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Technicsの最新ハイエンド無線イヤホン”EAH-AZ100″を発売日に買った話

オーディオビジュアル
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皆さん、無線イヤホンを使うことはありますか?数年前のコロナ禍においてリモートワークが普及した際、Bluetoothヘッドホンやイヤホンを導入された方は少なくないんじゃないかと思います。僕自身もコロナ禍で快適なリモートワーク環境を求めて、Apple の初代 AirPods Pro を購入しました。やっぱりメイン環境がiPhoneとMacBook Airなので、Apple製品が相性いいかなと思ったんですよね。当時は音質へのこだわりも特になく、けっこう満足していました。※リンク先はAirPods Pro 第2世代

とっても気に入っていました

けれども、このAirPods Proも丸5年ほど使っていると不調が目立つようになりました。ノイズキャンセリングは聞いてられないような異音が出ますし、ケースから出したときに変な「キューっ」っていうデカい異音が鳴ったりします。耳につけてると鼓膜が傷むのではと思うほどのデカい音です。

こういうだましだまし使っている状況を脱却すべく、イヤホンを静かに探しておりました。そして「次にどうせ買うなら音質にもこだわってみたいなぁ」という欲も(笑)。元々は若干のオーディオオタク入ってたんですよね。そこにPanasonicから新商品 EAH-AZ100というハイエンドイヤホンが出るという話を耳にしました。これは渡りに船だ!と思って早速予約注文→発売日に手元に届いた、というのが流れです。

というわけで、それが早速届いて聞きまくっているので、その感想などを記事にしておきたいと思います。この記事がこれからワイヤレスイヤホンを探す方の参考になれば、それ以上にうれしいことはありません。

さっそく開封していこう

ここからは写真を中心に開封の様子をお伝えしていきましょう。

かわいらしい箱で届きました
中身は黒い箱
オープン(ピンボケすみません)
本体ケース登場!アルミの塊っぽい見た目してますが、めちゃくちゃプラスチッキーで安っぽい(これは残念)
オープンにした姿はかっこいいね!
端面が削り出しのような加工がされていて、かっこいいですね
イヤーピースはけっこう豊富です。ぼくはデフォルトのMでちょうどよかった

まずは開封の感想としてはケースの安っぽさだけが気になっちゃったかも。4万円もするイヤホンなんだから、もうちょい頑張ってほしかったですね。個人的にはAirPods Proの方がまだ好きでした。正確なことはわかりませんが、フタ部と胴体部で触ったときの温度感が異なっていたので、ひょっとしたらフタ側の外部はアルミ、胴体側はアルミっぽい見た目に似せたプラスチックなのかも(※違ったらごめん)。そんな中途半端なことするくらいなら正々堂々樹脂でもいいかな、と思いました。

肝心の音質はどうだったのか?

このAZ100の最大のウリは”磁性流体ドライバ”という新しい音の出る機構を採用しているところです。”磁性流体”は技術屋界隈では一時期流行ったもので、僕もサラリーマン時代には磁性流体の研究例をたくさん外部講演で見かけました。磁場かけると流体の物理特性が変わるものをそう呼んでいます。自動車で言えばブレーキやらトランスミッションに使えないか?とかそういう発想の発表や特許が多かった印象です。現時点で量産車用に使われてれているのはなさげですが。

と話がそれましたが、結局この製品の大事なところは音質ということです。

音質はどうだったのか?

というわけで早速聞きまくってみました。もちろん僕はイヤホンレビュワーでもないし、ガジェットレビュワーでもありません。あくまで素人のイチ感想として箇条書きで述べると以下のような印象。※モードはノイズキャンセリングOFF、イコライザはダイレクトです

  • AirPods Proと比べると全体的にレベルが高く大満足の音質
  • 最初に聞いたときには「低音が多い」と感じた
  • 引き締まってるというよりはボワってした感じに近い(初めてBoseを聞いた時に似てる)
  • けれども音に圧を感じるくらい迫力はある。あまり聞いたことない新鮮な感覚
  • 低音に広がり感じるので、広い部屋で聞いてるような錯覚をおぼえる
  • 高中音はきれいに鳴ってる。過不足なし、悪く言えば普通

