【保存版】マイクロ法人立ち上げで僕が使ったサービスまとめ【実録】

資産形成&節約
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皆さん、マイクロ法人というものに興味はないでしょうか?最近は僕の動画でもマイクロ法人をテーマにしたものがよく再生されてて、注目が高まっていることを感じます。その根本的なメリット(社会保険料削減、節税効果など)などは以下の動画をご参照ください。

僕もこのようなマイクロ法人を立ち上げたわけですが、そこに至るまでにはたくさんのサービスを利用したり、今もサブスクを契約したりしています。節約のためのマイクロ法人ですからコストミニマムでないといけないのですが、それでも契約せざるえないものがあるわけです。今回は実体験として僕が実際に使ったサービス、今も契約しているサブスクなどをまとめておきたいと思います。この記事がこれからマイクロ法人を設立される方の参考になれば、それ以上にうれしいことはありません。

①会社設立サービス

まずマイクロ法人を立ち上げるにあたっては、法人を設立せねば話が始まりません。近年ではネットの法人設立サービスを使うのが一般的です。基本的には無料で、社印を作る際の実費だけ必要であるところが多いでしょうか。ネットの会社設立サービスを活用すれば、簡単に誰でも会社を設立できる親切仕様です。僕はマネーフォワードの会社設立サービスを使いました。ちなみに僕は社印を購入しましたが、たまに社印プレゼントキャンペーンもやってるみたい。

マネーフォワードウェブサイトより引用。ガイダンスに沿ってやれば誰でも会社設立ができる親切仕様

②クラウド会計ソフト

会社を設立したら当然ですが帳簿をつけないといけません。基本的には複式簿記という方式で記帳するのがルールになっています。けれども特に身構える必要はなくて、最近はクラウド会計ソフトさえ入れておけば、知識のない素人(僕のような)でも問題なく記帳できるでしょう。

おそらく多くの人がマネーフォワードとfreeeで迷われると思います。僕の場合はこれもマネーフォワードクラウド会計を契約しました。いくつかプランがありますが、マイクロ法人なら最も安価なスモールビジネスで十分です。

ネーフォワードウェブサイトより引用。まあ会計ソフトの定番中の定番です
プランは3つ用意されていますが、まずスモールビジネスだけで十二分でしょう

このクラウド会計ソフトは会社設立サービスからの流れで契約しやすいように予め狙われています。つまりは会社設立サービスが無料なのは、このクラウド会計サービスを使ってもらうためということです。

肝心の使い心地ですが、これはとても気に入っています。とくにいいのは仕訳に添付ファイルを登録できるところですね。ここにレシートを貼っつけておけば、領収書類の管理が圧倒的にラクになります。

こういう感じで仕訳ごとにファイルを追加するスペースがあります

こんなの当たり前だろ!と思うかもしれませんが、そうではないんですよね。実は僕は法人ではない個人事業側では「やよいの青色申告オンライン」を使っています。これは業界最安で気に入ってるのですが、仕訳にファイルを添付できないというのが結構不便ですね。めんどくさいですがレシート類はスキャンして自宅のNAS内に保管してあります。スマート証憑管理というサービスもあったりしますが、使い方すらよくわかりません(笑)

なお当方はマネーフォワードを気に入っていますが、唯一気になっているのはfreeeでは税理士なしで法人決算までやれるサービスがついているところです。将来的に税理士なしでの運営を目指している方はfreeeのほうがいいかもしれません。マネーフォワードにはそのようなサービスはなく、全力法人税などの法人申告用のソフトを導入して対応することになります。

③法人銀行口座

マイクロ法人が設立できた後には法人用の銀行口座を作る必要があります。これがマイクロ法人最大の障壁と言っても過言ではありません。けっこうな人が審査落ちをして苦しんでいると聞いたことがあります。

どういうビジネスをしていくかで適した銀行は変わりますが、マイクロ法人のような事業規模が小さいものであれば、まずはネット銀行が審査が比較的ゆるいのでおすすめかと思います。

僕の場合は「住信SBIネット銀行」で申し込んで審査を受けました。事業計画書の提出を求められたり、少しドキッとする場面がありましたが、なんなく一発合格でことなきを得ています。

