みなさん、ご自慢の一眼カメラで撮影したファイルはどういう運用していますか?ぼくはZ6を購入以来、試行錯誤を繰り返して、ようやく最近固まりつつあります。
人によってカメラを使う目的は異なります。ブログに使ったり、SNSに使ったり、家族の記録のために使ったり、仕事として使ったり・・・いろいろ理由はありますね。
今回は僕が2年間Z6を使い続けてたどり着いた、僕的なベストのファイル管理法を共有したいと思います。参考になれば幸いです。
前提:おっさんのZ6の使い道は主に3つ
前提としてどんな使い方をするのかを確認しておかないと、参考になるかどうかもわかりません。僕の使い方は主に以下の3つです。
①SNS投稿(特にInstagram)に
Z6で撮影した画像を使ってよくSNSに上げています。TwitterとInstagramを使っていますが、特にInstagramはオシャレな写真を使いたくてよくZ6で撮影したものを上げますね。SNSはスマホから投稿することがほとんどでしょうから、簡単にスマホに画像ファイルを送れるかが重要です。
②ブログ投稿に
本ブログに使用する写真にもZ6を活用しています。もちろんiPhoneもよく使っていますが、写真をメインに投稿するときはZ6を使います。ブログに投稿する際は少し編集して、できるだけいい写真を使うように心がけています。(露出と傾きくらいしかいじりませんが)
③家族の記録用として
この目的で一眼カメラを購入する方が一番多いのではないでしょうか?僕も小さい子どもがいて、毎日成長する姿を写真や動画に収めています。できるだけ良い状態で家族写真は残しておきたい、というのが僕の思いです。
おっさんの具体的なZ6運用法はこれ!
というわけで、①〜③の前提を置いた上で、僕がたどり着いた運用法がこちら!
この図だけ伝わるかもしれないけど、ひとつずつ解説していきましょう。
①SNS投稿にはSnapBridgeをフル活用!ついでにクラウドにバックアップ
以前に投稿していますが、僕はニコンのBluetoothでのスマホ連携「SnapBridge」をとても気に入っています。これだけでもニコンを選ぶ理由があるなーってくらい。
SnapBridgeによって、意識しなくてもZ6で撮影した写真がiPhoneに取り込まれます。しかも、Nikon Image Space というクラウドに自動アップロードさせれば、容量無制限でバックアップをとれる素晴らしい仕様です。
iPhoneに取り込んだ写真は撮って出しでSNSに投稿しています。撮って出しを使うために、1枚1枚の写真をしっかりテーマを持って撮る練習にもなってますね。
②③ Rawでファイルを保存して、気に入った作品はNX Studioで調整してブログに
ファイルの保存形式は色々悩んだ末にRawに落ち着きました。Z6程度の画素数ならファイル容量もしれてますし、編集のためにもRawで残すのがよいと今は考えています。
Z6本体側では XQDカードにRawだけを保存する設定です。
PCにはSONY製XQDカードリーダーで接続。速度も出るし、何の不満もないいいリーダーです。またシングルスロットで色々と文句言われてますが、僕のXQDカードは故障せずに問題なく使えてます。読み出し速度もめっちゃ速いです。
そして、データは全てNASで保管。QNAPのTS-231Pです。(※リンク先は後継モデル) RAID1でミラーリングして運用してます。NASは色々な端末から写真にアクセスできるので、写真管理にオススメです。Macだけでなく、タブレットやスマホ、PS4などからも写真を閲覧できるのがいいですね。家族写真ならみんなで簡単に共有できますし、Rawで残してあれば最高画質で記録できます。しかも、端末のストレージは最小限に抑えられて財布に優しい。
管理はNX Studioで行っています。ビューワとしても使えますし、もちろん現像ソフトとしても使いやすいソフトです。最近M1 MacBookに対応してくれて、僕も快適に使用できています。Raw現像はAdobe Lightroom を愛用されてる方が多いですが、フリーソフトの NX Studioでも機能十分で使えますよ。ニコン以外のカメラも所有していて、現像される方はLightroomのほうがよいかもしれません。
いつもは撮影して取り込んだ写真を一通り見て、レーティングをつけてます。そうすると、次から気に入った写真を探しやすいですよ。
結論:SnapBridgeを使い倒した上でNASにRawを記録用として残す
ニコンの場合、SnapBridge からアップロードすれば容量無制限というのがデカイですね。今、一番最強のクラウド写真保管サービスだと思います。Google Photoも改悪してくれましたし。
また、このシステムのおかげでJPEGとRawの2種類を常に保管できているのも気に入ってる点です。RawとJPEG両方をXQDカードに書き込むとすぐ満タンになるので、勝手にJPEG変換してiPhoneに入れてくれるのはカード容量の節約に寄与してると言えます。XQDカード高いですし。
これからZ6やZ6II を使用される方、またニコン製品を使用されている方の参考になるよう願っております。