こんな感じでしょうか?オーディオレビュワーのようなポエムは書けませんが、正直な印象はこれでした。特に低音の印象が強いですね。これは誰が聞いてもこう感じそうな気はします。ここに磁性流体ドライバの特徴が出ているのかもしれません。

聞いた印象としてはレベルが高く、しっかりまとまっている印象。まず買って音質に大きな不満が出ることは少ないでしょう。低音に特徴があるので、そこに気をつけて試聴してみるといいと思います。

あとで見てみたらPanasonicのウェブサイトにも”臨場感ある豊かな低音”とドライバの売り文句が書かれていました

補足1)非接触充電の向きに注意

我が家では無線イヤホンの充電に無線充電器を愛用しています。こんなやつ(机が汚くてすみません)

デスクの上に置くだけで勝手に充電されるので便利

この場合、充電ランプが手前面にくるので、ちゃんと充電されているかの確認が容易でありました。このAZ100もこういう仕様かと思ったら、向きが異なるようです。

AZ100はこっち向きに置く必要がある

EAH-AZ100は底面が非接触給電の面になっているので、写真のように置く必要があります。ちょっと不格好ですね(笑)ランプも確認しにくくなってしまいましたが、まあ許容範囲でしょう。おそらくAppleが特殊で他社も同じような仕様だと思われます。もし無線給電を使う予定の方は注意してくださいね。

余談:かつての僕のイヤホン遍歴

イヤホンの記事を書くにあたって筆者の経験は述べておいたほうがいいでしょう。豊富ではありませんが、思い出も兼ねて書いてみたいと思います。

オーディオテクニカ:ATH-CK10

2007年発売の有線イヤホンです。僕が初めて購入した高級イヤホンがこれでした。驚くほどに小さい筐体が特徴的です。

なんといっても特徴はそのきらびやかな高音。今でもこの筐体を見ると思い出しそうになります(笑)めちゃくちゃキラキラしてて伸びやかなんですよね。こいつは本当に本当に素晴らしい逸品だった。最も愛用したイヤホンです。AZ100もこれくらい印象的な高音を鳴らしてほしかったな…と思ったが好みはだいぶ分かれるから無理なんだろう。

Ultimate Ears:Triple.fi 10 Pro

2007年発売の有線イヤホン。当時最も評判がよかったと言っても過言ではない製品でした。筐体とケーブルが分離できるようになっていて、ケーブルを変えて楽しむ方が多かったです。僕も好きでしたが結局は前述のATH-CK10の方が好きで、そっちを使うことが多かった記憶があります。

Westone:Westone 3

2010年発売。当時10Proのライバル機種として登場し、発売を心待ちにしていた記憶があります。発売日に即買いしましたが、低音が思ったようなものではなく使わなくなりました。当時付き合ってた彼女(現在の妻)に譲った記憶があります。そして紛失されました(笑)高かったのに。

※この他にも入門用のイヤホンなどは多数購入した記憶がありますが、それは割愛。高価なのはこれらです。

結論:これからガンガン使えそうで気に入りました

久しぶりにハイエンドイヤホンを購入したのもあり、かつてのオーディオプチオタクの血がさわぎました(笑)。全然忘れてたけど、過去にはたくさんイヤホンに投資して楽しんでいましたね。このEAH-AZ100の音が想像以上に良かったので、こういう記憶が呼び起こされるのでしょう。

本製品に話を戻すと前述のとおり、量感のある低音が最大の特徴と感じました。これはけっこう好きな人もいると思います。高中音は優秀なのは確かですが、尖ったものは感じません。そういう高音に期待する人はぜひATH-CK10を買いましょう!ぜったいに感動があります、売ってるかわかんないけど。

なおBluetoothの動作やペアリング動作などはすこぶる簡単で迷いなく行えます。専用アプリもとても使いやすく設計されたました。時代は便利になりましたね。僕のようなIphoneユーザーにもストレスはありません。ノイズキャンセリングは耳に合ってないのか風のようなボボボボ音が聞こえるので調整が必要そう。まあ使わないのでいいんですが。

追記1:不具合品でした(泣)

追記2:不具合修理から帰ってきました

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