今の仕事を辞めて、好きなことをして過ごしたい。好きなことを仕事にしたい。でも、家族もいるし、不安だ・・・。そんな方はけっこういるのではないでしょうか?
自由な生き方をしたいだけど、どうしても守るべきものを守っていく自信がない。そんな方のために、どれくらいの資産があればアーリーリタイア(早期退職)できるのかを簡単に計算してみました。この資産を目標にすれば引退しても不自由はしないと思います。
目標があれば、がんばれますよね。ゴールがないとダラダラしちゃいますから。
計算の前提
前提はズバリぼく自身をモデルケースにしています。
- 家族構成:妻、子供
- 住宅ローン:あり
です。支出関係をざっと集めたのがこちら
支出 | |
項目 | 月々支出 |
電気料金 | 14000 |
ガス料金 | 5000 |
食費 | 40000 |
通信費 | 10000 |
住宅ローン | 100000 |
国民健康保険 | 40000 |
保険 | 3500 |
教育費用 | 10000 |
雑費 | 10000 |
合計 | 232500 |
だいたい、月々24万円弱くらいあれば生活できそうです。あくまで何の楽しみもなく、生きるだけの生活だったらです。この24万円を資産運用で上回る必要があります。
どれくらいの運用利回りで生活が維持できる?
下のグラフは、利回りを横軸にとったときの、月々24万円得るための元手資金を表しています。この利回りは、株式の利益にかかる税金を考慮しています。
米国株インデックスという一番簡単な投資先で考えると年率7.5%程度のリターンを期待できます。その場合、4400万円あればまずは食っていける計算になります。
※米国株インデックスの期待リターンの試算はこちらの記事をどうぞ
こうして数値にしてみると、意外といけるんじゃね?って思えてきませんか?何事も目に見える目標にすることが大事だと思います。そうすれば頑張れたりしますから。
ただ、50年の歴史を見て期待できるリターンを計算しているものの、7.5%の運用は度胸がいります。勇気がいるのは確か。
※ただ、これは退職前の収入に基づく所得税、住民税を考慮してないです。一年間は耐え切る余裕代が必要なので注意。
結論: アーリーリタイアするには4400万円用意しろ!
4400万円と言われると、けっこうすでに蓄えている人はいるのではと思います。数値を明確にすれば、きっと頑張れると思います。まずは資産運用しながら、お金をためていきましょう。そしたら、家族を守って、自分の夢もかなえられる、かもしれません。