マイクロ法人でセゾンコバルトビジネスのクレカをを作ったときに苦戦した話

資産形成&節約
スポンサーリンク

皆さん、クレジットカードは何枚持っていますか?僕は若干のミニマリスト気質があったので、長らく楽天カードだけだったのですが、気がつけば5枚ほど手元にありました。油断するとカードって増えるよね。

けれども最近増えた分は実は意味あるものでして、①昨年は青色申告で個人事業を開始したのでそれ用のカード(三井住友ビジネスオーナーズ)、②今年はマイクロ法人を設立したのでそのカード(アメックスコバルトビジネス)を追加したのです。おかげでApple Payはこんな感じの大世帯に(笑)

全てのカードはApple Payに登録していつでも経費に落とせるように準備

今回はつい最近、その法人用のカードを作ったのですが、それで面食らったことが何回かありました。その体験談をみなさんと共有したいと思います。自分の失敗って他の方に共有されてこそ大きな意味を持ちますよね。この記事がこれから法人カードを作ろうとしている方の役に立てば、それ以上にうれしいことはありません。

法人カードを作ろうとしてるんだけど…初っ端から違和感

前述の通り、僕はアメックスコバルトビジネス(←紹介キャンペーン付きリンク)で法人カードを作ることにしました。とくに理由はありませんが、年会費無料でビジネス用カードとしては最もスタンダードなようです。(追記:上記リンクが表示されない場合があります。本記事末尾に表示方法を追記しましたのでご参照ください)

ということで早速必要情報を記入していくのですが、いきなり違和感を覚えることになります

カード申し込みの最初の画面。法人情報を入れるところがひとつもありません

法人でカードを作ろうとしてるのに、入れる情報は全て個人の情報なんですよね。法人番号はおろか法人名すら入れるところがありません。自分の年収や勤務先を書くところはあるのですが。

最初これに戸惑いましたが、よくよく考えてみるとカード会社からすれば零細企業の情報なんてどうでもいいってことなんでしょうね。個人の支払い能力さえ抑えておけばいいということです。僕がよくわかっていなかっただけで、基本的には個人の信用で法人のクレジットカードも作るんだろう。これが最初の知らずに焦ったことでした。

カード申し込み情報の記入を進めていくと、最後に口座振替の指定をネット上でするか聞かれます。そこで初めて「法人はネット上では口座振替できません」みたいな文言が出てきました。このワードを見たときにちゃんと法人で使えるカードの手続きが進んでるんだな、と確信した次第です。なお法人はネット上で口座振替はできませんので、後日紙で手続きすることになります。

引き落とし口座指定はできてませんが、ここまででカードは届いた。名前はもちろん自分の個人名

口座振替の指定でトラブル発生!ハマった理由

1週間くらいするとカードと口座振替用の申し込み用紙が届きます。こういう感じの紙ですね。

引き落とし口座を記入する、よくある紙です
同封されていた案内にも法人口座はネットでの口座設定ができない、と記されています
別用紙には法人の記入要領がざっと書かれています

ここで僕は上の赤枠の部分だけを参考に口座振替用紙を記入してすぐに返送しました。これが早とちりのミス。本当は「詳細はこちら」とあるQRから見本を確認すべきだったのです。

用紙を提出してから1ヶ月後、口座振替設定ができない旨とともに再度書類を送るように先方から通達が来ました。そのため、1ヶ月分は振込手数料を負担しつつ振り込むはめに(泣)

なにがミスっていたかというと、肩書と代表者名を書いていなかったんですよね。よく見ると上の案内にもあるんですが、手本を見ずにやったので抜けていたのです。だって、法人の銀行口座の名義書いておけば大丈夫でしょ、って思うよね…。そうじゃないんだなこれが。

セゾンカードウェブサイトより引用。肩書までしっかり書く必要がある

再度の郵送でしっかり口座振替の設定ができるようになりました。これにて無事に法人銀行口座から引き落とされるクレジットカードの作成完了です。出張時にも法人から落とせるようにETCカードも無料で作っておきました。

法人のカードは個人事業主よりも作っておく重要度が高いと思います。なぜなら、個人事業の場合は結局は自分の財布なのだから自分で立て替えて「事業主借」として記帳しておくことで基本的に問題ないからです。厳密に個人と事業のお金を分けて管理する必要は法人ほど強くありません。

