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鈴鹿セブンマウンテン「入道ヶ岳」に滑落事故現場の危険性もチェックしながら登ってきた

ライフログ
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みなさん、運動してますか?僕は退職してからというもの、よく山登りに行っています。シニアの方々がハマるのがよーくわかるほど楽しいものですよね。

今現在、僕がチャレンジしているのは「鈴鹿セブンマウンテン」と呼ばれる山々。藤原岳、竜ヶ岳、釈迦ヶ岳、御在所岳、雨乞岳、鎌ヶ岳、入道ヶ岳からなります。そのうち、残すは鎌ヶ岳と入道ヶ岳の2座の状態でした。

今回はその入道ヶ岳にチャレンジしてきたので、その様子を紹介したいと思います。

なお、この入道ヶ岳は先日に痛ましい事故が起こっていて、男性が滑落死していました。亡くなられた方は二本松コースという今回僕が予定していた初心者向けルートから下山しており、山の危険性を再認識させられます。

中日新聞ウェブサイトより引用

今回はこのルートを下山しながら、どのあたりが危なかったのかもチェックしてきたいと思います。この記事がこれから入道ヶ岳に登られる方の参考になれば、それ以上にうれしいことはありません。

入道ヶ岳の頂上は最高に気持ちがよかった

ここからは写真や地図を中心に紹介していきましょう。

駐車場は椿大社の第3駐車場を利用することになります。ここが登山者用に開放されていて、十分な台数が駐車できるようになってました。2025年5月14日(水)8:30ごろに到着した時点ではガラガラ

※ここからの写真は新調したニコン Z5II + Z 28mm f/2.8 で撮影しています。

十分なキャパがあるのは心強いですね。そして無料です
登山口に向かう途中にきれいなトイレがあります。主に椿大社の参拝者用
椿大社に寄っていきます
すごく雰囲気のいい場所です
登山の安全や家族の健康、人生の幸福など欲張りにたくさん祈ってきました(笑)
今回の予定ルートです。北尾根で登って、二本松コースで下ります
北尾根ルートはアップダウンがけっこうあります。とくに1発目にダウンした後の急登は強烈。二本松ルートはとても歩きやすい
愛宕神社の階段のそばに北尾根ルートの入口があります。ここから登っていきましょう
ピンクテープがたくさんあるし、踏み跡もしっかりあります。迷いにくいでしょう
鉄塔をくぐる場所もあります
途中に急登もありつつ、こんな感じの眺望がない道が続く
避難する気にならない避難小屋
だいぶ登ってくると視界が開けてきます
気持ちがいいのですが、この辺りから羽根虫が大量にいてそれは嫌だった(笑)
トトロの世界のようなトンネルもハエだらけ
しばらくすると北の頭に到着!すごく開けていて綺麗です
鎌ヶ岳と御在所岳が見えます
山頂へはもうひといき。ここで休憩してる人もいました
右奥に見える鳥居が山頂です
けっこうすぐに山頂に到着しちゃいました
かっこいい鳥居。でもクマバチだらけでちょっとこわい(笑)
トンビが食べ物を狙ってました、こわ
いちばん景色がいいところを陣取ってらーめん作ります。株価も上がってきたので高級らーめん(笑)
完成!やっぱり高級品はうまいよ、180円くらいでできる贅沢
最高の景色との別れを惜しみつつ下山開始

入道ヶ岳の北尾根ルート、道がわかりやすくて程よく急登もあってなかなか楽しかったです。何より頂上が開けている山は最高。竜ヶ岳もよかったけど、入道ヶ岳も負けてませんね。

二本松ルートの滑落死亡事故現場付近(推定)

前述のとおり、先日事故があったのは入道ヶ岳の二本松ルートを下山中です。150m(ビル40階くらい)も滑落したとされていて、そんな場所がほんとうに初心者ルートにあるのか?を注意深く確認してきました。(以下の写真は iPhone 15 PROで撮影)

下山途中に突然に真新しい「滑落注意」の看板が出てきます。おそらくこの付近が現場なのでしょう

この看板が出てからやや傾斜のある場所を下りましたが、150m落ちそうな場所は見当たりません。そうして注意深く進んでいると、もうひとつ看板が出てきました。

真新しい看板2つ目。こちらには新しいロープも張られています。
この場所はちょうど二本松コースの通報ポイント5にあたります

ひょっとしたらこのロープの先(ルート外)に行ってしまったのかもしれませんが、そこまではよくわかりません。ただ、ここから椿大社に向かう道に落ちそうなガケがありました。

木の根が張り巡らされた階段状の場所ですが、右側がけっこうなガケです
わりと道は細めです。この右側はけっこうな谷底(撮影してなかった)

ニュース記事によれば、滑落した男性は木の根につまづいたとされています。ここまでの状況から考えるに、さっきの木の根の階段あたりでつまづき、このガケから滑落してしまったのかもしれません。道幅は狭めではあるものの、特段危ないような場所ではないです。一見、何もなければ普通の初心者ルートでも偶然が重なれば危険になる、そういう危険さを感じさせられました。

初心者ルートでも危険と隣り合わせ

今回は直前に事故もあったことから、いつも以上に集中して山に臨めた気がします。とくにいつも下山は疲れもあってぼーっとしがちでしたが、この登山では最も集中できていました。これはもちろん事件の影響なのですが、難しいのはこれもまた日が経つと忘れてしまうことでしょう。可能なかぎり、今後の登山でも集中力を保って下山できるように気を付けていきます。

肝心の入道ヶ岳はとてもいい山でした。思った以上に人もいて、人気があるのが伺えます。標高も高くないので、鈴鹿セブンの最初のほうにチャレンジするのもいいかもしれませんね。

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