先日、意気揚々と最新のiPhone15 Proを使って撮影した動画をアップすると、思いもよらないコメントが沢山届きました。それがこちら
なんか顔色悪いってコメントがいっぱいつくんだけど…
本来は「高精細になりましたね!」みたいなのを期待してましたが、全く逆の結果でした。何やら色味が変になってしまったようです。私自身、若干の色弱があり自分の色判断に自信がありません。なので、視聴者さんの指摘で初めて気が付きました。ちなみにその動画は以下のものです。
これを修正すべく色々と考えた結果、なんとか真因にたどり着くことができました。今回はその修正方法などをまとめておきたいと思います。この記事がiPhoneで撮影した動画の色味が変になって困っている人の参考になれば、それ以上にうれしいことはありません。
どうやら編集ソフトに入れたら色が変わっているようだ
まず最初に編集ソフトでのプレビューを確認してみました。そして動画素材の元データと比較してみると、すぐに現象をつかむことができました。その比較がこちら
明らかに編集ソフトに入れたときに色がバグってるのがわかります。なんか血の気が引けたような顔色になってますね。正直言うと僕にはちょっと白っぽいくらいにしか思えませんでしたが、妻にも確認してもらったら血の気が引けてるような感じになっているそうです。これが原因と見て間違いないでしょう。
しばらくの間、僕が使っているソフト「DaVinci Resolve」の設定を見直していましたが、一向に改善する兆しが見えません。ちょっと諦めかけてたところで、ググってヒットしたサイトに「iPhoneのHDRが悪さをすることがある」という記述を見つけました。実はこれがビンゴだったのです。
iPhoneのインカメ動画がHDR撮影になってたみたい
まずはiPhoneの設定を見直したやり方からご紹介しましょう。以下の画面のように 設定→カメラ と移動すると、動画撮影の設定をいじることができます。
上記の設定でHDR撮影はオフになります。これで再度撮影して、DaVinci Resolveに取り込んでみた結果がこちらです。
ということで、これにて万事解決!よかった、iPhone15 Proのせいでずっと顔色悪いって言われるところでした(笑)
結論:iPhone動画の色味がおかしくなったらHDRを疑え
ちょっと前のiPhoneってHDR撮影やらを結構推してましたよね。思い返せば僕はずっとOFFにして使っていました。何かHDR撮影って不自然にコントラストついてる感じしますよね。それがあまり好きではなかったのです。
今回はそれが色味をバグらせる原因にもなっていました。なんとかしてほしいものですね。まあいいのか、自分でOFFできるのだから。
僕が使用しているソフトはDaVinci Resolveですが、ひょっとしたらPremierやFinal Cutでも同じ現象が起こるかもしれません。後者はさすがにないか(笑)そのときにこの記事をまた見に来てくださいね。