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【初登山】寧比曽岳(1121m)にチャレンジした話

カメラと写真
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みなさん、最後に山に登ったのはいつですか?僕は大学生のときに入ってたサークルのイベント以来です(笑)当時入っていたサークルの伝統インベントとして、夜通し飲んだあとに近くの山に登って朝日を見るというものがありました。今思えば元気だったなぁ、と思い返されます。なので山を登るのは20年近くぶりになります。

先日の投稿で「登山やハイキングをやってみたい」という旨の内容を書きました。今回はその第一弾ということです。以前の記事は以下のリンクからご覧ください。

記念すべき第一弾として目標に選んだのは「寧比曽岳」と呼ばれる奥三河の山です。標高は1121m、愛知県では有数の標高を誇ります。

愛知県周辺では猿投山や鳳来寺山あたりが初心者の定番コースではあります。ただ、ぼくはちょっと欲張ったところもあって「標高は1000mは超えたところにいきたい」という思いから寧比曽岳をターゲットにしました。まあこの山もよく初心者向けとして紹介されています。たぶん行けるでしょう、という安易な見込み。

というわけで、さっそくその登頂記を写真を中心にご紹介したいと思います。この記事がこれから愛知で登山を始める方の参考になれば、それ以上にうれしいことはありません。

寧比曽岳にチャレンジしてみよう

事前の下調べのときから、寧比曽岳にはいくつかのルートがある、というのは知っていました。一般的によく紹介されていたのが上図の「伊勢神峠」から登るルートです。ここから寧比曽岳までは片道約5km程度のルートになります。

もうひとつ有名なルートとして大多賀峠から登るルートもありました。これは伊勢神峠から登った場合には通過地点になるところで、寧比曽岳までは片道2km程度の距離になります。より初心者向けということです。

ぼくは前述のとおり少し欲張り思考だったため、伊勢神峠から登ることにしました。これが若干の後悔を生む要因になります(笑)

伊勢神峠山口駐車場はこんな感じ。20台くらい駐められそう

朝9時ごろに到着。平日だったからか車は3台しかありませんでした。なお下山したときは僕の車だけだったので、登りにきてたのもこの3台程度だったと思われます。

ここで最初のミスをします(笑)登山口はクルマで上がってきた道を少し戻る側にあるのですが、予習不足でクルマから降りた後に歩いて上がっていってしまいました。どうもおかしい、と気づくのに15分くらいロスすることに….。道の予習が大事だなぁ、と痛感させられます。今度からちゃんと予習しよう。

ちょっと戻った分かれ道のところに登山口がありました
分かれ道の別ルート側には心霊スポットとして有名なトンネルがあるそうです
気を取り直して初登山開始!
普段目にしない自然の姿に感動して写真撮りまくりました(※元気な最初のうちだけw)
そびえ立つ杉の大群。鳥の声もすずしい
登山口から最初の休憩所までは舗装された道でした
カメラ専用ポーチは準備せず、手首が限界になるまでコイツを手持ちで歩きました

写真好きとしては初登山の記録はきれいに残したいと思うものですよね。これも欲張ってマイカメラを手持ちで持っていくという荒業に出ました。まあ手が限界を迎えたらリュックにしまえばいいか、というくらいの気持ちです。今回持っていったのは ニコン Z 8Z 24-70mm f/4 S です。

ここから土の道へ突入。大樹がなぎ倒されてていきなり驚く
山頂までは道をまちがえなければ片道約5kmです。”道をまちがえなければ”…
いるかどうかわからなかった熊鈴、ここから装着しました。クマが出そうなほどの森林にビビって

amazonで適当に買った鈴ですが、けっこうデカくていい音が鳴ります。これは買ってよかった。襲われてからじゃ遅いもんね。ちなみに実際に装着して歩いてみた音がこちら。

