みなさんはデスクに拡張用のUSBハブやドックを使っていますか?ぼくは最近、ハブの安物を買い続けて後悔ばかりしています。
たぶんこの商品が悪いわけではなくてM1 Macの不具合だと思うのですが、Macが2回も故障したので怖くなって使えなくなりました。というわけで既に処分済み。今はハブを持っていませんのでUSB-C変換アダプタ等を駆使して、不便な思いをしております。
そんなに困ってるなら、何で新しいハブを購入しないの?
と思われそうですが、そこには理由があります。狙っている新商品があるためです。もう既に海外ではレビューされているので、今回はその記事を見て新商品の実力を探ってみたいと思います。
追記:ついに”CalDigit Thunderbolt 4 Element Hub”をゲット!(すぐ品切れになるので注意)
狙っているのは CalDigit Thunderbolt 4 Element Hub
ぼくが狙っている商品はCalDigit Thunderbolt 4 Element Hub。最近海外で発売された小型のハブです。
USB-Cのドックなんて腐るほどあるのになぜこれを狙っているのか?そのポイントは以下の3つです。
①Thunderbolt 4 に対応していて、そのポートが4つもある
ただのUSB-Cではありません。Thunderbolt に対応しているドックなのがポイント高いです。ここでは詳述しませんが、USB-C (10Gbps)と Thunderbolt (40Gbps) はN-BOXとフェラーリくらい差があります。高級品です。※USB-CとThunderBoltの違いはこちらが詳しいです。
これだけ速度が速いと、外付けのSSD M.2 NVMeのものを接続すれば内蔵SSDと遜色ない速度で通信できます。すごい!
しかも、このハブは数少ないThunderbolt 4 対応なんです!Thunderbolt 4 は Thunderbolt 3 と比較してかなりパワーアップしてます。
Thunderbolt 3 | Thunderbolt 4 | |
40Gbps出せるケーブル長 | 0.8m | 2.0m |
1ポートあたりの接続数 | 2ポート | 4ポート |
PCIeベースの最大データ転送速度 | 16Gbps | 32Gbps |
4K解像度ディスプレイ接続数 | 1台 | 2台 |
長く使いたいのであればThunderbolt 4 対応がいいでしょうね。Element HubはThunderbolt4を4ポートも持っているので、繋ぎたい放題です。ちなみにM1 Mac は Thunderbolt 3 なのでポテンシャルを発揮しきれませんが、買い替える頃にはThunderbolt4に対応していることでしょう。
ひと足先に紹介されている海外レビューでは、書き込み1440Mbps, 読み込み2500Mbpsのとんでもない速度が出ると報告されています。これに高速SSDを接続して、Davinci Resolveの作業スペースにしたらどれくらい高速になるんでしょうか?楽しみでなりません。
②コンパクトで価格が控えめ(の予想)
公式の画像を見る限り、かなりコンパクトに仕上がっています。USB-AとThunderboltポートしかないシンプルな仕様なので、小さくできるんでしょうかね。
小さい理由のもうひとつは電源アダプタ付きであることでしょう。本体に電源部分がありません。先程も紹介した海外レビューでは電源アダプタの写真が上がってます。電源アダプタはそれなりに大きいです。まあ机の下に隠せれば、そんなに気にすることではないかなと思います。うちは隠せます。隠せれば机の上はすっきりするので都合はよいですね。
価格は今のアメリカ通販サイトを見ると $180。日本円で19728円です。同社の他製品のアメリカ通販と日本の価格から推定するに 24000円くらいと予想しています。アップル公式ストアでも販売している TS3-plusは$250で販売価格33000円ですから、随分安いと思います。
Thunderbolt 4 に対応しながら、Thunderbolt 3 製品よりも安いのはお買い得だと思いますね。
③アップル公式ストアで扱われるCaldigit製の安心感
いちばんはこれですよ!ぼくは今まで安物のハブを購入してM1 Macの互換性に泣かされてきました。その点、Caldigit社はアップル公式でも扱われている信頼のおけるメーカーです。互換性で心配することはまずないでしょう。
結論:ドックを買うならThunderbolt 4対応を買って一生モノにせよ
まだ買ってすらないぼくが言うのもなんですが、ドックにはお金かけたほうがいいです。安物買いの銭失いはもうコリゴリです。Macが2回も入院しましたらね・・・。結果的に時間で損してます。
Caldigit製であれば、まず問題なく動作するでしょう。
ちょっと残念なのは、3月発売予定だったのが4月に延びたこと。公式ページを見るとEarly Mayになっているように見えるので、ひょっとしたら5月まで延びるかもしれません。早くきてほしい!