住信SBIネット銀行ウェブサイトより引用。手数料が安いのが特徴です

特徴はネット銀行ならではのアプリやウェブサイトが充実しているところですかね。とても便利につかえています。現状で困っていることは税金や社会保険料支払いで活用することのあるPay-easyに非対応だったり、社会保険料で言うと自動引き落としに未対応なところでしょうか。これは結構不便なのですが、最近彼らもチカラを入れていて2024年10月ごろから対応するとの声明は出ています。ぼく自身も今は多少不便ですが、暫くしたら対応すると信じて使っていってます。

UIも見やすいしサクサク動くのでとっても気にいってますよ。

補足:法人用のクレジットカードはここで作りました

法人銀行口座を作った後はクレジットカードを作っておきましょう。カード決済とクラウド会計の帳簿は圧倒的に楽ちんです。僕はセゾンアメックスコバルト(←紹介特典付きのリンクです)でカードを作りました。注意点もあるので以下の記事をご参照ください。

④番外編:このブログのレンタルサーバー

僕のマイクロ法人の事業は主に2つあります。1つは資産管理会社、もうひとつはこのブログの運営です。このブログで得た僅かな収益をマイクロ法人の売上としているわけですね。

そしてブログというものは何も金を出さないとロクなウェブサイトになりません。僕の場合はレンタルサーバーを借りて、そこにWordPressというブログソフトをインストールして公開しています。

実際に借りているレンタルサーバーが「エックスサーバー」です。多くのブロガーが使っている定番。僕自身も初期は別のサーバーを借りていたのですが、夜間の速度遅延や安定性に不満を感じてエックスサーバーに乗り換えました。今のところ大満足です。

エックスサーバーウェブサイトより引用。いちばん安いプランにしてます

これも最初からいい仕様は不必要で最安コースで十分な性能があります。僕のブログも昔よりは格段にアクセス数増えましたが、スタンダードで何の問題も出ていません。

結論:便利なネットサービスを活用して効率経営を目指そう

マイクロ法人とは社会保険料削減・節税のために立てるものです。節約のための道具なんですよね。なのでそれに手間暇をかけることは時間の無駄遣いに直結するでしょう。

今回僕が商会したものは全てネットサービスです。これらの便利ツールを使えばかなりラクに法人設立から経営開始まで到れるんじゃないかと思います。もちろん他にも優秀なサービスはあるかもしれません。ただ僕が使っているのは上記のサービスだというのが事実です。ぜひ参考にしてもらって、マイクロ法人設立にチャレンジしてみてください!

まとめ)僕がマイクロ法人経営で使用してるサービスのリンク集

参考:マイクロ法人設立に向けて参考になる本

以下はぼく自身がマイクロ法人設立のために参考にした書籍です。これらの本を購入するのもよいですし、Kindle Unlimited の読み放題サービスの30日無料期間で読み漁るのもいいかと思います。

マイクロ法人と言えば、というのがまずこの本でしょうか。マイクロ法人という言葉はこの著者である橘玲さんが作ったものです。なので、まずはバイブル的に読むといいかと思います。ただし昨今のマイクロ法人の主目的である「社会保険料削減」とはちょっと違う方向で書かれてるので注意。あくまでバックグラウンド知識として読むといいと思います。

YouTubeの視聴者さんに教えていただいた一冊。これは実際にマイクロ法人を作る場合に読む本にいいです。平易な言葉で書かれており、税と社会保険料の両方を考えるのが大事という方針のもとで、どういう法人にすればいいかが語られています。特にマイクロ法人でなぜ社会保険料の削減に繋がるのか?などがこれを読めばだいたいわかるかと。

ちなみに同じ著者の法人に特化した書籍もあります。もし法人運営の基本について知りたければこれも読むといいでしょう。

表紙とタイトルに面食らってしまいますが、具体的な法人設立のプロセスや作業などを知りたければこの本もいいかもしれません。

かの有名人、高橋洋一さんによる会計学の入門書です。どうしても法人運営には初歩中の初歩の会計知識が必要になります。僕自身も複式簿記の意味すらよくわかっていませんでしたが、この本のおかげでなんとなくイメージはつかめるようになりました。薄く広く知っておくことがすごく重要。Kindle Unlimited の読み放題サービスで読めたと思います(2024年8月時点)

これは個人事業主としての経理の基本を学ぶのに役立ちました。カラーで書かれているので視覚的にも理解がしやすくておすすめです。

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