めっちゃ自然に囲まれて癒やされる時間
きれいな川も流れてる。こんな綺麗なコケなんて普段見ないですよねぇ
伊勢神峠からくるメリットはこの川が見られるところかもしれません。大多賀からだと川はなかったな
少し奮発したSALOMONのシューズと登山用の靴下はほんとうによかった!歩きやすくて軽い!これは初心者にもオススメです。
入る気がしないトイレ。事前にドライブインで済ませてきてよかった

駐車場に行く途中に「ドライブイン伊勢神」という施設があります。ここに綺麗なトイレがあるので、立ち寄るといいでしょう。

クマが出たことあるらしいです。クマ鈴などは準備しておいたほうがいいでしょう、効果あるのかは知らんが
湿原と呼ばれる場所もありました
大多賀峠近くまで来ました。ここで今回の登山で最大の失敗をやらかします

基本的には看板にある「東海自然歩道」というルートを徹底して歩いていくのが鉄則です。今回、ぼくはそれを理解しておらず、上の看板の奥側にある大多賀峠駐車場っぽいところに道路を渡って出ていってしまいました。

間違えたルートの先にある展望台

ここに「展望台」という看板があったため、そのまま登っていってしまったのです。これが悲劇の始まり(泣)。事前にYouTubeなどで予習をしたときに「大多賀峠近くで道路を渡る」ということだけが刷り込まれていました。それがココだと勘違いしちゃったんですよね。

このミスにより約1時間ほど時間をロスしました。てっぺんまで登って道が無くなって気づく結末(笑)

大樹が道を塞いでいたところを呑気に写真にとってました
正しい道を渡る箇所にはこういう看板が立ってます
渡った先の入口がここ。大多賀峠からスタートだとここから始まります
山頂までは2.2km、標準タイムは60minです。ぼくは50minくらいでした
この先には伐採工事をされている方がいました。ところどころチェーンソーの音が鳴っています。こちらの存在に気づいてくれるので合図して進みました
先ほどよりもだいぶ勾配がきつくなってきました。この木に囲まれた雰囲気がほんとに素敵
あんまり見たことない花が咲いてた。珍しくないかもしれないけど
杉か松の子どもでしょうか。これもあまり見たことない植物
山頂付近に「水」の看板。行きませんでしたが水源までは結構遠いらしい
息も絶え絶えになんとか山頂付近まできました…!想像以上にきつかったです
山頂に到着!なんとかたどりつきました
景色がいいと聞いていたのに、山頂直前で白いキリに包まれてしまいました。何も見えない(笑)
ほんとうに何も見えない(泣)
こんな感じの建物もありました
登山用に買ったリュックはばっちりでした!カラダにフィットする感覚ですごくラクに登れますね。これはオススメ

結論:翌日の筋肉痛が尋常じゃなかった

実際に寧比曽岳に登ってみて、かかった時間は往復で4時間程度だったと思います。道を間違えてなかったら3時間強くらいで往復できてたかもしれません。その道間違いの影響もあってか、中間地点である大多賀峠あたりで既に足が上がりづらくなっていました

ネットで調べた限りは寧比曽岳は「アップダウンの少ない初心者向けの山」として紹介されていたにも関わらずです。普段街でしか生活してこなかった僕には途中の勾配もけっこう急で、特に登りが続くとスタミナ切れを起こしていました。行動食として持っていったお菓子のカロリーがこんなに大事とは思わなかったですね。カロリーとったら少し動くようになりましたし。

そして帰宅後は強烈に足が痛かったです(笑)ほんとうはスケジュール的には翌日は筋トレの日(全身)だったのですが、下半身は無理でした。登山って下半身の筋トレになってたりするんですかね?スクワットの代わりになってるならもっと行こうかな。登山と筋トレ両立してるなんて最高だし

なお反省点は欲張って伊勢神峠から出発したことでしょうか。大人しく大多賀峠から行けばよかったです。でもまあ無事に登頂できたんだし、ヨシとしようかな。次はもうちょっと標高の低い猿投山や鳳来寺山などを軽くこなしてレベルアップしたいなぁ、と意気込んでいます。総括するとハイキングは楽しかった!いい趣味だなこれは

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