みなさん、毎日の洗濯にはどんな洗剤を使っていますか?そして、その洗剤を選ぶ判断基準は何でしょうか?今までの我が家は妻に全任していて、どうやらコスパのみで「トップ クリアリキッド」という洗剤を使っていたみたいです。確かに、けっこう安い。
一方で先日我が家は洗濯機を新調しました。東芝のフラグシップモデル TW-127XP1です。当然、ドラム式洗濯乾燥機ですし、流行りの洗剤自動投入機能もついています。
これをきっかけに、妻任せであった洗剤選びを一度自分で徹底的に調べてみることにしました。今回の洗剤選びのテーマは「コスパと時短」です。この記事が洗剤選びに悩む方の少しでも参考になれば、それ以上に嬉しいことはありません。
液体洗剤選びの前提条件
何はともあれ前提条件を決めなければ、無限に液体洗剤探しが続いてしまいます。今回は以下の基準でリサーチすることにしますので、よく確認の上でデータをご活用ください。繰り返しになりますが、今回の考え方は「コスパと時短」です。
- 対象ショップはamazonまたは楽天とする [頼みやすく探しやすいので時短]
- 定期おトク便やクーポンはフル活用とする [コスパの正確な計測]
- 容量は 2kg 〜 4kg程度の大容量まとめ買い [コスパ重視]
- 水1Lあたりの使用質量が小さいほうが良しとする [時短※後述]
- 水1Lあたりの費用でコスパを算出する [コスパ評価基準]
- 価格は2022年4月11日時点のもので、僕のアカウントでの価格
評価軸は主に2つ。水1Lあたりの費用はコスパにつながると理解しやすいと思いますが、もう1つの評価軸の「水1Lあたりの使用質量」はどんな意味があると思いますか?
これ何の意味があるの?
と思われそうですが、この指標は時短効果として絶大な意味を持ちます。それは特に洗剤自動投入機能を有する洗濯機に対してです。
洗濯自動投入機能とは予め洗剤タンクに貯めておいた洗剤を使って、自動で適切な量を投入してくれる便利機能なのはご存知かと思います。もちろんタンクの容量は1L弱程度と決まっていますから、洗剤の使用量が少ないほうがタンクに補充する頻度が減るわけです。せっかく自動投入機能をつけて手間を省けるようにしたのであれば、その恩恵を最大限活かしたいと思いませんか?
※なお、使用量が体積で表記されているものは密度を1kg/Lと仮定して算出した。
というわけで早速調査結果を見ていこう
では早速結果から。こんな感じになりました。最も優れているものにはセルに色をつけています。
4月11日の僕の会員情報が反映されている状態においての調査なので皆さんの参考になるかはわかりませんが、コスパと時短効果ともにスーパーナノックスが圧倒的でした。スーパーナノックスはアタックゼロとともに濃縮洗剤として有名な製品で、水1Lあたりの使用量が圧倒的に少ないのが特徴です。つまりは自動投入タンクへの補充回数がめちゃくちゃ少なくていい。YouTubeなどで情報を確認するに、スーパーナノックスはアタックゼロよりも評判も良い傾向です。もうこれで決まりやん。
結論:これからはスーパーナノックスを買うことにしました
今までコスパだけで洗濯洗剤を選んできた我が家でしたが、この分析を通じて「使用量が少ない」という液体洗剤の新たな価値軸に気づくことができました。時間はお金よりも大切ですからね。まさしく今回の分析は時間と金を比較する考察でした。ぼくとしては液体洗剤総合評価はスーパーナノックスが最強だと思います。
そして意外だったのは、その販売価格です。こうした新しい技術(濃縮洗剤)のようなものは基本的には高付加価値製品として販売されるのが常なのですが、スーパーナノックスのコスパは従来品と遜色ないレベルでした。製造業で勤務しているとコスト競争には巻き込まれたくないと常々思うものですが、このライオンの攻めの姿勢はあっぱれですねぇ。消費者には良いことしかありません。