しかしながら法人はその辺がもう少しセンシティブになってきます。個人が会社のお金を勝手に使ってると公私混同していないか?を疑われることになるからです。あくまで個人と法人は別人格ですからね。その点、法人用のクレジットカードを作っておけば、それで支払うだけで法人人格の中だけで請求や支払いが完結します。なので法人を作ったらクレジットカードは作ったほうが何かと便利です。

結論:法人用カードでも審査されるのは自分個人の信用情報

今回僕はクレジットカード作成でいくつかトラブりましたが、一方で幸運だったこともありました。それは以下の僕の法人設立計画に起因します。

ぼくの法人設立計画。サラリーマンを退職する前に法人を準備している

偶然ですが「退職前に法人の準備を完了させる」という計画で進めていたんですよね。これが何によかったかと言うと、クレジットカードの審査に有利だった、ということです。

今回のカード作成の経緯で気付いたことは「クレジットカードは法人用であっても個人の信用で作られる」ということでした。これって法人設立のタイミング次第ではカード作れなかった可能性があるってことですよね。Side FIREをしようとしてる個人事業主なんてほぼ信用ゼロでしょうから。

補足:セゾンカードのウェブサイトには「法人の経営状況も審査対象」みたいに書いてます

セゾンカードウェブサイトより引用。そもそも法人の情報を入力するところなかったんだけど…

こればかりは運がよかったなぁと思います。はからずも勤務先の与信を活用できて、スムーズにクレジットカードを作ることができました。もし僕と同じような境遇で法人を立てている方にとっては、退職よりも前に法人用のクレジットカードを作るのがオススメです。アメックスコバルトビジネス(←紹介キャンペーン付きリンク)に興味あればぜひどうぞ!

追記:iPhoneで紹介キャンペーンリンクが表示されない場合

以下のスクショのようにiPhoneのコンテンツブロッカーによってリンク先が表示されない場合があります。この場合は下記の方法でコンテンツブロッカーを一時的にオフすると表示されます

コンテンツブロッカーに弾かれた場合はここをタップしてください
「コンテンツブロッカーをオフにする」をタップするとリンク先が表示されます

YouTubeの関連動画もぜひ!

おすすめ:資産運用ですごく勉強になる書籍

僕が実際に読んで「ほんとうに良い本だなぁ〜」としみじみ感じた名著をご紹介します。どれもめちゃくちゃ良い本ばかり。インデックス投資を始めたての方におすすめです。

以下の中にはKindle Unlimited(月々980円 読み放題、初めてだと30日無料キャンペーンもある)のサービスで利用できるものもありますのでチェックしてみてください。

この本は僕が初めて読んだ投資関連の書籍。当時、個別株で失敗し、偶然思うがままに買い付けた米国株インデックスETFに出会い、それにいい感触をもっていました。その感触を自信に変えてくれた本です。僕と同じく、初めて投資書籍を読まれる方にはこの本を最初にオススメします。

投資に関するネット記事は数あれど、最も有名で価値ある記事はコレなのでは?という記事の書籍版です。ぜひ投資書籍の2冊目に読んでほしい一冊としてピックアップしました。これを読むだけで本当に資産運用が完結する内容になっていて、僕も当時衝撃を受けました。もちろん書籍版の内容の本質はネット記事とほぼ同じですが、理論編がわかりやすく改定されていたり、読みやすくなっています。

インデックス投資の名著中の名著です。個人投資家にとっての投資は「ミスった者が負ける」敗者のゲームになった、というのがタイトルの由来。ここで言うミスとは、市場動向に動揺して売買してしまうことを指します。いいからインデックスホールドしとけ、という本。インデックス投資家の教養として読むべき本です。

これは僕が最近読んでよかったと思ってる本です。マクロ経済における金利の重要性を懇切丁寧に説明してくれています。金利が経済の基本であることを再認識させられました。初心者でも読みやすいように書かれていて、とくに予備知識は必要ありません。投資タイミングに活かせるかと言えばそこは同意しかねますが、金利による経済の定性的な動きを理解するのはこれで十分と思いました。

この本はKindle Unlimitedの読み放題サービスで提供されていることが多いです。Kindle Unlimitedは初めてであれば30日無料体験が使えるので、それで読み切ってしまうのもいいかと思います。僕はそうしました。

