皆さん、楽しみにしていた製品を発売日に予約して飛びついた経験はありますか?僕は新しいモノが好きなので、時々やっちゃいます。それはそれで楽しいのですが、当然ながら市場に投入されて間もない製品を買うのはリスクも伴うものです。
今回はタイトルにある通り、先日購入したPanasonicのハイエンドイヤホン EAH-AZ100 の話。製品自体にはとても満足していて、気に入って使っておりました。詳細は以下の記事からご覧ください。
一方でこの記事の最下部にはこのようなことを述べていました。
ノイズキャンセリングは耳に合ってないのか風のようなボボボボ音が聞こえるので調整が必要そう。まあ使わないのでいいんですが。
ぼく自身は普段からノイズキャンセリングを使わないので気にしてなかったのですが、それにしてもこの”ボボボボボ音”が凄くて。何か不具合があるんじゃないか?と気になっていました。
具体的には右耳のイヤホンのみ症状が発生していて、ノイズキャンセリングモード・外音取り込みモードでのみ”ボボボボボ音”が生じます。一方で通常のOFFモードの時には発生しません。これが最大の特徴。
というわけで今回はそれを調査した結果と、実際に修理に出した流れをご紹介したいと思います。この記事がこれからEAH-AZ100を検討している方の参考になれば、それ以上にうれしいことはありません。
この”ボボボボボ音”はよくある不具合なのか?
まず製品の故障に遭遇したときに大切なことがあります。それは「前例があって頻発している不具合か?」ということです。もし製品設計に問題があって症状が頻発している場合は、同じような症状を訴えている人がいるはずでしょう。その場合はメーカー側からすると不具合情報というのはすぐに上がってきますから、すでに把握してる可能性が高いです。まずはその下調べが大事だと僕は思っています。
近年はSNSに情報が溢れているので、こういうときにとても便利です。調べてみると似たような症状で悩んでいる情報がいっぱい出てきました。例えばこんなのです。
ちょっと調べれば大量に同じような症状の投稿がヒットしました。こういう場合は製品に何かしらの不具合があり、問題が生じていると見ていいでしょう。これである程度確信を深めつつ、Panasonicの修理相談に電話してみることにしました。
ノイズキャンセリングにするとボボボボボ音がなるのですが、これは実際よくある症状なんでしょうか?
大変申し訳ございません。そのようなお声を複数いただいております。
オペレーターさんに聞いてみたところこんな感じ。やっぱりよくある症状のようですね。この後の流れは①ウェブ修理を申し込んで②宅配便でPanasonicに発送、という通常の修理ルートになります。僕の場合は通販で購入したので、交換対応だとかそういうのはありません(泣)こういう時に実店舗は良いと思いますが、まあその交換してもらう機器も不具合をはらんでいるわけですから、微妙ですかね。Panasonicにはなるべく早く根治を目指してほしいものです。なにせ4万円もするハイエンドイヤホンですからね。
結論:発売直後の商品は覚悟を持って買おう
今回は発売日購入という最もリスクをとった行動に対して、見事に失敗してしまいました。思い返してみるとこういう経験はこれだけではありません。今僕がこの記事を執筆しているMacBook Air M1も思い返して見れば初期に不具合品を引いてしまいました。
今回の件は大変残念ですが、Panasonicの対応はとても気持ちいいものでした。この記事執筆時は先方に向けてイヤホンを発送した当日になります。今後、状況がアップデートされれば日付とともに追記レポートを作成していくつもりです。
同じような症状で悩まれている方、まずはPanasonicに相談してみてくださいね。