はインデックス投資のベーシックな内容ですが、後半には債券との組み合わせ論などにも言及されています。全部が全部同意見というわけではありませんが、インデックス投資を志す者であれば必読書とも言ってよいかと。
ランダムウォーク理論(株価の動きはわからないという前提を置く理論)について、歴史を交えて語った本。これも名著と言われています。理論の概念はざっくりとわかるかと。歴史の部分が長くて、そこは読み飛ばしました。
本をほとんど読まない僕が唯一知ってる作家さん、橘玲さんの本。とても読みやすい文章で書かれていて、こんな文が書きたいなといつも思ってます。僕が海外株を中心に買っているのはこの本の考え方に近いです。
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