これは最近複数の視聴者さんに紹介してもらって購入した本です。主張は題名どおり「余剰資金が出たら即刻インデックス投資せよ」というもので、僕も思想とほぼ一致しています。また、前半部分では「節約には限界がある」「収入を増やす努力をしよう」という主張もされていて、その辺も共感できる部分は多いです。とてもいい本だと感じましたので、よかったら手にとってみるとよいかと思います。

これは最近視聴者さんに教えてもらった本です。株式投資や資産運用の考え方を学ぶのに、とても素晴らしい名著だと思いました。著者はインデックス投資にも精通していることが伺える一方で、各個人の資産運用は人としての合理性も考慮すべきと説いてます。株式投資のリターンは「リスク(値動き)の対価」をわかりやすい例も含めて明示してくれていて、投資初心者の方にぜひ読んでみてもらいたい本ですね。

2024年の年初に亡くなられた山崎元さんの遺作。内容は父から息子への手紙をイメージして、資産運用や生き方のアドバイスをおくるというもの(実際に送られた手紙の内容もあります)。涙なしには読み切れない名作でした。投資における主張はいつもの著者のものと全く同じ。ブレないところが山崎さんの良さですね。ぜひ読んでもらいたい一冊。

米国の著名投資家ハワード・マークス氏の著書で、彼の著書はなんとあのウォーレン・バフェットのお気に入りらしいw バークシャー・ハサウェイの株主総会でこの本を配ったというウワサも残っています。ハワード・マークス氏自体はインデックス投資にも一目を置くアクティブ投資家で、市場平均に勝つのは難しいと認めつつもどうすれば勝てるか?を色々とアドバイスしてくれる本です。

僕が一番好きな本。難しい数学的な知識を必要とせず、現代ポートフォリオ理論(≒ランダムウォーク理論)をかじれます。正直な感想を言うと全ての書いてることが興味深かったわけではありません。なので隅々まで読んだわけではないですが、理論のところはとてもわかりやすいのでおすすめです。これ読んでからWikpedia見たらだいぶ理解が進みました。

上記の本に加えてもう少しファイナンスを詳しく知りたい方向けにおすすめです。CAPMの考え方やそれをもう一歩発展させた3ファクターモデルのことも理解できます。ほかにもプライシング理論やリスク管理などの基礎知識もこれで十分わかるかと。

インデックス投資の父でありVanguard創業者のBogle氏の名著です。僕が最も尊敬する偉人でもあります。その先見性と残された功績には尊敬の念しかありません。内容はインデックス投資のベーシックな内容ですが、後半には債券との組み合わせ論などにも言及されています。全部が全部同意見というわけではありませんが、インデックス投資を志す者であれば必読書とも言ってよいかと。

ランダムウォーク理論(株価の動きはわからないという前提を置く理論)について、歴史を交えて語った本。これも名著と言われています。理論の概念はざっくりとわかるかと。歴史の部分が長くて、そこは読み飛ばしました。

本をほとんど読まない僕が唯一知ってる作家さん、橘玲さんの本。とても読みやすい文章で書かれていて、こんな文が書きたいなといつも思ってます。僕が海外株を中心に買っているのはこの本の考え方に近いです。

かつて日本の長者番付で一位になったサラリーマンとして話題になった清原達郎氏の初めての著書。これまでメディアにほとんど出てこなかった氏の赤裸々な体験談が多数載せられています。内容は初心者向けではありませんが、どこにでも溢れているインデックス投資を勧めるだけの本に飽きた方にはとても面白いはず。かく言う私もその一人(笑)純粋な読み物としてとても面白いです。

社会保険料がホットな話題として挙げられることが増えました。本書はその社会保険料の節約として最も有名な「マイクロ法人スキーム」のきっかけになった名著です。いま巷で使われているマイクロ法人という言葉は、この書籍で初めて使われたと言われています。もしマイクロ法人設立に興味があれば、まずは最初のバイブルとして読破しておくべき一冊です。

※以下のリンク先におすすめ書籍をまとめています

S&P500最強伝説のAmazonページ
www.amazon.co.jpでS&P500最強伝説のおすすめ商品をお買い求めください。S&P500最強伝説のお気に入り商品について詳しくはこちら。
タイトルとURLをコピーしました