みなさん、資産運用の調子はいかがでしょうか?僕は最近の冴えない米国株の動きをモロに喰らって、証券口座を見ないようにするほど不調ですw 下落したときは見ないようにしてるんですよ、見てもいい気分にならないですから。
そんな僕でも月に1回は必ず資産推移をまとめています。それはこのブログを読んでくれている読者のため、そしてYouTube動画を楽しみにしてくれている視聴者さんのためです。なにせこのチャンネルが最初にヒットしたのは、資産推移動画でしたから。これこそが原点なんです。なので血を吐いてでも資産推移を集計する意気込みがあります。
というわけで、今回もがんばって資産を集計したのでぜひ最後まで読んでいってください。この記事がこれから投資を始める方の参考になれば、それ以上にうれしいことはありません。
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22年10月の資産推移
ということで、早速結果から見ていきましょう。
- 総資産:6382万円(前月比 ▲211万円)
- 含み益:1653万円(前月比 ▲303万円)
9月は近年稀に見る最悪な月だったように感じました。CPIショックに英国の失策、アップルの減産など、いいニュースは皆目なし。当然資産は減っています。けれども、長期投資とはそんなものです。人生と同じく山あり谷あり、株は必ず上下しますから。なので全く動揺はしていません。
上図は今月の家計収支です。生活費はいつもよりやや多いくらいで推移したので、生活自体は普通です。一方で自社株の売却や分配金、旅行費用(親族の立替分含む)などが結構な金額であり、出入りは激しい一ヶ月でした。
我が家は信じられないくらい現金保有量が少ない(10〜20万弱)ですが、毎月のキャッシュフローはしっかり管理しています。そのため、今回のように急な出費があっても先月から計画的に対応しているため、金欠になることはありません。大事なのは貯金ではなくキャッシュフローだ、そのことに最近気づきました。
最も見るのが嫌なメイン口座の明細。想像どおり全体的に下げています。特にレバナスは悲惨なことになってますね。果たして本当に復活する日はくるのやら?まあ気長に待ちましょうぞ。
損益率を棒グラフにしたものが上図。こちらも当然同様の結果で、全体的に下げていることがよくわかります。
今月の投資行為と主要指数の動き
今月もいつもと変わらず、余剰資金ができたタイミングで買いを入れました。タイミング投資は決してやりません。なお購入金額が多いのは持株会の解約分です。
上図はS&P500, NASDAQ100, Russel2000, VXUS(米国除く全世界)をプロットしたもの。先月はどの相場もみんなダメで下がっています。特にNASDAQ100とVXUSの落ちが顕著です。Appleの減産ニュースが直撃したのと、英国が迷走したのが影響してそうですね。
結論:決して辛い相場に屈しない!
上図は有名な書籍からの引用。株(Stocks)を長いこと保有していくと、年率リターンはだんだん収束していくと主張するものです。そして注目は株の最低値がプラスであること。つまり、どんなに悪い20年間を持ってきても、最終的には成長したというのがこのグラフが述べるところです。
長期投資を続ける理由には人それぞれあるかと思います。みなさんひとりひとりが目標に大してブレることなく、投資を続けられることを願ってやみません。ぼくは当然、お金が必要にならない限りは売りません。
もう少し詳しく知りたい方はYouTubeをぜひ見てね!
