みなさん、携帯電話料金は節約できていますか?僕はiPhoneに対応した楽天モバイルにMNPして、タダで運用しております。在宅ワーク中心の僕にとって特に不自由を感じたことはありません。その記事はこちら。
何の不自由もなく使えてタダだなんて楽天モバイル最高やな〜
と大満足で使っておりましたが、2021年6月9日に楽天モバイルからいきなりの値上げ告知メールがきました。タダで使ってたところにいきなりの値上げで寝耳に水というやつです。一体どんな内容だったのか?をみなさんと共有したいと思います。
きっかけは2021年6月9日 13:03のメール
値上げは突然に・・・20201年6月9日 13:03に楽天モバイルから下記のメールがきました。
平素より楽天モバイルをご利用いただき、ありがとうございます。
※本メールは、2021年5月31日23時59分までに、楽天モバイルをお申し込みいただいたお客様にお送りしております。メールを受信された時点でご解約済みの場合は、何卒ご容赦ください。
このたび、楽天モバイルをご利用中のお客様に、ユニバーサルサービス料、電話リレーサービス料のご負担をお願いすることとなりましたので、下記のとおりご案内いたします。
ん?いきなりユニバーサルサービス料と電話リレーサービス料の負担をしろ?きいてないよ・・・
メールを見た瞬間ぞっとしました。しれっといきなりメールを投げつけて値上げだなんて、どうにかしてますね。激おこです。あんなにタダって宣伝していたのにな。
怒りがフツフツとこみ上げてきたのをグッとこらえ、メールを読み進めていくと・・・。
ユニバーサルサービス制度は、NTT東日本・西日本によるユニバーサルサービス(加入電話・公衆電話・緊急通報)の提供の確保に必要な費用の一部を、通信事業者全体で電話番号数に応じて負担する制度です。また、電話リレーサービスは「聴覚障害者等による電話の利用の円滑化に関する法律」のもと提供されます。各携帯電話会社サービスをご利用のすべてのお客様に、ユニバーサルサービス料は1電話番号あたり月額3円、電話リレーサービス料は1電話番号あたり月額1円(年間合計6円)をご負担いただきます。
楽天モバイル(楽天回線)をご契約のお客様のユニバーサルサービス料は、これまで楽天モバイルで負担しておりましたが、2021年8月のご請求分より、他の携帯電話会社と同様にお客様にご負担いただくことになりました。
若干書き方がわかりにくいですが、月額 3.5円の値上げだということです。まあ金額としてはカスみたいなもので、ひと安心ではあります。が、今回の出来事の重要なポイントは金額の絶対値ではありません。
重要なのは楽天モバイルは「いざとなればメール一本で値上げしてくる」という実績を作ってしまった点です。価格とは契約上最も重要なファクターで、それを上げるのは業者側としては極めて慎重に行うべき策であります。しっかり根回しをした上でとか、微妙にマスコミにリークして匂わせて反応を見ておくとか、石橋を叩いて行うものです。
それを楽天モバイルは躊躇なくメール1本よろしくで上げてきました。これは今はタダで客を集めといて、将来的にしれっと値上げしてくることも十分ありうるということではないでしょうか?常に警戒しておく必要はありますね。
結論:値上げはたったの月額3.5円だがいきなりの値上げは怖い
今回は値上げの幅が極めて少ないので、これが原因で楽天モバイルを去るひとはほとんどいないでしょう。僕もこの金額を見て「まあいっか」と思いました。
過去にはソフトバンクがホワイトプランという価格競争力あるプランで誘い込み、今は大手3社とカルテルとしか思えない料金で利益を貪ってる例があります。楽天も同じようなことをするんだろうか?それだけが心配ですね。