ぼくのメインカメラはニコンZ6。フルサイズなのに小さくて軽く、大変気に入ってます。
そのZ6の中でも一番気に入ってるのがSnapBridgeです。これを目的にニコンにしたと言っても過言ではありません。実際、こいつが便利すぎて、もう手放せません。
一方でカメラ好き界隈では、SnapBridgeが話題に上がることはほとんどありません。ちょっと寂しいので、ここでぼくがその素晴らしさを紹介しようと思います。
そもそもSnapBridgeってなに?
SnapBridgeは、カメラとスマホをBluetoothで接続して、画像を自動転送する機能です。ホームページでの紹介はこんな感じ。
nikon imaging HPより引用。一眼で撮影した画像が勝手にスマホに転送されます。
要するに、一眼のカメラをスマホのカメラライクに使えるんです。超便利じゃないですか?
SnapBridgeがなかった時は、メモリーカードの画像をpcで吸い出し、圧縮してクラウドに保管、スマホにダウンロード、ってやってました。めっちゃめんどくさい。。。
他にもある!SnapBridgeのメリット
平たく言うとスマホへの自動転送なんですが、他にも隠れたメリットがあるんです。
クラウドに簡単にバックアップできる
ニコンイメージサービスに登録してあると、一眼から転送した画像をクラウドに楽々バックアップできるんです。
SnapBridge特設サイトより引用。Nikon Image Spaceに登録しておけば無制限にクラウドでバックアップがとれます。しかも自動アップロード。
手順はSnapBridgeアプリを開くだけ。アプリを開くと、こんな感じでバックアップが始まります。ぼくはWi-Fi接続時のみアップロードする設定にしてます。自動バックアップにするなら、モバイル通信でもアップロードするようにもできますよ。
アプリ開いて放置するだけでOK。PCもメモリーカード取り出しも必要ありません。個人的にはこれはポイント高いです。
リモコンとしても使える
地味に便利なんです。スマホをリモコンにして撮影できます。今までのWi-Fi接続でもあった機能ですね。これで集合自撮り写真も楽勝です。スマホ画面でライブビュー撮影感覚で撮れます。
他社のスマホ転送機能はどうなの?
どうせ他社にも同じ機能あるんでしょ?
と思ってませんか?それが、意外にもないんです。各社のスマホ転送機能を調べてみました。
SONYの場合
ミラーレスの絶対王者SONY。カメラ自体の魅力はすごくあります。一方でスマホ転送機能はこんな感じ。
Imagin Edge Mobile HPより引用。いつの間にか新しくなってました。自動転送とリモート撮影はできますが、自動バックアップはできない。
最近アップデートされて、Imaging Edge という名前になりました。これを見るとSnapBridgeと同じような自動転送やリモート撮影時ができそうなんですが、、、、
Imaging Edge HPより引用。自動バックグラウンド転送対応機種が少ない。
対応機種がほとんどありません。ニコンZ6のライバル、α7iiiも非対応。これからに期待ですかね。
また、自動バックアップ機能もありません。
キヤノンの場合
最近、意欲的なボディする噂もあり、活気のあるキヤノン。キヤノンEOS Rのスマホ転送機能はこんなの。
キヤノンHPより引用。自動転送と言いながら、アプリを起動しないと転送できない仕様。
スマホを操作したらWi-Fiでカメラからデータを吸い上げられる仕様です。自動転送ではありません。ちょっとショボい。バックアップもできません。リモート操作はできるようですね。
結論 SnapBridgeを目的にニコンを選んでもいいくらい便利
主要3社のスマホ連携機能をまとめてみたのがこちら
Nikon | SONY | Canon | |
自動転送 | ◎ | 〇:対応機種少 | × |
リモート撮影 | 〇 | 〇 | 〇 |
自動バックアップ | 〇 | × | × |
ニコンが最も優れていて、Sonyも追従してるような感じでしょうか。こういう機能ってニコンは苦手な印象があったんですけどね。意外です。
Z6はメモリーカードがシングルスロットなのをよく揶揄されます。実はSnapbridgeを使えば、カードが壊れる直前まではスマホに画像をバックアップできるんです。デュアルスロットなんぞなくとも安心です。
ほんとうにSnapbridgeを使い始めて画像整理がラクになりました。この機能を使ってない方、ぜひ使ってみてください。すごく時短になりますよ。
※本音はやっぱりニコンの最大の魅力はレンズだとは思ってますけどね。
↓今回使用したカメラはこちら