皆さん、家電を購入する際は延長保証に入ったりしますか?我が家は基本的にその類のものには課金していません。一方で東京電力の「家電修理サービス」に加入して、一律で無償修理できるようにしてあります。僕が加入しているのは下図の300円/月のコースです。
このサービスは中々のスグレモノで、保険の対象になる機器の数に制限がないんですよね。まあほとんどの人は冷蔵庫と洗濯機は1台でしょうけど、エアコンは複数台にわたるケースはよくあります。そうした場合に各家電に延長保証をつけるよりもとてもリーズナブルな値段で済みます。ちなみに対象は購入(中古品なら製造日)から10年以内の家電です。
今回はこのサービスを使ってお気に入りの洗濯機「TW-127XP1」の修理を依頼しました。最近になって乾燥時間が伸び伸びになったり、電源ボタンが割れたりしてたんですよね。
その終了の様子をここではご紹介したいと思います。この記事がこれから家電保険を考えている方の参考になれば、それ以上に嬉しいことはありません。
想像以上に大規模な修理を敢行
修理自体の申し込みはカンタン、TEPCOの家電修理サービスに連絡して、そこからメーカーの修理に依頼がかかります。僕の場合は東電に連絡した次の日に東芝から連絡がきました。
まずは乾燥時間の伸びについて調査。最初に指摘されたのは「フィルターをもっとキレイに洗うように」というものでした。だんだんと石鹸カスが溜まって通気性が落ちていたのも一因だったようです。この場合はお湯で溶かして洗うとよく取れます。
このほかにも洗濯機のフタのシール性(密閉性)が悪く、乾燥時の空気が漏れていることを指摘されました。こういう現象がある場合、洗濯機の前面にホコリが舞って、汚れていることが特徴として出るとのこと。写真の洗濯機にホコリが多くついてるのはその影響です(掃除をサボってたわけではない)。
これの修理は結構大掛かりで、洗濯機のフタ(ドア)部品を取り替えることになりました。これが保険に入ってよかったと思うポイントですよね。こういうデカい部品の交換って一瞬で万単位の金が飛んでいきますから。
繰り返しの使用でドアの樹脂部分が変形してしまうのが原因なんだそうです。作業員さんは非常に手際よく交換していきました。
という感じで所要時間30分ほどで修理点検が完了しました。この後、乾燥運転もかけてみましたが、見事に乾燥時間が元通りになり、延々と伸びることなく終了。見た目もキレイになったし、本当に作業員さんと東電の保険に感謝です。
結論:ドラム式は故障がけっこう多いからこういう保険はおすすめ
ドラム式洗濯機って実はけっこうトラブルが多いみたいです。特に乾燥機機能はホコリが溜まったりすると著しく乾燥時間がかかるようになるので、修理で診てもらいたくなることは多くなります。
なおホコリが溜まってるだけとか、故障していない場合は家電保険が効かないケースもあります。僕の場合は確実にスイッチが割れているのを知っていたので、自信持って乾燥時間が伸びる症状にも修理依頼をかけられました。そこだけは注意しておくといいでしょう。
あと150円出すと給湯器やコンロも保証範囲にしてくれるんですが、これはちょっと迷っています。これらはそうそう壊れるものでもないですからね。