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投資を学ぶなら:資産運用ですごく勉強になる書籍
僕が実際に読んで「ほんとうに良い本だなぁ〜」としみじみ感じた名著をご紹介します。どれもめちゃくちゃ良い本ばかり。インデックス投資を始めたての方におすすめです。
以下の中にはKindle Unlimited(月々980円 読み放題、初めてだと30日無料キャンペーンもある)のサービスで利用できるものもありますのでチェックしてみてください。
この本は僕が初めて読んだ投資関連の書籍。当時、個別株で失敗し、偶然思うがままに買い付けた米国株インデックスETFに出会い、それにいい感触をもっていました。その感触を自信に変えてくれた本です。僕と同じく、初めて投資書籍を読まれる方にはこの本を最初にオススメします。
投資に関するネット記事は数あれど、最も有名で価値ある記事はコレなのでは?という記事の書籍版です。ぜひ投資書籍の2冊目に読んでほしい一冊としてピックアップしました。これを読むだけで本当に資産運用が完結する内容になっていて、僕も当時衝撃を受けました。もちろん書籍版の内容の本質はネット記事とほぼ同じですが、理論編がわかりやすく改定されていたり、読みやすくなっています。
インデックス投資の名著中の名著です。個人投資家にとっての投資は「ミスった者が負ける」敗者のゲームになった、というのがタイトルの由来。ここで言うミスとは、市場動向に動揺して売買してしまうことを指します。いいからインデックスホールドしとけ、という本。インデックス投資家の教養として読むべき本です。
これは僕が最近読んでよかったと思ってる本です。マクロ経済における金利の重要性を懇切丁寧に説明してくれています。金利が経済の基本であることを再認識させられました。初心者でも読みやすいように書かれていて、とくに予備知識は必要ありません。投資タイミングに活かせるかと言えばそこは同意しかねますが、金利による経済の定性的な動きを理解するのはこれで十分と思いました。
この本はKindle Unlimitedの読み放題サービスで提供されていることが多いです。Kindle Unlimitedは初めてであれば30日無料体験が使えるので、それで読み切ってしまうのもいいかと思います。僕はそうしました。
これは最近複数の視聴者さんに紹介してもらって購入した本です。主張は題名どおり「余剰資金が出たら即刻インデックス投資せよ」というもので、僕も思想とほぼ一致しています。また、前半部分では「節約には限界がある」「収入を増やす努力をしよう」という主張もされていて、その辺も共感できる部分は多いです。とてもいい本だと感じましたので、よかったら手にとってみるとよいかと思います。
これは最近視聴者さんに教えてもらった本です。株式投資や資産運用の考え方を学ぶのに、とても素晴らしい名著だと思いました。著者はインデックス投資にも精通していることが伺える一方で、各個人の資産運用は人としての合理性も考慮すべきと説いてます。株式投資のリターンは「リスク(値動き)の対価」をわかりやすい例も含めて明示してくれていて、投資初心者の方にぜひ読んでみてもらいたい本ですね。
2024年の年初に亡くなられた山崎元さんの遺作。内容は父から息子への手紙をイメージして、資産運用や生き方のアドバイスをおくるというもの(実際に送られた手紙の内容もあります)。涙なしには読み切れない名作でした。投資における主張はいつもの著者のものと全く同じ。ブレないところが山崎さんの良さですね。ぜひ読んでもらいたい一冊。
米国の著名投資家ハワード・マークス氏の著書で、彼の著書はなんとあのウォーレン・バフェットのお気に入りらしいw バークシャー・ハサウェイの株主総会でこの本を配ったというウワサも残っています。ハワード・マークス氏自体はインデックス投資にも一目を置くアクティブ投資家で、市場平均に勝つのは難しいと認めつつもどうすれば勝てるか?を色々とアドバイスしてくれる本です。
僕が一番好きな本。難しい数学的な知識を必要とせず、現代ポートフォリオ理論(≒ランダムウォーク理論)をかじれます。正直な感想を言うと全ての書いてることが興味深かったわけではありません。なので隅々まで読んだわけではないですが、理論のところはとてもわかりやすいのでおすすめです。これ読んでからWikpedia見たらだいぶ理解が進みました。
上記の本に加えてもう少しファイナンスを詳しく知りたい方向けにおすすめです。CAPMの考え方やそれをもう一歩発展させた3ファクターモデルのことも理解できます。ほかにもプライシング理論やリスク管理などの基礎知識もこれで十分わかるかと。
インデックス投資の父でありVanguard創業者のBogle氏の名著です。僕が最も尊敬する偉人でもあります。その先見性と残された功績には尊敬の念しかありません。内容はインデックス投資のベーシックな内容ですが、後半には債券との組み合わせ論などにも言及されています。全部が全部同意見というわけではありませんが、インデックス投資を志す者であれば必読書とも言ってよいかと。
ランダムウォーク理論(株価の動きはわからないという前提を置く理論)について、歴史を交えて語った本。これも名著と言われています。理論の概念はざっくりとわかるかと。歴史の部分が長くて、そこは読み飛ばしました。
本をほとんど読まない僕が唯一知ってる作家さん、橘玲さんの本。とても読みやすい文章で書かれていて、こんな文が書きたいなといつも思ってます。僕が海外株を中心に買っているのはこの本の考え方に近いです。
かつて日本の長者番付で一位になったサラリーマンとして話題になった清原達郎氏の初めての著書。これまでメディアにほとんど出てこなかった氏の赤裸々な体験談が多数載せられています。内容は初心者向けではありませんが、どこにでも溢れているインデックス投資を勧めるだけの本に飽きた方にはとても面白いはず。かく言う私もその一人(笑)純粋な読み物としてとても面白いです。
社会保険料がホットな話題として挙げられることが増えました。本書はその社会保険料の節約として最も有名な「マイクロ法人スキーム」のきっかけになった名著です。いま巷で使われているマイクロ法人という言葉は、この書籍で初めて使われたと言われています。もしマイクロ法人設立に興味があれば、まずは最初のバイブルとして読破しておくべき一冊です。
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