皆さん、愛車のメンテナンスはどうしていますか?僕は基本的には車検くらいでしかメンテナンスしていないズボラです。空気圧だけは長期連休前にやってるかな。でも本当にそれくらいしかしてないです。
そんな僕ですが、先日5年目の車検を迎えたときに車屋さんから「バッテリーを交換したほうがいいかも」と提案されました。それが割高だったので断ったのですが、たしかに乗ってからもう5年経つので替えたほうがいいのは事実でしょう。
ということで、今回はDIYでバッテリー交換にチャレンジしてみました。いちおう万全の準備をしたつもりだったのですが、色々と後悔した部分があったのでそれを皆さんとシェアしたいと思います。この記事がこれからN-BOXのバッテリー交換にチャレンジする人の参考になれば、それ以上にうれしいことはありません。
まずは僕が買い揃えたもの
前述のとおり、僕はわかる範囲で徹底的に調べてモノを揃えました。その僕が揃えた部品がこちらです。(以下に登場するリンクは一部アフィリエイトリンクを含みます)
メモリーバックアップは必ず持っておきたいアイテムです。これはバッテリーが取り外された時に電力を供給するために使います。こいつがあると例えばカーナビの設定やら、電源が無いと消えてしまうデータを失わずに済むという優れものです。
タイプはOBD2コネクタに挿すタイプとバッテリのプラスマイナス端子に接続するタイプがあります。個人的には圧倒的に前者(OBD2コネクタに挿すタイプ)がおすすめです。なにせボンネットの空間はとても狭いので、作業性を邪魔しないOBD2コネクタタイプがベストなのは間違いないでしょう。この場合は運転席下のサイドブレーキ近くにコネクタがありますので、そこにぶっさします。
ラチェットレンチは10mmのものを持っておくと便利です。バッテリ交換に必要な工具は全て10mmなので、これ1本あれば十分。
あとは当然ですが主役のバッテリーが必要です。必ず規格にあったバッテリを選んでください。僕は元々N-BOXに搭載されている製品と同じ規格のM-42Rを選びました。特に高級なやつとかは必要なし。
さっそく交換しよう、したら後悔したポイント
ということで準備は万端だったわけですが、いくつか失敗したな〜と思うことがあったので、それもシェアしていきたいと思います。
最初の後悔はこのメモリーバックアップ。OBD2コネクタに挿せば使える優れものなのですが、ちゃんと挿せてるかどうかを確認する手段がありません。コネクタもささってるのか手応えば微妙で、ちょっと自信がありませんでした。他社品だと接続されたときにインジケータで確認できるものがあります。そっちを買えばよかったな、と強く思いました。例えばこんな製品です。
こういうのがあると、接続されてるかが確認できますね。僕は単3電池型にこだわったので上述の製品を買ったのですが、そのこだわりを捨てるべきでした。
あとはマイナスとプラスの端子を外したり付けたりする順番さえ守れば余裕でしょ、と思っていたら甘くはなかったです。この白いプラスチック部品がすごくクセモノ。なかなか外すことができません。YouTubeなどで調べてみても、まともな外し方はよくわかりませんでした。僕はネジザウルスで掴みながら何とか外しました。手ぶくろとネジザウルス、ほんとあってよかったです。ペンチでもOKでしょう。
※本来は10mmのラチェットレンチで回しまくれば取れるらしいです
前述のラチェットレンチはとても便利で大活躍でした。これがあると無いとでは、全然快適さが違いますね。ただ、後方に見えるプラス端子の部分には赤いプラスチック部品が干渉してラチェット部分が使えませんでした。以下のようなソケット型の方が便利だったかもしれません。
そんなこんなでしたが、結局は30分くらいで作業は全て完了しました。めっちゃ簡単ですね。エンジンも無事にかかりましたし、ドライブしても問題ありません。めでたしめでたし。
結論:インジケータ付きのメモリーバックアップを用意せよ
ということで色々な困難もありながらも無事にバッテリー交換を完遂できました。無事にエンジンがかかってディスプレイオーディオのデータも飛んでなかったのを確認できた時の達成感が最高ですよね。
今回特に思ったのは途中で述べた「メモリーバックアップはOBD2コネクタ型にする」と「インジケータがあるものにする」ということが大事です。
あとは白いキャップみたいな部品は外すのが大変なので、別の方のブログや動画なのでよくよく取り外し方を確認しておいてください。僕のようにがんばると凄く大変です。
なお廃バッテリーは普通は自治体で捨てることはできません。僕は中古カーショップ屋さんに持ち込んで無料回収をしてもらいました。もちろん買い取ってはもらえません(笑)ちょっと期待したけどダメだった