皆さん、この暑い夏の終盤をどのようにお過ごしでしょうか?エアコンをガンガンにつけている人も多いかと思います。我が家もエアコンはケチらずに24時間稼働中です。さすがに暑いですもんね。
我が家は吹き抜けリビングの構成をとっているのですが、吹き抜けは夏場にかなり暑くなります。なのでエアコン2台体制で、昼間は2台稼働して夜間は1台稼働って感じです。1階に配置しているダイキン製エアコンは約10年前の製品ですがとてもよく冷えて満足しています。1回だけルーバーが壊れましたが…。
一方で2階に配置している富士通ゼネラル製ノクリアはいろいろと問題が出てきているのです。まあダイキンのうるさら7に比べて半額以下の激安だから仕方ないとは思ってますけどね。例えばつい先日は全く冷えなくなって修理しました。エアコン冷媒が漏れてて、冷凍サイクルが機能しなくなっていたんです。
このノクリア、修理してからはきっちり冷えるようになったのですが、また最近になって暑く感じるようになりました。明らかに1階よりも2階が暑く感じます。というのも、明らかに暑いのに風が止まってるんですよね。動いたら冷えてるのに、エアコンが「もう十分冷えた」と判断しているようです。
せっかく修理したのにまた冷えないのは困るなぁ….
と落ち込みつつも、僕自身でできることをやろう!と解決に乗り出しました。結果的にうまく解決できたので、その方法をここでシェアしたいと思います。この記事がエアコンが中々冷えない…とお悩みのノクリアユーザーの役に立てばそれ以上にうれしいことはありません。
自動風量設定が賢くない
現状の問題を振り返ると「暑いのに勝手にブロワを止める」というノクリア自身の制御にあります。おそらくエアコンは室内機のエバポレータ(空気を冷やす熱交換器)もしくはその周辺に温度センサを持っていて、それを所定の温度になるように室外機にあるコンプレッサを調整するのが普通の運転でしょう。だから、何らかの理由でブロワが止まってしまってると温度センサが冷えたままになってしまい、ずっとブロワが再稼働しないのだ、と考えました。つまりはブロワを無理やり動かし続ければいい、ということです。
対策①:風量をマニュアル設定にする
ということで最初に設定するのは風量です。これは簡単。リモコンの「風量ボタン」を押せばマニュアル風量にできます。冷えないのであれば最強かもしくはもう一段階下くらいでいいと思います。
これでもうできた!っと思っていたのですが、そうはいきません。せっかくマニュアル風量に設定したのに、時間が経つとまた止まってしまいます…。なので以下の対策②を合わせて行うことが必要です。
対策②:省エネファン設定をオフにする
この対策にちょっと手惑いましたが、説明書をしっかり読めばわかりました。それは省エネファン設定なるものが働いているようです。それをオフにしましょう。やり方は以下のとおり。
これもリモコンをポチポチやるだけで設定が完了します。簡単ですね。
こいつのややこしいところは、設定でオフにしていても風量が自動風量になっていると稼働してしまうところです。なので必ず設定①と合わせて実施することが必要になります。
結局原因はこのエアコンの温度制御があまり賢くなくて、設定温度に達していないのに達したと判定してしまうところのようです。安物だから仕方ないのか不具合なのかはよくわかりません。まあ僕の場合はとりあえず冷えればいいのでこれでOK。暑く感じたら風量を上げることで対応しています。
結論:エアコンが勝手に止まって暑くなる場合はマニュアル運転にしてしまおう
最近は何でも自動運転になって便利になりましたが、所詮この手の自動モードはテキトーな制御で運転されてます。正直、大したことはやってません。なので、ちょっとセンサが狂ったりだとか、特殊要因が重なると快適に運転してくれなくなってしまいます。
そういう時にはマニュアル運転にすることがとてもいい対処方法になります。この解決策を見出して以来、部屋の中がすこぶる冷えて快適になりました。そして基本的にはつけっぱなしにしてるので、運転の煩わしさも特にありません。十分に満足できる使い方ができています。
この考え方は他社のエアコンでも同じように通用すると思います。もし自動モードをメインに使っていて、勝手にブロワが止まって暑くなってる場合は、この方法を試してみてください。冷媒漏れなどのハードの問題でなければ、きっと快適に部屋を冷やしてくれることと思います!